劇場公開日 2023年4月7日

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パリタクシーのレビュー・感想・評価

全154件中、21~40件目を表示

4.0最期ん

2023年9月13日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

幸せ

日々のストレスの溜った運転手と客の老婆が対話をする話。
次第に打ち解けてい行く様子は見もの。

良い点
・パリの風情
・老婆の壮絶な人生
・話術

悪い点
とくになし

その他点
・ギャーーーーーーーー

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猪古都

5.0波瀾万丈な人生、幸せな幕引き

2023年8月12日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

あたたかそうな雰囲気を感じ軽い気持ちで観に行きましたが、とってもよかった。ケレールさんの生涯が想像以上に壮絶。言い方悪いけど散々な人生なのに、92歳まで生きて最後の最後(文字通り)で素敵な出会いが待っているなんて、ケレールさんの言うとおり、人生には想像力が必要。最後の手紙でボロボロ泣きました。私も愛おしい日々や人々を写真におさめておこう。

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やぎ

5.0タクシードライバーと乗客の老婦人(92歳)のお話。 老婦人さんの思...

2023年7月25日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

楽しい

知的

タクシードライバーと乗客の老婦人(92歳)のお話。
老婦人さんの思い出話、甘さや壮絶さ、それ自体がドラマティックな。
穏やかな語り口や、パリの絶景と裏腹に、深く響いてきました。

日本語の題目は、いささか表層的ですが、
原題 "Une Belle Course" は、観たからこそ、深く深く突き刺さってくるように感じます。

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woodstock

3.0心温まる物語

2023年7月9日
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鑑賞方法:映画館

終活に向かう高齢女性とタクシー運転手を描いた心温まるヒューマンドラマ。過去の思い出を振り返りながらお互いの人生を大きく動かしていく姿に心を打たれます。似たようなストーリーの作品は過去にも何本かあるので、どうやら定番になってきている題材のようです。

2023-100

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隣組

3.0フランス映画はだいたい唐突だ

2023年7月3日
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鑑賞方法:映画館

パリのタクシー運転手のシャルルは、人生最大の危機を迎えていた。金なし、休みなし、免停寸前、このままでは最愛の家族にも会わせる顔がない。そんな彼のもとに偶然、あるマダムをパリの反対側まで送るという依頼が舞い込む。92歳のマダムの名はマドレーヌ。終活に向かう彼女はシャルルにお願いをする、「ねぇ、寄り道してくれない?」。人生を過ごしたパリの街には秘密がいっぱい。寄り道をする度、並外れたマドレーヌの過去が明かされていく。そして単純だったはずのドライブは、いつしか2人の人生を大きく動かす驚愕の旅へと変貌していく!(公式サイトより)。

フランス映画はだいたい唐突だ。太陽が眩しくて殺人を犯す文学が愛され続けているお国柄なのだから、さもありなんだが、本作も唐突に、色んなエピソードが盛り込まれてくるから油断は禁物だ。

構成としては、大好きな映画「ラスト・ムービースター」に近いが、本作は、主人公が仕事で成してきたことではなく、個人として生きてきた軌跡を振り返り、仕事についてはほとんど語られない。ふたつの作品を見比べると、どことなく男女の視点や記憶の違いのようにも見て取れるのは、勘ぐりすぎだろうか。

ストーリー展開と同じく、パリの美しい街並みも楽しい。公式サイトには作中で巡った名所のMAPが用意されている。また、主人公のマドレーヌを演じたリーヌ・ルノーは歌手とのこと。Spotifyに作品がいくつか配信されているので、鑑賞後もじんわり楽しめる。

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えすけん

3.0回想エピソードが…

2023年6月27日
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鑑賞方法:映画館

ちよっとキツい、見たくない
いつも思うんだけど
どーしてDVの人と結婚しちゃうのかな…
どーしてDVの人のスイッチ押すのかな…

あ、せっかくの映画の感想が…

大好きなパリの街をドライブ出来て素敵だった

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mamagamasako2

4.0隠れた名作になるでしょう

2023年6月23日
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鑑賞方法:映画館

話自体は女性一人立ちストーリーなんだけど
流行りのポリコレも全く皆無。(それがイイ!)
ロードムービーであるが1日にまとめて
90分って短いけど無下にエピソードを付け足さず、すごくシンプル。
だが無駄な押し付けもない。
爽やか―に80分が過ぎ残り10分で涙腺爆発。
60代のジジイだからこそ心を満たしてくれた作品に感謝。
80点
5
MOVIX京都 20230425
パンフ購入

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NWFchamp1973

3.5映画の嘘と真実

2023年6月22日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

幸せ

公開時評判が良かったので見に行きましたが、評判に違わず凄く気持ちの良い作品でした。良い意味での“映画的嘘”の詰まった作品です。

と書いてみてふと思ったことですが、私が映画に求めているモノには大きく相対する二つのモノがあるのかも知れないってことです。
それは多分、この醜い社会から逃げ出す装置としての役割と、このきれいごとの社会の真実を炙り出す装置としての役割を求めているのかも知れないということを確認させてくれたようです。

