狐を通して親子の絆描く「子ぎつねヘレン」完成
2006年2月14日 12:00
昨年の「クイール」に続いて松竹が送り出す、春休み動物映画シリーズ第2弾「子ぎつねヘレン」がこのほど完成。2月12日、有楽町朝日ホール(東京・有楽町)にて完成披露親子試写会が開催され、主演の大沢たかお、松雪泰子、河野圭太監督らが舞台挨拶を行った。
映画は目と耳が不自由な1匹の子狐ヘレンを通して、主人公の少年やその家族のふれあいを描く感動作。当日は約700名の親子が招待された。大沢は「ヘレンを通して家族がひとつになっていくところや、人とふれあうことの意味など、いろんな言葉が込められている。つい最近観たのですが、すごく感動してしまいました」と挨拶。共演の松雪も「北海道の大自然だけでも見ていて心地いいと思いますし、ヘレンを世話する主人公・太一の姿も感動的。すごく暖かい気持ちになれる映画です」と口を揃えていた。
「子ぎつねヘレン」は3月18日全国ロードショー。