劇場公開日 2023年9月22日

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ロスト・キング 500年越しの運命のレビュー・感想・評価

全67件中、41~60件目を表示

3.5史実と知れば、すごい物語

2023年10月2日
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興奮

幸せ

シェイクスピアの影響が大きく英国史上悪名高く評されるリチャード3世。一方で実は名君だったとの評価もありファンもいるというこの英国王。日本で言うと天下は取れませんでしたが、光秀のような感じでしょうか?

特に歴史研究家や専門家でもない女性が、リチャード3世の幻影に取り憑かれ、500年もの間、その行方がわからなかった彼の遺骨を発見すると言う物語。うっすらとリチャード3世の遺骨発見がニュースになっていた記憶があったので、本作はそこから想起されたフィクションかと思っていました。しかしなんと、本作は多くの部分が実話を基にしているようでびっくりです。

流石に現実では幻影は現れていないかと思うのですが、本作の主人公として描かれ実際の遺骨発見の立役者であるフィリッパ・ラングレー氏は実際に起こったスピリチュアルな体験から、遺骨の場所の目星をつけたと言っているようなのです。

その他、映画だけを観ているとまさか現実に起こるとは思えない展開で、とても引き込まれます。

特筆すべきは主演のサリー・ホーキンス。『シェイプ・オブ・ウォーター』でもそうだったのですが、どこにでもいそうな雰囲気のこの人が演じると、どんなファンタジーでも現実感が増すように気がします(本作は実際に起こったストーリーですが、観劇中はフィクションと思っていました)。
また『フル・モンティ』以来でマーク・アディの芝居が見られたのも嬉しい驚きでした。

いずれにせよ「事実は小説より奇なり」を体現する一本。一部がしっかり史実としていることを知れば、現実離れしている話だけに大変興味深い作品であることは間違いありません。

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Yutes79

3.5自分の信念を貫くことの難しさ

2023年10月2日
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実話を基にしたとの事だけど彼女の信念と屈しない精神にただただ敬意を示したい。

正当に評価されなかった彼女が最後評価されるのが嬉しかった。

どこか猟奇的なんだけど応援したくなるのは主役の人の力量なんだと思う。

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カチャトーレ

4.0BBCが作る良作

2023年10月2日
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歴史的な発見にスポットを当て、国営放送局が制作した今作品ですが、登場する誰かに肩入れすることなく客観的なドラマへと仕立て上げたように思います。
ですから主人公は発見者であるフィリッパ(サリー・ホーキンス)であっても、偉業は評価されこそすれど、英雄とした扱いではありませんね。
誰しも善き処、悪しき処はあるものだ。そんなスタンスで忖度することなく描き出されたことが観終えた時の爽快感に繋がったような気がします。

一緒に観たパートナーの感想は「フィリッパって、ヤバい人だよね」でした。
確かに思い込みの激しさ、そして自らの病気をも前面に打ち出して戦う姿やのめり込んだら家庭も顧みない一点集中、確かに一般人としてのわきまえからは逸脱しているかもしれません。でも、古の時から、そういった突き抜けた人たちの情熱で偉大な発見に繋がったものって沢山ありますよね(ワタシが思い当たるのはシュリーマンの「トロイの木馬」くらいですが)。
家庭人としては難しくて、周りが振り回されても漲る情熱がいずれは周囲を協力者にさせてしまう、力で圧倒されてしまう人の生きざまに感服させられた良い作品でした。

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ニコラス

4.0不思議な実話

2023年10月2日
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単純

知的

シェイクスピアの劇でリチャード3世を見た主人公が非情な話に疑問を感じてせめてお墓参りをしたいと考える。しかし、リチャード3世の遺骨は1485年に亡くなってからどこにあるのか分かっていない。
そのリチャード3世の遺骨を主人公が見つけるために奮闘する話。
リチャード3世の幻影は少し滑稽な感じに見えるけどそれがなかったらもっと単調になっていたかもしれないから良かったと思う。
いろんな機関の嫌な部分も赤裸々に見せていて良い作品でした。
この話を知れて良かった。

