「皇帝ペンギン」、アメリカでも予想外の大ヒット
2005年8月2日 12:00
超大作がひしめくアメリカの夏の映画界で、ドキュメンタリー映画の「皇帝ペンギン」がヒットを飛ばしている。すでに全米で興収1200万ドル(約13億4800万円)を超えており、ドキュメンタリー映画として歴代3位の成績。アカデミー賞を受賞したマイケル・ムーアの「ボウリング・フォー・コロンバイン」の2160万ドル(約19億3000万円)を超えるのも時間の問題と見られている。
昨年歴代ナンバーワンの記録を打ち立てたマイケル・ムーア監督の「華氏911」の1億2000万ドル突破は不可能だろうが、夏のボックスオフィスでドキュメンタリー映画がここまでのヒットを飛ばすのは極めて異例のこと。ちなみに、モーガン・フリーマンがナレーションを務めるアメリカ版は、フランスのオリジナル版より5分短縮されている。