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「説明過多の映画にはうんざり」。写真家・監督のショーン・エリスが語る

2008年11月14日 12:00

次作は日本のどの街を舞台に?「フローズン・タイム」

次作は日本のどの街を舞台に?
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[映画.com ニュース] 世界的に活躍する写真家で、初の長編映画「フローズン・タイム」で映画監督としても才能を発揮したショーン・エリスの長編第2作となる「ブロークン」(11月15日公開)。来日したエリス監督が、インタビューに応じた。

映画は、ロンドンに暮らすジーナ(レナ・ヘディ)が家族や恋人と父親の誕生日を祝っていると、突然大きな鏡が割れ、その翌日から彼らの前に自分たちとそっくりの人間が現れ出す、エドガー・アラン・ポーの短編小説からインスパイアされたというホラー。

前作同様、エリス監督ならではの映像美が印象的な本作。セリフを極限まで削ぎ落とした緊張感のあるシーンが続き、ストーリーは予期せぬ方向へどんどん進んでいく。「登場人物が説明ばかりするような映画が最近多いけれど、退屈すぎて自殺したくなるよ。僕は(観客に)答えを全部与えずに疑問を残すんだ。想像が夢のように広がる映画の方が面白いからね」

ブラザーズ・グリム」「300/スリーハンドレッド」などで知られる、均整の取れた美しい顔立ちのレナ・ヘディを主演に起用した理由についてエリス監督はこう話す。「彼女はブロンドじゃないけどヒッチコックの映画に出てくるようなシャープな女優で、この映画のフレームによく合うんだ。もちろんシルエットで女優を選ぶわけじゃないけどね」

ヒッチコックといえば、本作に「サイコ」(60)のシャワーシーンを彷彿させるシーンが登場する。「60年代以降はシャワールームで人を殺すと全部ヒッチコックの影響だと言われてしまう。でもそろそろやってもいいかなと思って(笑)」

エリス監督曰く、写真家と映画監督に求められるものは共通する部分も多いが、そこには大きな相違点もあるという。「瞬間をとらえる写真と、時間の制約があり、時間の流れで観客に何かを伝える映画。映画監督は信念や思想、エゴさえも持っていなければならないと思う。ただ美しい映像を撮るだけじゃなくてね」

次回作は日本を舞台にした日本語での作品を考えているそう。その美的感覚でどんな日本を描いてくれるのか、今から楽しみだ。

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