ジャッキー・チェン、久々に香港に帰る
2005年3月1日 12:00
最近はハリウッド映画での活躍が目立っていたジャッキー・チェンが久々に地元の香港に帰り、香港のキャスト、スタッフで作り上げた「ポリス・ストーリー」シリーズの最新作「香港国際警察/NEW POLICE STORY」。本作のPRのため、ジャッキー・チェン、ニコラス・ツェー、ダニエル・ウーが来日し、2月24日、東京・溜池の東京全日空ホテルで記者会見を行った。
冒頭で「お久しぶりです」と日本語で挨拶したジャッキーは本作について、「今回は酒を飲み、失恋し、仕事でも失敗して、若い人に助けてもらう役でした。それと同時に自分が若い頃にチャンスをくれた人達への思いに応えようと思い、若いスターを起用しました」とコメント。チャンスをもらい、ジャッキーと共演したニコラスは「子供の頃からジャッキーを見て育ってきたので、共演はとても嬉しかった」と語り、ダニエルは「ジャッキーにはスター、俳優としてよりも、よりよい人間になるためにはどうしたらいいかを教えられた。人間として尊敬しています」と香港の大スターに改めて敬意を表した。
今後は東京・新宿を舞台にした作品を撮る予定なども明かしたジャッキーだが、これからは後進の育成にも力を注いでいくという。「香港国際警察/NEW POLICE STORY」は3月5日公開。