ルーカス、「スター・ウォーズ」の実写ドラマを製作へ
2005年5月3日 12:00
「スター・ウォーズ セレブレーションIII」コンベンションに出席したジョージ・ルーカスが、「スター・ウォーズ」関連のテレビシリーズを2本企画中であることを明らかにした。そのひとつは、カートゥーン・ネットワークで人気を博したテレビアニメ「スター・ウォーズ/クローン大戦」を1話あたり30分に拡大し、3Dアニメ化するというもの。
「クローン大戦」は、映画「エピソード2/クローンの攻撃」から「エピソード3/シスの復讐」までの橋渡しとなる内容となっていたが、ルーカスはさらに「エピソード3」から「エピソード4」(77年のオリジナル版)までのストーリーを描くテレビシリーズを企画中だ。こちらは実写ドラマとして製作されるが、本編で活躍するメインキャラクター達はフィーチャーされないという。ルーカス監督は「『インディ・ジョーンズ/若き日の大冒険』の時のように、まずは1シーズン分のシナリオをすべて書き上げてからスタートさせたいんだ。企画を立ち上げて、番組のプロデューサーを雇ったら、私は身を引くことになると思う」と語り、撮影開始まで1年はかかりそうだとしている。
そう言いながらも、ルーカス監督は精力的にプロモーション活動を続けている。「エピソード3」の全米公開を1週間後に控えた5月12日に放送される人気の青春ドラマ「THE O.C.」に、ルーカス監督が“ジョージ・ルーカス役”で出演することが明らかになっている。