ハピネスのレビュー・感想・評価
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ロリータファッションとは無縁だった私も、偶然この映画に出会いました...
ロリータファッションとは無縁だった私も、偶然この映画に出会いました。「私あと1週間で死ぬの」というちょっと???(ハテナ)な衝撃的なセリフから始まる物語は、残された1週間を懸命に生きる少女と恋人の姿を描いています。娘を持つ親として、共感するところも多々ありました。
主人公・由茉が「死ぬことなんて、宝くじで3000円当たるくらいよくあること」というセリフや葬式に希望した赤とピンクのバラ、そして由茉自分自身が用意した可愛い紅茶が入っていたアムールとプシュケーが描かれた骨壺など固定概念を覆すインパクトがありました。
確かに葬式に決められた花や真っ白な骨壺を使う必要はありません。映画自体は睡魔が襲ってくることもありつつの2時間でした。
初めてのことは怖い
彼氏のことを「キミ」と呼び続けるヒロインと、人の話を相槌無しで聞き続ける主人公。癖の強い会話とありきたりで平凡なストーリー。そこにアクセントとしてロリータ要素。ん〜、流石にハマれないかな笑
なんか絶妙にテンポが悪いし、このテイストなら100分以内にまとめたほうが断然面白いはず。ロリータファッションをテーマに扱うなら、映像にはもっとこだわりを持って欲しかったし、風変わりな設定なのに展開どシンプルってのが、なんか歯がゆかった。退屈はしないけど、もうひとつ、独得なエピソードやアイデアがあれば。結構惜しい。
蒔田彩珠の役ハマり率の高さは異常。毎回満点の演技をしてくれる。今回も「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」に次ぐ、名演技。しっかりと輝いていた。
一方で窪塚藍琉。窪塚洋介を父に持つ、俳優二世なわけですけど...正直まだまだ演技の勉強をした方がいいかなと。心ここにあらず、でどうも感情移入出来ない。棒読み&無表情。原作もこんなキャラなのかもしれないけど、どちらにせよ好きにはなれないよな〜。でも、いい顔してるんで、今後に期待。
山崎まさよしは意外にもいい味出していて、吉田羊との相性もかなり良かった。この夫婦関係がこの映画1番の見どころかも。〈娘の死〉に対する向き合い方は、理想的かつ現実的。これ、恋愛映画にしなくても良かったかもな、笑
君が笑ってくれるなら。
付き合ってから7ヶ月の時に私は一週間後に死ぬと言われた彼氏と、余命一週間の時にローリタ・ファッションに目覚め好きな食べ物はカレーな彼女の話。
心臓に奇形があり…、余命一週間を共にし行きたい場所へ行き、食べたい物を食べ彼女ユマの死を看取るまでの雪夫のストーリー。
本作観ての感想はストーリーは悪くないと思うけど男性俳優陣、主演の彼とユマの父の棒読み感、間とかが妙に気になってしまい少し冷めてしまう、ヒロインの彼女と吉田羊さんは安定なんだけど。
窪塚洋介さんは好きだし、その息子の愛流君だから今後に期待!あと、ロリータファッションは全然ありだし可愛いと思う。何でもそうだけど自己満出来てればいいんじゃないと思う。
謎が多くて本作の表現したい事が解らなかった作品。 本年度ベスト級。
由茉役の蒔田彩珠さん目当てで鑑賞するものの残念な作品だった。
余命7日の由茉と彼氏の雪夫の物語。
「君」と言うセリフが多め。
それに重要な意味があると思いきや、そうでは無かった謎。
ベッドシーンや入浴シーンも登場。
かなり中途半端な感じ。
それに意味があるのか謎。
ホテルの清掃員向けに由茉が書いたメッセージは良かった!
