ヒラリー・ダフが「ビバリーヒルズ青春白書」に主演？誤報で揺れる

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［映画.com ニュース］　20歳の全米のアイドル女優でシンガーのヒラリー・ダフが、「Beverly Hills 90210」のスピンオフドラマに主演すると先週末発表されたが、結局誤報だったことが判明した。

そのオリジナルドラマは、米FOXで1990～2000年に放送された青春ドラマ（“90210”はビバリーヒルズ局内の郵便番号）。シーズン1～3は「ビバリーヒルズ高校白書」、シーズン4～10は「ビバリーヒルズ青春白書」と題され、日本でもNHKで放送されて人気を博し、シャノン・ドハーティ（ブレンダ役）やルーク・ペリー（ディラン役）がアイドルとなった。同ドラマからソープオペラ「メルローズ・プレイス」が誕生しているのは有名で、なだぎ武と友近のお笑いユニット「ディラン＆キャサリン」はペリー演じるディランをパロディ化したものだ。

事の発端は、ヒラリーが「ビバリーヒルズ青春白書」のアップデイト版となる米CW制作のスピンオフシリーズに主演すると伝えたこと。だが、4月28日に行われた彼女の最新出演作「War, Inc.」のプレスインタビューで、この事実を「いいえ、本当のことじゃないわ」と自ら否定した。

なお、CWからの公式発表によると、同作のキャスティングは着々と固まりつつあり、ヒラリーが演じると誤報された主役のアニー・ミルズを18歳のTV子役シェナ・グリメス（TV「Degrassi: The Next Generation」）、アニーの母をロリ・ローリン（TV「フルハウス」）が演じる。

ヒラリーは、01年に放送開始された米ディズニーのTVコメディ「リジー＆Lizzie」で全米アイドルになり、その映画版「リジー・マグワイア・ストーリー」（03）や「エージェント・コーディ」（03）を大ヒットさせた人気女優。ポップシンガーとして絶大な人気を誇るが、最近ではソフトバンク携帯電話のディズニー・モバイルのCMキャラクターとして日本ではなじみ深い。全米での人気は絶大のようで、先日発表されたFHM誌「世界一セクシーな女性」でも第7位に選ばれている。