で、本作は「せめて映画の中くらいは幸せになろうよ」という前者の、映画の役割(魅力・力なんとでも呼べはいいのだけれど)の一つである、映画の嘘による気持ち良さを久々に堪能し味わえる作品だったのでこれだけヒットしたのかも知れません。
まあ人(観客)によっては、映画に対してどちらか一つしか求めていない人も多くいるのでしょうが(というか、圧倒的多数だと思えるが)、私の場合は、この二つの役割が無いと物足りないという以上に映画が映画として成立しないと思っているので、どちらも必要としています。
個人的な傾向を振り返ってみると、若く映画見始めた頃は映画の嘘に惹かれ、映画が好きになり沢山見だすと真実を描く作品に惹かれ、それからはずっとそちら方面ばかりの作品に価値を見出していたのですが、初老と呼ばれる今になるとこういう作品を“嘘くさい”“きれいごと”と簡単に排除し片づけてしまうのは勿体ないと感じられるような年齢に、私もなってきた(戻ってきた)という事なのかも知れませんね。

まあ本作の場合、ストーリーは夢物語であったとしても、登場人物の人生の中に真実が含まれていたので、ただ単に“映画の嘘”として片づけることは出来ないのですが、どちらにしろ非常にベーシックで良く出来た作品でした。

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シューテツ

5.0美しいパリの街並みで心が通じ合う二人。

2023年6月18日
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鑑賞方法:映画館

金なし、休みなし、免停寸前のタクシー運転手のシャルルと終活に向かう92歳のマダムの名はマドレーヌ。なんでシャルルはこんなに不機嫌なんだろう?マドレーヌが車中で語りだす自身の過去の話を渋々聞いていくうちに心が少しずつ解れていく。聞かなければ分からないほどの苦労をしてきたマドレーヌの言葉だからこそ、八方塞のシャルルの心を解すことが出来たのだろう。最愛の息子を亡くしたマドレーヌにとって、車中で話している内に、シャルルが息子であり孫でもあるかのような気持ちになったところも有ったのではないかと。タクシーに乗ってからの数時間の間に半世紀以上前の女性の人権も存在しなかった頃にまで遡る。マドレーヌの波乱の人生を辿りながら、投げやりで荒くれたシャルルの気持ちが前を向いて生きて行こうと変化する心の動きにほっと心が温かくなった。タクシーの窓から見える昼のお洒落な街並みや夜景に輝く景色が美しい。パリに行ってみたいと増々思いが強くなる。

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しのぶ

3.5良い映画でした

2023年6月18日
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鑑賞方法:映画館

女の人の過去が意外でしたが、納得。
面白かったし、良い映画でした。

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jasmine

3.5甘ったるい作品ですね。嫌いじゃないですが。

2023年6月11日
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鑑賞方法:映画館

92歳の老婦人と46歳のタクシー運転手のお話。
老婦人の人生は波乱万丈あれど、映画の結末は甘ったるいお話。
運転手の仕事ぶりも甘ったるい(〇〇しちゃダメでしょ)。

まあ、嫌いじゃないですけど。このつくり。

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お抹茶

5.0意外な人生、本当に意外な

2023年6月10日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

予告編を見て勝手にハッピーでハートフルな作品をイメージしていたが、本当に意外なマーガレットの人生。
笑顔がどんどん増えていく2人が可愛らしくて、笑って泣けた。

笑顔で生きる事は、何があったって、いつからだって、自分で選べるんだなあ。
同じ時を過ごす人を受け入れ、心を通わせていく時間を一緒に体験しているような、素敵な鑑賞時間でした。

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hiwa

3.5地球3周分の日々

2023年6月8日
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鑑賞方法:映画館

以外な程にサスペンスフルに展開していくのだけれども、気が付けばホントのお祖母さんと孫の様な関係になっていて、綺麗に着地する。終わり方は人に寄っては「そうじゃない」と思う人もいそうだけれども、そんな出会いも良いじゃないね。

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lynx09b

3.5パリの、青い空、 人生の手練れ

2023年6月6日
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鑑賞方法:映画館

出会った瞬間からイライラして怒りっぽいタクシー運転手と上手にコミュニケーションしてお互い気分良く心開けるように持っていく92歳の老婆。言葉の端々に見える、相手への思いやり。
これはタダモノではない。少なくとも世間知らずな奥様ではない。おそらく山あり谷ありの道を歩いて、酸いも甘いも嗅ぎ分けて、種々様々な人々と接して付き合い方を身に着けた人生の手練れに違いないと思わせるところがあり、この老婆のリクエストを叶えることでどんなことが起きるのか興味が途切れない。

「あのこと」を観たときも思ったが、自由と平等の国と思っていたフランスが、女性に対する差別が割と最近まで強かったのに驚く。彼女がDV夫を殺さず、バーナーで焼くにしたのは、暴力夫の非道さを世間に訴えて戦う気持ちがあったからだ。(今のフランスに事実婚が多いのは、結婚すると女性の立場が極端に悪くなる歴史がある、またはその名残りからかも、と思った。)裁判の過程にムカムカしたが、話を聞いているタクシー運転手のシャルルも憤慨する。今はそういう時代だ。

