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残すはカンヌのみ。ベルリン、ベネチアを制した韓国人監督が来日

2005年3月1日 12:00

キム・ギドク監督「サマリア」

キム・ギドク監督
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第54回ベルリン国際映画祭で銀熊賞(監督賞)を受賞した韓国の鬼才、キム・ギドク監督が、受賞作「サマリア」の日本公開に先立って来日、2月25日、東京・渋谷のセルリアンタワー東急ホテルにて会見を開いた。

今作でベルリン、「空き家」でベネチアと、世界3大映画祭のうち2つで監督賞を受賞し、残すはカンヌだけという実力派。会見で「私は映画を作る人間で賞を取る人間ではないし、私の撮る映画が賞を取ることを望んでくれる人、そうでない人がいることも分かっています。私自身と作った映画の進む道は違うのです」と穏やかに語るその姿は、これまで痛みを前面に押し出したショッキングな映画を多く作ってきた監督には見えない。

ただ、最近の作品に関して「痛みを伴いながらも癒しを感じる作品が続いているのはどうしてか?」と問われると、「自分の社会に対する見方が変わってきたからでしょう。理解と和解を通じて、もう少し世界を美しく描きたいと思うようになったからです」と語った。

また、先日自らの命を絶った自国の女優イ・ウンジュについても、「私は今まで監督が一番大変だと思っていましたが、実は俳優が一番大変。絶えず自分の役割について悩んでいたのでしょう。私の作った映画の俳優も、常に魂を注いでくれているが、そのために役柄の人生を生き、そして魂に傷を受けるのでしょう」と俳優業の辛さへの理解を述べた。

ふたりの少女の憧れにも似た友情が導く、美しくも残酷な物語「サマリア」は、3月26日より恵比寿ガーデンシネマにて公開。

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