クエンティン・タランティーノ 映画に愛された男のレビュー・感想・評価
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良ドキュメンタリー
タランティーノのドキュメンタリーで、各作品のネタバレありなので、イヤな方は映画本編の方を観てからが必須です。
かなり面白い内容で、終わるまで目が釘付け状態(笑)
面白かったー♪
作品の裏設定や撮影の裏話、タランティーノが持つ作家性や彼の生い立ち、などなど…
タランティーノがキャスト達スタッフ達に愛されてるのが、よく分かります。
確かに現場たのしそう(笑)
タランティーノの、人間らしい場面、優しさ、にも触れてて、
マイケル・マドセンはインタビュー中に泣きそうになる場面も…
なんか意外だったな…
そして、このドキュメンタリーは、関わりのあった例のハーヴェイ・ワインスタインにも触れられてます。
ちなみに、僕はタランティーノの作品では『キル・ビル』が1番好きです♪
タランティーノ本人より作品のファン向け
ドキュメンタリーにありがちな、本人の半生を綴るようなものではなく、あくまでタランティーノの作品をベースに、関わる演者やスタッフが当時感じた事やエピソードを語るという内容。
各作品のこぼれ話がふんだんに盛り込まれていて、ファンなら楽しめるしもう一度作品を観たくなる。
インタビューベースで退屈かと思ったら素敵な演出が随所にあるし、何より関係者の語り口自体がタランティーノ作品に通じるお洒落さ。
シークレットでロバートロドリゲスが出てくれるかと期待していたのでそこだけが残念。
全体的に文句なしです。
あと、劇場で配布されたステッカーが素晴らしい。あれだけで1000円ぐらいの価値はある。
まだ観ていない人はすぐ行きましょう。
映画を 女性を 愛し続けたからこそ 映画に愛されたタラちゃん
キルビル 映画館での再上映熱望
志村けん著 「変なおじさん【完全版】」を今読んでいて
コントを愛し愛されたけんさんともダブりました
素敵な天才たちに乾杯✨🎶
タラちゃん、愛されてるね
面白かった。
そこまで言う?というくらい、出てくる人全員タラちゃんを褒めまくってるけど、そらあれだけ映画に愛情あって、ヒット作を出し続けてるんだから、それも納得。
スタッフにも役者にも愛されてるんだね、タラちゃん。
ディカプリオがニガーと言えないエピソードも彼の
人柄が知れて良かった。
しかし、あと一作で引退しちゃうのか、、、
ま、あれだけ中身の濃い映画を作り続けてるんだから、量産はできないか。
最後の作品、楽しみに待ってます。
「目から鱗」
今年136本目。
証言で天才の中の天才。映画が本当に好きだ。ドイツ人がユダヤ人を探す時屋根裏などで生活している。ここが一番印象に残りました。昨年2月の「355」でダイアン・クルーガーにベタ惚れしてしまって、彼女が今作出ているのが嬉し過ぎる。ジェイミー・フォックスは2017年の「ベイビー・ドライバー」の印象が強い。昔からいい役の印象が。証言した10数人が本当に映画見ると大事な役なので、目から鱗、映画の歴史、映画自体に詳しくなる作品でした。
◯◯には、QTが入ります。
やっぱり僕たちは◯◯が好きだ❗️
こんな謳い文句の雑誌や広告をよく見ますよね。
タランティーノは、まさにそれです。
冒頭から最後まで、あーアレもコレもまた見なきゃ❗️DVD買ってあったかなぁ…
となんだかずーっと焦らされたまま、映画館を後にすることになります。
と思ってたら、次の回『パルプ・フィクション』上映じゃないですか⁉️
なんと粋な計らい、池袋のHUMAX❗️
なんで先に言っておいてくれないの?
そうだ。『君たちはどう生きるか』のパンフレット、今日から販売開始だ❗️早く買わなきゃ‼️
QT礼賛ドキュメンタリー
映画通以外でも監督で映画を観たり、タイトルを見て監督名がわかるほんの一握りの選ばれた監督で才能と運に恵まれた、まさに「映画に愛された男」。
レザボアのブラックスーツやパルプのトラボルタ起用の経緯など知ることができ、デビュー以来のファンとしては面白く観る事ができた。
インタビューでは映画オタクから世界的な人気監督になる経緯をかつてのルームメイト(タランティーノの友達っぽいw)が面白おかしく語ったり、良い脚本、良いディレクターと仕事をしたいという役者の本能のようなものなどが伝わり興味深い。
タランティーノ映画に出演する事がその後の役者人生に大きく影響するわけだし、多大な恩恵を受けた役者やスタッフも沢山いるわけなので、手放しで褒め称える内容になっており若干面白味に欠ける部分がなくはないが、それだけの功績を残している監督、脚本家という事でそこはやむを得ないのかなとは思う。
ワインスタインとの蜜月から離別を最小限に抑えているのも良いと思った。
あくまでもタランティーノを語るに当たり、決して小さくはないが、一部のエピソードに過ぎないので。
個人的にはインタビューを受けて欲しかった役者達がもっといるが、本作でコメントしているのはかなり好意的で、自ら進んで話をしているように見えた。
特にジェイミー・フォックスのインタビューが最高に面白く、スパイク・リーのモノマネは傑作だった。
黒人俳優に黒人監督より支持されているというのも常に彼がニュートラルであるという証明なんだと思う。
あと1作というのは本当にもったいない。
本人登場せずとも本人は存在する
映画界の寵児となったクエンティン・タランティーノ(以下タラ)に迫るドキュメンタリーだが、本人へのインタビューはなし(アーカイブ映像のみ)。その代わりと言ってはなんだが、彼の作品に関わったキャストやスタッフがタラのエピソードを語る。
お喋りすぎるほどお喋りなタラが撮影時にクルーに禁止している事や、脚本執筆の際は必ずペンを使用する理由、リテイクを撮る際に声掛けするワードなど、どれもこれも“らしさ”爆発。本人が姿を現さずとも、本人は存在している。
存在といえば、タラとは切っても切れないハーヴェイ・ワインスタインの存在にも触れる。強い女性の作品を撮ってきたタラをバックアップしてきた人物が、裏で女性を力で掌握してきた事実。それを見て見ぬふりをしていたタラは最終監督作として女性映画批評家を題材にすると云われている。これが彼の贖罪となるのか否か?いろんな意味で期待。
気になったのは、タラ作品に出演した事でキャリア低迷を脱したジョン・トラヴォルタやパム・グリアらのインタビューがなかった点。ロバート・フォスターのタラへの謝意が沁みるだけに、最初からオファーしなかったのかオファーしても断られたのかは不明だが、彼らの話も聞きたかったところ。
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