劇場公開日 1946年

「そんなにドキドキはしなかったが心理的描写が上手い」疑惑の影 レインオさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0そんなにドキドキはしなかったが心理的描写が上手い

2017年1月19日
iPhoneアプリから投稿

憧れの叔父さんが訪れる。

最初のシーンを除いて全ては少女チャーリーの視点で描いたストーリーと言ってもいい映画だった。

同じ名を持っている二人のチャーリー。少女は叔父さんのチャーリーに自分の家の新鮮な空気を注入することを期待したが、不本意に彼の秘密を発見。
この映画特に上手いところは少女チャーリーの心理的描写だった。最初チャーリーの到来に対して仕草やセリフ全般で喜びを表現したが、彼を疑う途中またその疑いを確信した後、態度の転換は顕著であって、「この家から出ないとあなたを殺す」と言ったようなセリフもあって、対比的だった。少女の気持ちもわかりやすくなる。

最後チャーリーの死のところでこの話の恐ろしさを実感。チャーリーは少女を殺す気も怖いし、また事故で自身が死に至るのも怖かった。
またこの事は少女に対する影響もわかる。何度も強調される二人の同じ名前、その名前もこの事件と同じく、少女に一生伴うのだろうし、心に影を残し、永遠に除去不能だろう。

こんな感じかなー

そんなにドキドキはしなかった。
意味不明なところもあって難しい部分もあり。
でも最後まで飽きずに観れるのはやはり物語提示の面にはちゃんとアレンジしたってこと。

レイン