劇場公開日 2023年4月14日

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「穏やかで静かなオカルト。終始何を伝えたいか分からず残念…」サイド バイ サイド 隣にいる人 あおねるさんの映画レビュー(感想・評価)

1.5穏やかで静かなオカルト。終始何を伝えたいか分からず残念…

2023年10月12日
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鑑賞方法:VOD

こちらの作品、発表された時は坂口健太郎さんと齋藤飛鳥さんの共演ということで割と大きく取り上げられていたんですよね。
いざ鑑賞してみると最初から最後まで結局のところ何を伝えようとしているのか分からず、淡々とストーリーだけが進み、穏やかな雰囲気の中にちょいちょい挟まれるやや不気味なサウンドでオカルト感を作り上げていましたが、ライトな感じなので怖さは全くないです。というかシュールです。笑う映画じゃないんだろうなというのは十分に理解しつつも、退屈さと意味不明さが強くて苦笑。
全く気まずいシーンではありませんが、奥さんに対しての嫉妬や束縛の感情が激しい旦那さんが序盤に登場して坂口さん演じる主人公に対して帰り際の玄関先でやたら自らの愛情を見せつけてるシーンとか謎すぎて「このシーン必要ある?」って疑問すぎました。
坂口健太郎さんは静かな役がよく似合う方なのでそこに関しては良かったんですが、監督が伝えようとしたものが何なのか分からずモヤモヤが残る状態なのが残念でならないです。しかし汲み取れる方はきっといらっしゃるとは思いますし、キャストの方お目当てでも、少しでも気になった方は鑑賞してみて下さい。

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あおねる