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KID君

4.0あり得ない実話に勇気をもらった

2023年10月1日
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スティーブン・フリアーズ X サリー・ホーキンス

500年にわたり行方不明だった英国王リチャード3世の遺骨発見の立役者となったフィリッパ・ラングレーをサリー・ホーキンスが演じた。

二人の息子と暮らしてるけど、精神的な疾患があるようで、夫とは別居し、職場では正当に評価されることがない。

そんな彼女がシェイクスピア劇「リチャード三世」を鑑賞して抱いた疑問は、、、

そう、悪名高きリチャード3世も自分と同じように不当に扱われてきたのではないかと、、、

1485年に死亡したリチャード3世の遺骨発見と名誉回復を実現したフィリッパの探究心、諦めない心に観る自分も高揚した。

そう、いい気分で、ポジティブな気分で帰路についた。

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エロくそチキン2

4.0知的娯楽映画だ。十分楽しめた。

2023年9月30日
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楽しい

知的

私は文学好きだか、未だにシェイクスピア作品全編を読んでいない。生きているうちに全作品を読もうと考えている。全集はすでに持っている。亡くなった弟から引き継いだ。

鑑賞した感想はタイトルどおりだ。シェイクスピア作品が好きで、知的好奇心旺盛な人には堪らない映画だろう。また、これが実話だから驚く。勿論、観る人を楽しませるために、脚色が行われている。仕方ないと思うし、やり過ぎでなければ私は認める方だ。成功していると思う。

シェイクスピアの劇作によりリチャード3世は極悪非道の人に貶められた。日本でいえば「忠臣蔵」によって、吉良上野介が悪役になってしまったこと同じだろう。愛知県の吉良町では、善政者として知られている。

また、リチャード3世遺骨発見の名誉をレスター大学が簒奪したことに相応する。英国映画らしくユーモアがあり、シェイクスピア作品のセリフを引用して上手い脚本だと思う。

脚本はこの映画で主人公の夫役を演じた方だそうだ。イタリア出身の名指揮者クラウディオ・アバドにそっくりで驚いた。わが家には彼のCDが10枚以上ある。

評価はとりあえず4点としているが、本音は3.5点以上4点未満だと思う。主人公がリチャード3世に共感するところ(共に病気持ちで正しく評価されていない)がもうちょと上手く描かれていればなぁと感じた。
知的娯楽映画で、人生の皮肉が効いた佳作の作品だ。

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いなかびと

4.0不思議

2023年9月30日
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めちゃくちゃ不思議な話なんだけど、これが実話ベースだというから驚く。
なんといっても、芝居を観た日からずっとなんかそこに「居る」リチャード3世。なんだそりゃ、なんだけど居るし、話すし、でもなにかお願いするわけでもなく、ここだよ、って言う訳でもなくむしろ相談に乗ってくれる…ww
でもラストにフィリパが言うとおり、これは紛れなく「正当に評価されなかった人たち」かそれを回復する物語だからそれで正しい。クソな大学の対応とその後の顛末も含め。
そういう意味で、これは同じくサリー・ホーキンス主演の「シェイプ・オブ・ウォーター」と相似の物語だと分かる。分かりづらいけど、良く出来てる。
なかなか不思議な感覚でした。ww

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ぱんちょ

3.0単調だからかいまいち世界に入っていけなかったな。

2023年9月29日
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何かにのめり込んでいる人を見ると以前は羨ましいなーって思いましたが、最近はなんかちょっと変っていうか偏ってる、いびつじゃねって目で見てしまう傾向があります。
ま、本人が良ければ他者からどう見られようが関係ないですが。

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Giovanni

3.5確かにドラマチックな出来事ではあります

2023年9月28日
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興奮

なかなか信じがたい出来事であるし、映画にする意義みたいなものもつよく感じた作品です。
作品自体も、かなり工夫されていたし、色々と対比やシンクロさせた演出なんかも非常に劇的で引きつけられました。
内容は非常に面白いとは思いましたが、なぜか映画としての魅力がそれほど感じず・・・
映画そのものの魅力をもっと─。
とはいえ、この驚愕の事実を追求した結果がこれなのだと言われると、何も反論できませんが─。

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SH

5.0素晴らしい!