父は殺されDV夫に苦しめられ、理不尽に(当時は普通!)投獄され、愛する一人息子と再会するも釈放翌日に別れたきり海外で死なれる、女性として考えられる不幸のフルコンボだが、へこたれずに晩年は女性の権利獲得運動のリーダーとして活動してきた素晴らしい女性、彼女の人としての奥深さはこういう生き方から自然に身についたものなのだろう。というか、元々が理不尽とは戦う、という芯の一本通った人だったんだろう。

パリの町並みと青い空が美しく、気持ちがいい。
シャルルがマドレーヌに徐々に惹かれていくのがなんか嬉しい。
彼がタクシー代を受け取らなかったのは、「次に来るときにもらう(絶対にまた来る)」という根拠を残すため。この気持ちが、最晩年をひとりぼっちで迎えたマドレーヌにはどれほどかうれしかっただろう。最後の晩餐として自腹でディナーに招待してくれたりもして。
ラストは出来すぎだけど、マドレーヌとシャルルの、お互いの心意気がもたらした最高の収まり方だと思う。

殺伐とした世の中だけど、こんな「いい話」があってもいいです。

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かばこ

4.0時代と遠まわり

2023年6月1日
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鑑賞方法:映画館

『パリタクシー』鑑賞。いろいろ厳しい状況の運転手が高齢のマダムを乗せてパリを巡る中互いに語り打ち解けあってくのだが、時代も変わればなかなか激しい人生送られてて感情移入しちゃうよね。ラストの展開は読めたけど泣ける。表情が良かったわ

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chargedpillow

4.0誰の人生にもストーリーがある

2023年5月29日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

単純

幸せ

気になっていたので観に行った。パリの街中をタクシーに乗りながらお婆さんの人生を振り返っていく。派手な演出はないがお婆さんの苦悩や喜びを丁寧に分かりやすく描いていた。つまらない人生なんてなくて、みんな一生懸命生きている事を改めて思える映画だった。

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ケイゾク

4.0人生の儚さと重さ

2023年5月27日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

楽しい

疾走したり渋滞にハマったり怒鳴ったり怒鳴られたり・・・、パリを駆け抜けるタクシーと共に、人生が凝縮して描かれていました。裕福な老婦人と庶民の不意な出会いというベタなストーリーと思って観ましたが、人の一生の重さを考えさせられました。母を大切に、自分の人生に責任を持って毎日を過ごそうと、ベタですが、思いました。

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米田veg

5.0シンプルだけど素晴らしい

2023年5月21日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

高齢のおばあさんがタクシーで、養老院に行くまでの話だが、それは1人の女性の一生を辿る道行でもあるのだった。そして女性の権利が当たり前に認められるまでの戦後史でもあった。
構成がお見事といふ他ない

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カンタベリー

4.0ホッコリ

2023年5月20日
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鑑賞方法:映画館

マドレーヌ、
あなたは、強くてステキです。
そんな、彼女の波瀾に満ちた人生のお話しを、
タクシー運転手のシャルルが聞き手に周り、
パリを横断するロードムービー。
他人同士でも、性別年齢関係なく、
たくさんお話をすることにより心が通じ合い、
かけがえのない存在に変わる、良いですね。

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hkr21

4.5想定外の展開…フランス映画、大好き。

2023年5月18日
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鑑賞方法:映画館

「ドライビング Miss デイジー」みたいな、ほのぼの系かなと想像して鑑賞したら、昨年観た「アプローズ アプローズ」、「あのこと」に続き、フランスらしいエスプリに満ちた物語。
フランス映画は、映像もしゃれてるし、今の自分に刺さる内容で、やっぱり面白い。

最初からイライラしているドライバーのシャルルと、見るからに癖の強そうな乗客のマドレーヌ。
気が付けば、押しの強いマドレーヌのペースにはまり、彼女の過去の話に引き込まれる。

若くして結婚せずに妊娠し、母親と同居して男の子を育てる20代のマドレーヌ。
やがて再婚するが、夫の子どもを妊娠することを拒否するマドレーヌに夫が暴力をふるう。
ある日、息子にまで手をあげた夫に、マドレーヌは重傷を負わせ、逮捕される。
このくだりは、ホントに驚いた。
私は刑務所無理なので、同じ仕返しでも、夫を全裸にして近くの公園に縛り付けるくらいにするけど、マドレーヌは想像以上に闘士で、このシーンは目を覆ってしまった。

マドレーヌの昔語りやわがままに付き合ううちに、シャルルとマドレーヌは打ち解け、気づけば友人のようにビストロで夕食を共にする。
このあたりの人との距離感、ヨーロッパの人たちの素敵なところだと思う。

パリでは、私はいつもメトロを利用していたので、車窓から眺めるパリの風景は新鮮だった。
来年のパリオリンピックも楽しみだ(*^-^*)。
近々、またパリを訪れたいな~と思った。

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のりたまちび