でも封筒に入れたアレは不要だろ。
ラストで予想も出来ない展開があると期待するものの何も起こらず謎の展開。
笑も感動も涙も何も無い、全く謎の作品だった(笑)
ロリータファッションにも全くハマらず。
由茉の彼氏の演技も微妙😞
蒔田彩珠さんの次回作には激しく期待しています( ´∀`)
ロリータファッションとカレーのスパイスが効いてます。
恋人の突然の告白からはじまった〈最期の 7 日間〉の物語
ありがちな余命モノながら、ロリータファッションとカレーでスパイスを加えた一品。
泣けなかったけれど、余命宣告されたなら、
真っ先に自分ファーストってところが共感できた。
同じ嶽本野ばらの原作「下妻物語」(2004)が好きだったので、
どう展開するかを楽しみに鑑賞したものの、ちょっと及ばなかったみたい。
惜しいな。
【“愛し合ったまま、引き裂かれる幸福。”高校生男女カップルの、ラストデイズを描いた作品。嶽本野ばらワールドを、どれだけ受け入れられるかで印象が変わるのかもしれないと思った作品でもある。】
◆感想
・最初は、余命僅かな由茉(藤田彩珠)の願ったロリータの衣装に可なり引いてしまった。だが、”余命僅かなんだよなと”思い直し、色眼鏡で見る事は止めにして鑑賞続行。
・由茉の願いを聞き、彼女が好きな服装をしたりして同級生から”恥ずかしくないのか?”と言われても顔色を変えない雪夫(窪塚愛流)に好感を持つ。
■由茉の重い心臓の病を知りながら、彼女の願いを聞く両親(吉田羊&山崎まさよし)にはやや”私だったら、独り暮らしのボーイフレンドの家に娘が泊まるのを許可するかなあ”とか、”倒れたばかりなのに、大阪に二人で行かせるかなあ。”とか考えてしまったが、世俗的な考えかな、と思い鑑賞続行。
そして、二人が行った”イノセントワールド”の大阪本店(本当にあるんだね。ビックリ!)や資生堂パーラーで”スペシャルカレー”(諭吉カレーだね!)を食べるシーンなどは楽しく鑑賞。
・だが、天の采配は厳しくて・・。
<由茉の葬儀は簡素だが、赤ピンクのバラに囲まれ骨壺は彼女の希望でブグローの絵が描かれた可愛い壺に収められる。
久しぶりに拝見した、藤田彩珠さんや橋本愛さんの姿が観れて、良かったなと思った作品である。>
すき焼きよりもカレーを選んだ普通の子のハピネスな日々
心臓に重い病を抱えた17才の少女の残された日々に寄り添う若き恋人とのラブストーリーですね。
そして彼と共に少女を支える両親との家族の愛を描いた作品でもありました。
好きなファッションに身を包み、大好きなカレーを食べる。
何でもないようなささやかな事でも、そのそばにはいつも愛する彼がいてくれる。
自分らしく生きると言うのはなんと幸福なことなんだろうと思わせてくれます。
蒔田彩珠ちゃん、余命いくばくも無い由茉役を見事に演じましたね。そして可愛らしかったです
窪塚愛流くんも良かったのですが、山崎まさよしさんと吉田羊さん演じる由茉の両親の愛の方が、劇中の彼の思いを上回っていたように感じました。これは演者の力なのでしょうか。
あと橋本愛ちゃんの存在感あるお姉ちゃん役が絶妙でした。
高校生の二人を考えれば、少しリアリティーにかけるシーンもありましたが、出会った事が奇跡と言う二人と、少女の両親の愛が溢れる物語を見る事が出来て良かったです
蒔田彩珠が素晴らしかった
高校の美術室で出会った雪夫と由茉は恋人となり、幸せな日々を過ごしていた。そんなある日、雪夫は由茉から突然、余命があと1週間しかないと言われた。彼女は生まれた時から心臓に病気を持っていて、手術にも耐えれない状態とのこと。残された時間を、憧れていたロリータファッションで過ごし、大好きなカレーを食べ、雪夫と一緒に過ごしたいと言った。そんな由茉に、雪夫が寄り添っていく、という話。