2023年9月28日
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楽しい

興奮

知的

映画の醍醐味、ここにあり!
BBC制作のものはほぼ当たり。

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HAL1953

3.5存在(?)感が凄すぎるリチャード3世

2023年9月27日
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今週締めの4本目。いやぁ、こちらもいい映画でした。今週は良作揃い。
結論は知っているのに、とてもミステリーでスリルも感じる演出は流石の名匠スティーブン・フリアーズですね。
そしてフィリッパ役のサラ・ホーキンスを筆頭に役者陣が素晴らしい。フィリッパの理解者である元夫のスティーブ・クーガン、作品上、大事な敵役である英国レスター大学のリチャード・テイラー(リチャードだらけ)役のリー・イングルビー、そして存在(?)感が凄すぎるリチャード3世役ハリー・ロイドなどが作品を盛り立てます。
それにしても、これぞ「信念の人」と言えるフィリッパ・ラングレーには頭が下がります。ME(筋痛性脳脊髄炎)という正しく理解されにくい病気に悩まされ、そして端々に感じざるを得ないアンフェアな扱われように納得がいかない彼女。「歴史の改竄(かいざん)」はいつの時代でも、どこの国でもある話ですが、シェイクスピアによる戯曲にみるリチャード3世に対するアンフェアな扱いに納得ができず、それをきっかけに火が付くところは、まさに「オタク感情」と言っても語弊がないような気がします。さらにそこから、リチャードオタクによる「リチャード三世協会」に傾倒していき、仕舞には偉大で「歴史的な結果」を残すところは夢があって素晴らしい。そしてまた、彼女に対するレスター大学の「やり口」のいけ好かなさが、否応なく観ている私たちにフィリッパを推させてくれます。
結局のところ、誰しもが羨ましと思える「そこまで打ち込めること」を、普通、いや更なるビハインドがあるフィリッパ「その人」を魅力いっぱいに演じられる俳優、サラ・ホーキンスだからこそ納得、そして満足感いっぱいで観終わって多幸感です。良作。

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TWDera

4.5凄い!リチャードⅢ世の実話

2023年9月26日
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知的

幸せ

500年の時空を超えて王座に返り咲いた英国王の物語。
何かに導かれたように街中の駐車場から英国王の遺骨を発見するお話ですが様々な人間模様を織り交ぜながら進むストーリーは「これホントに実話なの‼️」という驚きに満ちていました。イイものを見せてもらいました。この機会に英国やヨーロッパの歴史の勉強でも始めたくなるほどの秀作。上映館少なめですが
是非映画館で🎦

101

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タイガー力石

4.5やや論点が何なのかという点の説明が不足か…?

2023年9月25日
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今年326本目(合計976本目/今月(2023年9月度)36本目)。
(参考)前期214本目(合計865本目/今月(2023年6月度まで))

 分類としては「歴史もの」になりましょうが、その背景としてこの「発見」があったことは史実に基づくものであるためあることないこと描けないという特殊な事情はあります。

 その「発見の事実」について知っている方は少ないのでは…と思える(少なくとも高校世界史には載っていない)ため、「ネタバレという論点があまり発生しにくい」のは確かではあろうと思います。

 一方、ただ単に「いろいろな証拠や推測をかきあつめて「ここだ」と思った部分を掘ってみたら…」という点それ自体は史実の通りであるため、かなり淡々と進む一方、映画で触れられている事項が発展的に「何を観客に語りたかったのか」という点が日本の字幕でははっきりしない点もあります。

 歴史好きにはおすすめといったところですが、明確にわかりにくい点もあります。

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 (減点0.3/脊椎側弯症について何を述べたいかがはっきりとしない)

