劇場公開日 2024年2月23日

落下の解剖学のレビュー・感想・評価

全371件中、161~180件目を表示

3.5なんだか、モヤモヤする解剖学

2024年3月5日
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鑑賞方法:映画館

予想とちょっと、違ったかな。

検事の質問が、偏見に満ちているように感じたし。

文化の違いかもしれないけど、夫婦の経済バランスって、どうなってるんだろう?
う〜ん。

どうにも釈然としないから、解剖というよりは、暴露かな〜

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ミツバチば~や

4.5疑わしきは、

2024年3月5日
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鑑賞方法:映画館

序盤から物語に引き込まれました。
絶妙なセリフ、時々ブレるカメラワーク、出演者たちの見事な表情(特に息子ダニエル)に、リアルな展開を見せられているようでした。
特に夫婦の口論はドキュメント?と思わせる感じで見事でした。

古畑任三郎でも登場したら別の展開があったのかもしれませんが笑、事件?事故?の描写から、家族のありよう、裁判の進み方、その間の登場人物の移ろい、裁判後の空気まで、リアルを追求した表現が、個人的に惹かれる作風でしたし、ハラハラさせてもらいながら、真実とは?ということを改めて考えさせてくれる作品でした。

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Eiji

3.0落下の解剖学は淡々としたフランス映画だった

2024年3月5日
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謎が謎を呼ぶサスペンスかと思いきやそうではなかった。

感想としては、フランス映画を楽しむ素養はまだまだ自分の中には育っていないようだ。

・物語

ある日、父が死んでいるのを息子が見つけ、妻には殺人の嫌疑がかけられる。

そのため、裁判では段々と複雑な夫婦関係が明らかになって行く。

・ああフランス映画

フランス映画は同じ物事を表現するためにアメリカ映画より2倍か3倍ぐらいの時間をかける。この映画も例に漏れずそうだった。

たとえば裁判の公判でひたすら話し合うシーンに30分ほどかけたりする。

そして映画全体は2時間半ほどもある。

まるで編集という概念がなくなってしまったみたいだ

もちろんフィクションなのだが、それよりはドキュメンタリーの記録に近いテイストだ。

一体なぜなのだろう。

フランスの人はこれを普通に楽しめるのだろうか。やはり文化や趣向の違いが根本にあるのだろうか。

世の中には様々な映画があるが、フランス映画はきっちり「フランス流」を貫いている。

・観客の民度

この映画を見ている間、やたらと周りのマナーが良いことに気づいた。ひどく咳き込む声が聞こえることもなかった。静かな映画なのに。

フランス映画を観るぐらいの映画好きは鑑賞マナーが良いのかもしれない。

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稲浦悠馬 いなうらゆうま

4.5意志というものの混沌

2024年3月5日
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興奮

知的

宣伝文句、キャッチコピー、チラシの短文、タイトル。これらを考えるのは日本側の配給会社なのだろう。これらを見るとどうも本作品が真犯人探しのサスペンスであるかのようで、レビューを書く人もそれと作品とのギャップに戸惑っているようだ。この作品はそんなかつてのアガサクリスティーやヒッチコックのような作品ではないように思う。登場人物自らでさえ心の底に隠し通した「感情」の錯綜する「意志」のサスペンスに見える。答え合わせなどできない混沌としたものを味わってこそ醍醐味なのだろう。さすがはパルムドール作品だ。ことごとく周到に設られた設定や運びは今後の映画の教材としても素晴らしいのでは。

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flushingmainst

2.5広報が悪いのかな…

2024年3月4日
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難しい

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すず

3.5夫婦とは(2024年8作目)

2024年3月4日
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悲しい

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きゃりー

3.0ちょっと期待外れ…

2024年3月4日
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リバー

3.5法廷シーンが多いのだけれども、法廷ドラマというより、事件を通じて人...

2024年3月4日
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法廷シーンが多いのだけれども、法廷ドラマというより、事件を通じて人が人をどう見ているかを見せていく力作。子供のポジションが絶妙。セリフ多くてちょっと疲れた。

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ghostdog_tbs

3.5夫婦仲に横たわるグレーゾーンの脆さ

2024年3月4日
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本作で女性監督として史上3人目のカンヌ国際映画祭パルムドール(最高賞)を獲得したというジュスティーヌ・トリエ(のこる2人は『ピアノ・レッスン』のジェーン・カンピオンと『TITANE/チタン』のジュリア・デュクルノー)。彼女は今、フランスで最も旬な監督の一人に挙げられているそうだが、今回その監督作品を初めて見た。