由茉役の蒔田彩珠にやられた。ポツポツと話す話し方が良かったし、ロリータファッションも似合ってたし、ほとんど化粧してないのに綺麗で可愛かった。たった1週間だったけど、彼女がしたい事に付き合う雪夫や彼女の両親役の吉田羊と山崎まさよしも良かった。
自分の彼女から余命1週間、なんて言われたらどうするだろう、と雪夫の気持ちになって観てた。
蒔田彩珠の素晴らしい演技を鑑賞する作品。
ロリータへの矜恃に涙する
余命1週間に泣く映画だと誤解してもらっては困る。
ロリータファッションへの矜恃に涙する映画だ。
冒頭からどんどん魅せてくれるロリータファッションは嶽本野ばらや青木美沙子監修で素晴らしさにうるうる来てしまう。
イノセントワールド大阪本店のメゾンの店員に青木美沙子さんを配する粋な計らいにグッとくる。
そして、資生堂パーラーのスベシャルカレーのシーンは伊勢海老とアワビのレミーマルタンのフランベで炎が上がるところが人性の喜びの炎を燃やし尽くしている。私は小説を読んでこのカレーを銀座の資生堂パーラーまで食べに行ったんだけど本当に美味で筆舌に尽くし難い。
蒔田彩珠ちゃんは小説の想像より地味顔だったけど、より普通の女の子感が出てロリータ服の装飾も映えた。
髪が縦ロールじゃなくてボブだったけど、より普通の女の子感が出て映像的には良かったかもしれない。
また、今回両親の配役が素晴らしかった。
母親役の吉田羊の演技力が映画のレベルを確実に上げている。
そして父親役の山崎まさよしの葬儀社の人が白を勧める祭壇の花に、赤とピンクを持ってこい!と声を荒らげるところからは涙腺が崩壊して涙が止まらなくなる。
死後、お気に入りの服を着せるシーンではボロ泣きでした。
窪塚愛流が本当に素晴らしかった。あの雰囲気はなかなか出せない。嶽本野ばらの世界観を忠実に表現出来る俳優だ。
大阪旅行の時の服装が、原作とはあまりに違うのはご愛嬌。原作通りの服やバッグはもう手に入らないだろう。
また、橋本愛がパーフェクトなロリータを体現してくれている。美しすぎる!
それを言うなら吉田のロリータと山崎まさよしの、フリルシャツにクスッと笑った上で何故それを着ているのかに涙するのだけど。
原作が古いし、嶽本野ばらも1度大麻で逮捕されているので躊躇する人もいるかもしれないけれど、騙されたと思って若い人も観てほしい。
野ばらちゃんはそんな人もいるということを受け止めた上で絶対「反省なんかしないで」今後も全世界のロリータのためにリーダーとして傑作を描き続けなければいけない。あなたの使命です。野ばらちゃん絶対コレ読んでね!(切望)
こんな素晴らしいお耽美な世界観があるのだよとたくさんの人にわかってほしい。
子どもが闘病中だったり子どもを亡くした方にもぜひ観て欲しいんだけど、ロリータの方々にもっとたくさん観てほしい
というのが一番の感想だ。大阪の夕方初日はロリータ魂を持つ方がファッション的には他に1人もいなかった。
惜しむらくはヴォルビックが出てこなかったこと。由茉ちゃんには原作通りロリータとしてのこだわりのヴォルビックを飲んでほしかった。そこは大人の事情としては目をつぶれる
スマホ時代になり何かと設定は変わるのだろうけど時代が進んでも色褪せないピュアでお耽美な映画、おいしゅうございました。
余命もの。しかも1週間以内(未定)。ヒロインが自分をを支えてくれる彼がいるという幸福の奇跡に涙する。橋本愛さんが尊すぎる。
タイトルで「涙する」って書いたが、実は自分 泣いてないんだけどね。何となくゴロがイイから弾みで書いた。ゴメン。
見終わった直後は、見なくてもよかったかな ? 時間とお金をムダにしたかな ? とは思ったが、今思い返すとなかなかイイ映画だった。
泣くつもりで行っても泣けないんじゃないかな。余命1週間という設定は衝撃的で悲しいけど、話はワリと淡々と進む感じがした。最後のほうでおそらく1、2分ウトウトして気がついたらヒロインが亡くなってた。アレ?