 側弯症自体は古い時代から見られるもので、国王・女王といった身分の高い人はもちろん、当時は一般的な病名でした。

 そしてこの脊椎側弯症も、先天性のものもあれば後天性のものもあり(ラストあたり、小児を抱いているシーンは、その子が先天性のものであることを彷彿とさせます)、また、日本国内基準においても、前述の通り「先天性か後天性か」ということ、さらに、「身体障がい者手帳の交付の対象になりうる」「そこまではいかないが、難病指定の対象になりうる」「それも該当しないが、整形外科に通うことが前提になる」あるいは、「レントゲンで検査すれば気が付く程度で普段特段問題なし」という方もいます。映画内では、こうした「(先天性か後天性かは明確に描写されないものの)側弯症の方が差別されていた」時期があるのは事実である一方、日本国内では、この「(極端な)側弯症賞状」については「ある表記(ひらがな3文字)」をされることがありますが、それは日本国内では事実上の放送禁止用語(ないし、放送において配慮を要して差し替えられることがある)語です。

 こういったことがあるため、日本国内でみた場合、「国王の発見のためにいろいろ主人公が尽力した」という見方以上に、「側弯症に対する差別はやめましょう」という意図に読むことも可能で、やや「複数の取り方が可能である」という点は言えます。

 (減点0.1/日本で放映する場合の字幕の配慮不足)

 この時代はイギリスのばら戦争の時期ではありますが(ボズワースの戦い、は、まさにそれ)、西暦何年という記述から逆算可能ないくつかの描写に気が付かないと、ばら戦争が背景にあることを知らないと理解にはまりを生じる部分もあり(「ボズワースの戦い」は高校世界史では出ない?)、ややここはもう少し字幕上配慮が欲しかったです。
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yukispica

3.0事実を誇張する必要はないが、カタルシスが得られないのは物足りない

2023年9月25日
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サリー・ホーキンスが、ストレスに押し潰されそうにながらも信念を貫き通す、「脆さ」と「強さ」を併せ持ったキャラクターを巧みに演じている。
そんな彼女の心の支えになるリチャード3世の幻覚?も、物語に面白いアクセントを加えている。
ただ、500年もの間、謎だった場所が、古い地図と新しい地図を重ねただけで分かってしまうという展開には、少々拍子抜けしてしまった。何も、インディ・ジョーンズのような宝探しを期待していた訳ではないが、それでも、もう少し「知的な冒険」があってもよかったような気がする。
まあ、あの駐車場にしても、「R」印の場所にしても、最終的には、彼女の直感が正しかった訳で、世紀の大発見には、そうした理屈を超えた感覚が必要なのかもしれないが・・・
それから、遺骨が発掘された後に、彼女の功績が大学に横取りされてしまうという展開にも、釈然としないものが残る。
彼女は、正当に評価されていないリチャード3世に自分自身を重ね合わせ、それを覆すために頑張ってきたはずなのに、それが達成されないのは、作品のテーマそのものに関わる大問題なのではないか?
ラストで、ようやく、彼女が功績を認められ、勲章を授与されたことが字幕で説明されるのだが、ここは、彼女の手柄を我が物とし、リチャード3世を王族として埋葬することを拒否した大学の関係者が、その報いを受けてギャフンとなる様子こそを、しっかりと描いてもらいたかったと思う。
遺骨発見の経緯にしても、その功績に対する「正当な評価」にしても、期待していたようなカタルシスが感じられなかったのは、物足りないとしか言いようがない。

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tomato

3.5RichardのR?そんなアホな…!?

2023年9月25日
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興奮

知的

幸せ

2012年にヨーク朝最後のイングランド王リチャード三世の墓を発掘した一般女性の話。

自身の病気や職場での待遇に悩む主婦が、息子の課題の付き添いでリチャード三世を題材にしたシェイクスピアの劇をみたことで、リチャードに共感し、語り継がれる彼の人物像に疑問を抱き始まって行くストーリー。

リチャード三世の墓が発見された際にニュースになり、遺骨の写真をネットでみた記憶はあったものの、一般女性が大活躍したのは全然知らずに観賞したけれど、驚くと共に正当な評価云々を絡めて上手く映画にしたなと。
まあ、フィクションの部分も結構あるみたいだけど。

ただ、ピートではあるけれどリチャードが見えちゃったり話しをしちゃったりは、キャッチーな作りになる反面、メンヘラ気味にもみえてしまう様にも…直感だ感情だのオカルトな部分が結構あるしね。

