劇場公開日 2023年11月10日

  • 予告編を見る

「とても悲しかった」花腐し ウルスアベイユさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0とても悲しかった

2024年5月4日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

主人公たち、特にさとうほなみさん、何かとっても悲しかった。カラーの最初の頃が楽しそうで生き生きしている分、はっきりと理由は明示されないカラーの後半部分、切ない。

エンドロールの「さよならの向こう側」泣けてきました。

荒井監督は、やはり脚本作品が印象的です。古くは「遠雷」とか、「ヴァイブレータ」「共喰い」とか、阪本監督作品とか。正直、監督作品は全部見てると思いますが、どれも印象なかったんですが、「花腐し」は良かったです。何か、演出してるなと言うか。最後の、原稿の大写しから、ほなみさんの幽霊(?)、そしてデュエット。とても映画的でした。

ピンクについての思い入れですが、あれは映画館に問題ありです。見てみたいなと思っても、Gさんたちの巣食う場所になってると聞かされると近寄れません。

ウルスアベイユ