ヒロインの由茉と家族のママとパパは、もうとっくに覚悟が出来ていて腹も座っていて何ら動ずることがない。もちろん娘の悲しい現実だから涙することもあるが、取り乱すようなことはない。ヒロインが死を恐れて泣き叫んだり、余命の短さに押し潰される描写もないから悲壮感はない。
由奈は死ぬまでの1週間でやりたいことを、彼の協力と共に実行していく。両親も、こんな状況でなければ絶対に許さない娘の願い、ワガママを優しく認めてくれる。
由茉は彼に出逢えた奇跡を口にしていたが、ホントにそうだと思った。由茉の最後の一週間に彼がいて、しかも行動を共にしてくれたことが、素晴らしい奇跡だと思った。由茉はどんなに心強かったことだろう。
こいいうお涙ちょうだい映画では、ヒロインがやりたかったことをイザやろうという実行直前に倒れるのが割とお決まりのパターンだ。
だから、イノセント・ワールドに入る直前にドアの前で倒れちゃうじゃないかと思ってヒヤヒヤした。カレーも食べる前に倒れちゃったらどうしようと思って見てた。僕が代わりに食べられないし。
だけど今回はイノセント・ワールド本店へも行けたし、スゲーおいしいカレーも食べられて一安心。オレにも食わせろ。
あと、ナント高校生のくせに両親公認で彼のウチにお泊まりしたぜい。
「高校生の不純異性交遊はいけまてん」 by 橋本愛 ( `Д´)/
突然の告白にアワくって翻弄されたのが雪夫。彼には同情を禁じ得ない。最終的に恋人も失ってしまうし。
突然 自分の彼女から余命を伝えられたら、さすがにショックは隠せない。なにせずっと付き合ってきた恋人から、余命がたった1週間だと告げられちゃうんだからね。冗談かよ。その後の日常生活などもフラフラして定まらない感じだ。
彼女が倒れて病院に運ばれた時は、授業なんか受けてるバアイじゃないだろと思ったし、やっぱ大阪には一緒に行けないなんて言い出した時は、なんで行ってやらないんだ、彼女の気持ちを考えてやれよとか思った。
だけど、雪夫にしたら彼女の告白を聞いてから心は揺れ続け、平常心で冷静な判断なんか出来るわけはないんだろうなと思った。
窪塚愛流さんの演技について他サイトのレビューで、今後に期待、ノビシロがあるというのがあって、ものは言いようだと思った。頑張って☆~(ほしー)というのもあった。
橋本愛さんが美しすぎる。出番も少ないし、物語にもヒロインにも大きく関わってないから最後になってしまったが、ホントは橋本愛さんのことを1番書きたかった。
ロリータファッションに身を包まれたお姿は、まさに尊い以外の何物でもない。
「ああ、橋本愛さまのためなら死ねる」。 ってアホかオレ。
ロリータファッションに関する知識が必要。カップルで見に行くのもありかな。
今年187本目(合計1,279本目/今月(2024年5月度)21本目)。
(前の作品 「家出レスラー」→この作品「ハピネス」→次の作品「ミッシング」)
他の方も書かれている通り、いわゆるロリータファッションに関する知識が必要です。男性の方だとあまりそれに精通している方もいないのではないかなと思うので、その意味で知識が問われるといったところです。コロナ事情前のいわゆる歓送迎会、新人歓迎会ほかのいわゆる余興で「コスプレ」程度ではやりましょうが、映画のようにかなり専門的なことまで知らないでしょうから(コスプレ程度なら、単にコスプレ用の服を着るだけでしかないので)。
心臓に病気があり余命が短いと診断された女性と、その女性を愛する男性の1週間だったか10日だったかを描く映画です。よくありがちなテーマですね。その間にいろいろな場所を旅します。こうした短い期間でできることを彼女なりに全てかなえて、まあ付き合っている男性もできる限り協力して、何をもって「ハピネス」とするかは解釈の余地はわかれましょうが、こうした「余命がもう少ない」と診断されたケースにおいては(リアルでも実際に存在する)、今いるホスピスなどを抜けて、「最後にしたいことを最後にかなえるように付き添う」ことは実際にリアルでもあり、そこに通じる点でよかったかなといったところです。
後半、一部で大阪シーンに行きますが(ネタバレ回避)、大阪の地理に関してはそこまで求められない模様です(おそらく、アメリカ村(心斎橋)、いわゆるグリコ看板の前、梅田(大阪最大の繁華街)の3か所)。
いろいろな観方があろうと思いますが、個人的には実際にこれに似た事例はリアルでも生じるわけであり、それに対してその告知を受けた本人やそれを支える親族や付き合っている方(男女問わない)ほかが(法に触れない限りで)何をできるかを肯定的に描いた点においてよかったかなといったところです。
なお、他の方も触れている通り、ゴスロリファッションに関することも求められれば、カレーの話も結構多いので(ただ、カレーの話は出るだけで知識は一切いらない)、ややブレが生じますが、原作小説がそうであろうと思います。
採点に関しては特段気になった点まで見当たらないのでフルスコアにしています。
大好きなものと人に囲まれる幸せをもらった
青春と悲劇がごちゃまぜになるのかと思いきや、嶽本野ばらさんの哲学と世界観が存分に滲み出ていてとても美しい物語。
キラキラな17歳の死生観に胸が締め付けられもし、逆に幸せにもなった。
生きていることに意味がある、に気づくにはちょっと早すぎるけど、きっと誰よりも幸せに敏感で素敵な毎日を送ってると思った。
とにかく彼が優しい。
あんな彼が娘にもできたら私も全力で応援するし、納得する!