あからさまなキャメラ目線で抜いたショットや左右にブレる映像を随所に挟み込んだり、ビスタサイズの横長画面のど真ん中に登場人物をクローズアップで捉えるなど、一種の「ドキュメンンタリータッチ」が持ち味のようだ。個人的にはあまり好みでないけれど。

本作について「スリリングな法廷ドラマ」といった感想を多く見かけるが、私自身は、たとえば『シカゴ7裁判』『ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男』のような“法廷モノの丁々発止の面白さ”が全く感じられなかった。いや、むしろモヤモヤ感をずっと残しつつ事態は推移していく。なぜなら殺意の有無や計画性を示す明白な証拠があるわけでもなく、もっぱら状況証拠と供述証拠、そして憶測のみに裁判は終始するからだ。

その意味では、法廷シーンのセリフ数の多さや判決の行方に気を取られることも特になかった(劇中で示された「事実」からは「無罪」以外に考えられないでしょ)。むしろ本作は、是枝監督の『怪物』やパク・チャヌク監督作『別れる決心』のように、「真実」をエサ(?!)にラストまで引っ張っていくという印象が強く、一定程度それに成功していると思う。

その最大の「牽引力」が、万人も認めるとおり、妻・母役のザンドラ・ヒュラーだ。当て書きされたというキャラクターの造形は圧倒的で、たしかに彼女以外には考えられないほど。母国語のドイツ語は封印してフランス語と英語で対話し、映画『ゴーン・ガール』にでてくる妻のような強靭な意思を兼ね備えた人間ではなく、どこにでもいる一人の女性として、薄氷を踏むように夫婦仲のグレーゾーンをあぶり出してみせる。

こうした夫婦間のすれ違いや脆さに主軸をおいているという点では、法廷ドラマというより、映画『マリッジ・ストーリー』や『ブルーバレンタイン』、『クレイマー、クレイマー』などの系列に連なる1本ととらえた方がしっくりくると思う。

ただし、登場人物たちを冷ややかに見据えた視線や、アルベニス作曲の「アストゥリアス」とショパン「前奏曲第4番 Op.28-4」を挿入曲として扱う手並みなどには、アート系映画として「いかにも」な印象を正直受けた。

それにしても、愛犬を“実験台”に使ってしまう子どもの発想には驚いた。ついでに言うと、本作の法廷シーンでは、子どもが証言台に立って一人前の人間として大人と対等に扱われる点にもビックリ。
これまで映画の中の「裁判シーン」でお国柄がよくでているなぁと妙にナットクしたのが、『シチリアーノ 裏切りの美学』や『シシリーの黒い霧』で描かれた、あまりにビックリな喧騒感。本作『落下の解剖学』の法廷シーンもフランスのお国柄がよく顕れているという点において、先の2本に匹敵するインパクトがあった。

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ドミトリー・グーロフ

3.5もやもやする

2024年3月4日
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難しい

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ミカ

3.0思ったより退屈

2024年3月4日
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タイトルがかっこいいのでワクワクしていたが事件に特に意外性もなく台詞回しや絵面はカッコよかったけど思ったより退屈に感じた
もっと事件に意外性がほしかった

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ぽん太郎

3.0只々裁判を見てるだけで単調。 これなら現実の裁判見てた方がおもしろ...

2024年3月4日
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只々裁判を見てるだけで単調。
これなら現実の裁判見てた方がおもしろいのでは。

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とよ

3.5233 真実は常にひとつ、ではなくいっぱいある!

2024年3月3日
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中盤の法廷劇に突入してから眠気が一気に醒めた。
夫婦って自分はいつも相手のために引いている、
の連続と思っているが
引く前の線がいったいどこにあるのかで
相手の気持ちも変わるのね。
昭和(オトン、オカンの時代)だと9対1で旦那の方が強く
平成(ワタシらの時代)でも7対3か
つまりオトンが1引いてもオカンからしたらそれでも2対8
五分五分にするにはあと3つお前引けよ、と。
って親の介護中昔話を互いに聞かされ
今回は身に染みた次第。

で、真相はどうなんでしょう?
自殺も他殺もそれぞれ血の降り方を説明しているし
法廷って決定的な証拠もないのに
こんなにストーリーをいっぱいつくって
相手を陥れる場合もあるのか、と驚く。
ワタシはこいつが意外な犯人(根拠なし)、と
思っていたのだがエンドロールに突入した。
東野圭吾の某作品のような気持ちです。
70点
イオンシネマ草津 20240303
パンフ購入