特段シェイクスピアに興味がある訳ではないけれど、描かれている人物像の真相は…まあ演劇だし、歴史学には想像や願望の部分が多いのは当たり前ですからね。

ゲームモンスターなくそガキ達のギャップがとても良かった。

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Bacchus

4.023-114

2023年9月25日
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リチャード3世の遺骨発見の
立役者の女性を描いた実話。

理不尽な評価を受け、不当に扱われた王を
同じ境遇と感じる女性。
リチャード王との対話は
自身の心と向き合っている様に見える。

いつの世も不貞の輩は存在する。
ただ名誉が守られて良かった。

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航

5.0専門知とアマチュアの関係

2023年9月24日
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500年不明だったリチャード3世の遺骨を探し当てたアマチュアの女性の実話に基づく映画なら面白くならないはずがない。ピュアなこだわりが道を開くオタク・サクセスストーリーでもある。しかし、資金調達まで行った彼女よりも発掘作業・分析を担った大学が脚光を浴びてしまう専門知との関係、21世紀の大学の性格について考えさせられた。この時代、人文系の軽視は英国も同じなのか、解雇の危機にあった考古学の教員が、脚光を浴びる発掘でビジネスが成立すれば復職、博士号授与など掌を返したように大学の対応が変わるところも、見ていてあまり気持ちよくないが、一方で主人公を支えた在野のアマチュアの厚みは流石に伝統ある国らしく、少しうらやましくもある。

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Boncompagno da Tacaoca

3.5切ないラブ・ストーリーとも

2023年9月24日
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泣ける

笑える

幸せ

観終った後、自分が何でこんなに心奪われるのだろうと考えた所、
依然観た、また私の中ですれ違いラブストーリーの大本となっている”天国から来たチャンピオン”を想起させるとこがあるのだろうと思います。
やはり根底は”愛”ですね。
亡くなった人への愛、現在自分と関わっている人への愛、すべてです。
この映画は500年越しの運命という副題がついていますが500年越しの愛 だと思います。
劇場でじっくり見る映画です。
味わって観て下さい。

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karaagehk

3.5シェイクスピアについての一考察‼️❓

2023年9月23日
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半世紀ほど前、高校の文化祭でシェイクスピアの舞台のために真夏の夜の夢を丸暗記した、受験期の一年を潰したが、死にたい気持ちがなくなった。
それからシェイクスピアを研究することにした、あくまで趣味で。
多くの史実を故意にねじ曲げエンタメに転換していることに気づいた、司馬遼太郎もほとんど史実をねじ曲げている。
とゆうことで、シェイクスピアがねじ曲げた史実を修正する主婦が奮闘する実話の話、大学の姑息さがえぐい。
主人公の正気と狂気の境界線が実に上手い、さすがシェイプオブウォーター。
淡々と進行するが、いろんなことが危険スレスレ、これが実話なんだけど、希少なる成功例なんだろう。
でも、想いは届く実話は心の糧になる、是非。

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アサシン5

3.0ちょこちょこ出てくるリチャード3世が、この作品の全体に面白みを加え...

2023年9月23日
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ちょこちょこ出てくるリチャード3世が、この作品の全体に面白みを加えてたのかも、と見終わってから思った。
そうじゃないと、フィリッパのひとり舞台になる箇所が多いし、単調な感じになっていたのかも。

権力を持つ側のいやらしさが本当に腹立たしいし、悔しいけれど、でも、フィリッパはやり遂げる。
エンディングでそれがわかって、溜飲は少し下がったかも。

感情を入れてはいけない。
特に女性はそれでダメだと思われる。

このアドバイス、なんか妙に納得した。
女性の方が、感情まで見ているかもしれない。
男性の方が、割り切って感情抜きで判断するかもしれない。
私は女性なので、感情抜きはちょっとと思うものの、確かに気をつけるべきだなと、こんなところで思ったりした。

ド素人だって、やり遂げられるのだ。
運すら味方にしてしまう。
これが実話ベースだからなおよい。

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yukarin