劇場公開日 2023年6月9日

「自信に満ちあふれた絶好調のクラプトンが‼︎」エリック・クラプトン アクロス24ナイツ エロくそチキン2さんの映画レビュー(感想・評価)

4.5自信に満ちあふれた絶好調のクラプトンが‼︎

2023年7月2日
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鑑賞方法:映画館

これはエリック・クラプトンが1990年から91年にかけてロンドンはロイヤル・アルバート・ホールで行った42公演からセレクトされたベストパフォーマンス集。

4人編成、ホーンセクション、コーラス入りの13人編成、ホーン無しの9人編成、オーケストラ・セット、そしてブルース・ナイトと様々な編成・趣向で実に積極的。「クラプトンらしからぬ」と言うと失礼か。

濃密だった。
クラプトン自身が充実していた。
自信に満ち溢れていた。

まずはオーケストラと共にテンポを落とした”Crossroads”でスタート。マイケル・ケイメンのロックなオーケストラ・アレンジが👍 吉本のタンバリン芸人を思わせるパーカッションのレイ・クーパーのド派手なアクションもホント楽しい😀しかしMVPはスティーヴ・フェローン。彼のドラムはフルオーケストラにあって圧倒的な存在感だった。

2曲目、4人編成の”I Shot the Sheriff”で早くも落涙🥲フィル・コリンズのドラムがヤバかった。激アツだった🔥感動した。

そう、グレッグ・フィリンゲインズとネイザン・イーストを含むシンプルな4人のセットで十分だった。

続く”White Room”ではフィルからスティーブにバトンを渡しての4人編成。ギターソロに突入する時のドラムがホントやばい😱ゾクっとした。

ブルース・ナイトではバディ・ガイでなく圧倒的にアルバート・コリンズ派。真っ赤なシャツと青いレザーのパンツ、そして鋭角的なギターがカッコ良過ぎて、ウルウルしながら観た。

クライマックスはオーケストラと人気曲をゴリゴリと。まさに怒涛のクライマックスだった🙏

で、やはりスティーヴ・フェローン。アヴェレイジ・ホワイト・バンドの全盛期を支えた不世出のドラマーの本気を全身で浴びた。凄かった🙇

エロくそチキン2