あと1週間しかない、はなかなか難しいなと思うけど、あれだけ大事にされたらこの世に思い残すことなく次の世界に旅立てるわ。
しばしば入り込む飯テロの影響もあって、帰り道すごくカレーが食べたくなりました笑。
でも匂いってすごく記憶に直結するものだから、彼は彼女とカレーの関係をなかなか断ち切れないだろなと思う。
彼なら一生カレー作りながら楽しく思い出してくれるかな。作るたび、食べるたびに悲しくならないといいな。
もちろん命のお話でもあるので、泣けたけど、それよりこんなに好きなものに囲まれてこんなに自分が大好きな人に大事にされる人生って確かにすごく幸せだなと思えた作品でした。
ロリータファッションを愛する方へ
公開前から蒔田彩珠主演ということでとても楽しみにしており、こりゃ舞台挨拶行かなきゃならんということで、公開前に舞台挨拶と試写会へ参加してきました。
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ハピネスの原作は読んだことは無いけれど予告で大体のお話は理解した上で見ました。感動はしましたが、泣けるほどではなかった。
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ストーリーは重いテーマにしては単調で、インパクトに欠けた。もっと抑揚が欲しかったな。その分、蒔田彩珠さんと窪塚藍琉さんのシーンが強調されて2人の関係に共感していけるような構成になっていた気はする。
ロングテイクでFixの画が多い。2人の深い愛に重なるなんとも言えない緊張感のようなものが伝わってくる。
ロリータファッションの描写はとても良かった。知識が無いのでアレですが、ロリータファッションに身を包みたい感情、周囲の感情、周りの目、無知な私がロリータファッションに思うところ全て描いてくれていた。プロから見たらどうなのか気になる。
嫁曰く、服の量とスーツケースの量が合ってないらしい。そんなに使うものなのか!
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蒔田彩珠さんに関しては言うまでもなく至高でした。眼福。ロリータファッションがとても似合っていたし、重い病を抱えながら笑顔を絶やさない彼女の演技は惹かれるものがありました。舞台挨拶もロリータで来てくれると思ったのでちょっと残念笑
彼女の刺さるセリフが多かったし、ロングテイクで長ゼリフが多かったのは彼女の演技力があってこそといった感じ。この辺はさすが蒔田彩珠さん!とても惹き込まれた。
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窪塚藍琉さん、顔小さすぎた。全力で演技している感じがスクリーンから伝わってきた。今後に期待。
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橋本愛さん、、、美しすぎるんですわこれが。ロリータ似合いすぎだし、セリフも刺さる。もっと見たかった。蒔田彩珠との掛け合いがあると思ったのに残念。
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唯一泣かされそうになったのは山崎まさよしさんと吉田羊さんの演技でした。これは、もう親目線で見ろということか、、
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ロリータファッション好きな人は必ず見るべき映画だし、知らない人も知れる良い機会になるので見るべき映画。
重いテーマなのにハピネスというタイトルの理由は是非スクリーンで確かめて欲しい。
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