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NWFchamp1973

3.5裁判劇。

2024年3月3日
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売れてる作家妻と、作家目指してる夫と事故で視力を失った息子。夫の死は自殺か他殺か?
裁判での証言、証拠、現場検証により家族の中にあった暗部が否応なく炙り出される。
つまりそこが解剖なんだと思う。
普通の裁判物と違い二転三転どんでん返し見たいな盛り上がりはない。小さな隠し事や、気づかなかった事、思っていたけど言わなかった事レベルの物がジワジワ関係を悪化させていたことが開示される。
いやむしろ知らなくて良い事だったかも知れない。

裁判だから結果は出る訳だがカタルシスはない。
むしろ母と息子この先うまくいくんかい?と心配になる、、それも監督の狙いらしい。

イケメン弁護士の助手おばさん、なんか見た事あるなと思ったら最近見たバスドヴォボス監督の「ゴーストトロピック」のおばちゃんだったww

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masayasama

1.5辛いだけ

2024年3月3日
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アカデミー取ると思ってましたが、今ひとつでしたね。
映画は辛いだけで自分は好きではないです。

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michi

3.5152分を感じない

2024年3月3日
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大阪ぶたまん

4.0見事だが重い作品

2024年3月3日
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泣ける

悲しい

難しい

ようやく落下の解剖学を観た。
結論から言うと見事だが、ストーリーが
重く辛い。
ダニエル、サンドラの心情、脚本と構成、
裁判のリアルさは見事。
ただ、時間は長く疲れるし、精神的に
重い。もう少しコンパクトにまとめても
いい。また、作品はスクリーンよりも配信向きに思えた。
見事な作品だが、残念な箇所も多い。
精神的に辛い時は見ない方がいい作品。
2024年ベスト作品にはしたくない。
サンドラ・ビューラーの演技は見事。

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ナベウーロンティー

4.5脚本が秀逸すぎる、、

2024年3月3日
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知的

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MarieFilm

3.5観終わってもモヤモヤする

2024年3月3日
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知的

難しい

サスペンス好きなので、予告の雰囲気に惹かれて鑑賞してきました。悪くはなかったですが、期待したほどでもなかったかなという印象です。

ストーリーは、雪山の山荘で両親と穏やかに暮らしていた、視覚障害をもつ息子が、家の外で倒れている父を発見し、当初は転落による事故死と思われたものの不審な点も多く、やがて妻のサンドラに殺人の疑いがかけられ、法廷で新たな事実や証言が出される中、事件の真相とともに家族に隠された真実も明らかになっていくというもの。

集められていく証言、科学的な見解、新たな状況証拠など、少しずつ明らかになっていく事実が、仲がよいと思われた家族の裏側をあぶり出し、サンドラの立場をじりじりと追い詰めていく展開は見応えがあります。それはそのまま転落死の真相に迫っていくことでもあり、観客は法廷での判決の行方を固唾を飲んで見守ることになります。憎々しいほどの推論を展開する検事のいやらしさは強烈だし、録音音声から描かれる夫婦喧嘩のシーンも圧巻です。

しかし、証言も証拠も殺人を裏付ける決定的なものではなく、検察側がそこから導き出す主張もすべて推測に過ぎません。結果、検察側も弁護側も、主観と可能性をぶつけ合っているだけで、真相に迫っている雰囲気はあるものの、実は1ミリも近づいてないのではと思わされます。

では、いったいこの裁判は何を明らかにようとしているのでしょうか。はからずも弁護士がサンドラに向かって「事実はどうでもいい」というようなことを言うのですが、要は「第三者の目にどう映るのか」が重要だということです。つまり、それぞれが自分に都合のいい真実に導こうとして、周囲の印象操作をしているだけなのです。そんな大人たちの姿から学んだダニエルが、最後に渾身の名演技で証言をしたようにも見えました。果たして、ダニエルの証言は事実なのでしょうか。全てがもっともらしく、全てが嘘くさく思えてきます。

最終的に下された判決も、当然誰もが納得できるものではありません。ラストのオチは、「ザリガニの鳴くところ」のように秘密を墓場まで持っていくのか、「梟-フクロウ-」のように実はダニエルは見えてましたかと思ったのですが、どちらでもなかったですね。所詮、真実を知るのは当事者だけなので、亡くなった父の証言が聞きたいものだと強く感じました。真相はどうであれ、残されたサンドラとダニエルは、完全に崩壊してしまった家族を、これから時間をかけて再生していくことになるのでしょう。

主演はサンドラ・ヒュラーで、その胸の内が読めそうで読めない妻役を好演しています。脇を固めるのは、スワン・アルロー、ミロ・マシャド・グラネール、アントワーヌ・レナルツ、サミュエル・セイスら。

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おじゃる

5.0事実はどうでもいい  人からどう思われるかが重要

2024年3月3日
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楽しい

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オニオンスープ