邯鄲の夢 三重芝居と四人の役者

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邯鄲の夢 三重芝居と四人の役者

解説

笑いあり涙ありの大衆演劇として、大正時代から引き継がれている伝統芸能「真正女澤正劇」をベースに、物語が三重に交差する「三重芝居」という演出を用い、過去と現在、夢と現実を交差させながら、伝統芸能の文化継承が、いかに困難なのかを描いたドラマ。

とある大衆演劇一座で、座長の沢田の弟子である三津葉銀次は、後継者の座を狙う座長の息子・冴之介に強い嫉妬心を抱いていた。一方、冴之介もまた、剣劇の腕を認められ、一目置かれている銀次に対し、尊敬とともに妬ましい思いを抱いていた。そんなある時、稽古中に銀次の刃先が冴之介の片目を突いてしまう事故が起こる。冴之介は役者を続けることができなくなり、銀次は一座を追われてしまうが……。

主演、監督、脚本を「大衆演劇のドン」と称される沢竜二の末弟子の三天屋多嘉雄が務め、須賀貴匡、松林慎司、沢竜二らが顔をそろえる。

2022年製作/130分/G/日本
配給:ギグリーボックス
劇場公開日:2023年7月28日

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映画レビュー

2.5資金3両の千両役者

2023年8月29日
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悲しい

楽しい

幸せ

剣劇を売りにする大衆演劇の一座を題材にした過去と現在と劇中劇が交差する様をみせる話。

一座の出身の脚本家がTV番組の企画に剣劇の脚本を提出し、けんもほろろにダメ出しされて…と思ったら、お偉いさんから呼び出されと始まって行くストーリー。

座長の跡目争いの話しとそこで巻き起こった事件や脚本を巡り物語が展開し、これは脚本の中の話し?それとも過去の出来事?と不思議な物語で、コミカルさも折り込みながら見せていくというユニークなつくりではあるけれど、一体何の話しだ?という感じも。

終わってみたらなかなか面白かったけれど、何だかちょっと回りくどさを感じたし、中盤ちょっとダレて長く感じた。

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Bacchus