マジック・マイク ラストダンスのレビュー・感想・評価
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タイトル通り、ダンスシーンが多め。インド映画と間違えるくらい?
今年69本目(合計721本目/今月(2023年3月度)4本目)。
さて、こちらの映画です。
インド映画「以外」で、ダンスシーンを全面に押し出した映画というのは珍しいのではないか…と思います。事実、6~7割はそれになりますし。ただ、男女同権思想を想定させるような字幕もでますし、それ以外の知識もかなり求められます(一般的な知識で足りますが、浅く深く聞かれる印象)。
その性質上、ダンス場(ダンス劇場)というのはどのように成り立っているのかといった、あまり「映画」としては見ないようなことまで描かれていたのは好印象でした。日本で「映画」というと「ダンス」は含まれないように思うのですが(劇団四季さんとか?)、そういった「隣接分野」に興味を持てたのは良かったかな、と思います。
ストーリーが「やや」単調という部分はどうしても否めず、あれもこれも書くとネタバレが思わぬところで出てくるので、このあたりにしておきましょう。
減点は特に見出しにくいです。
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(減点なし/参考/「ユニコーンに…遣わせるように命じます」の表現)
映画内では I order that unicorn send ... (※send には「遣わせる」の意味あり) という表記で出ます。確かに今の英文法もこれで正しいですが「やや」古い表現です。
order「命じる」もそうですが、suggest「勧告する」、recommend「するように勧める」というように「勧告の意味を持つ動詞」は、その意味で使う場合、that節以下で動詞の原形が来ます(正しくは、接続法になります)。ここでは、orderが現在形なので、接続法現在になっています(接続法現在では動詞の活用がないので、英語では実際的に「動詞の原形を置く」と言っても間違いではない)。
※ なお、日本では中高の指導要領が法的拘束力を受けるため、「接続法」という扱いではなく「仮定法現在の特殊用法」という扱いで習います(そして、これらの表現に「仮定的」意味がないため、多くの高校生が英語嫌いになる一つの理由)。
なお、I ordered that .... のようになると、that節以下は接続法過去になりますが、その場合でも「接続法過去でも動詞の活用はない」ので、やはり動詞の活用は変わらずやはりどの場合でも(主節の動詞の活用が現在形でも過去形でも)この意味で使う場合の動詞の活用は同じ(実際には「すべて、動詞の原形にしか活用しない」ので、「原形になおす」というように学校では教えるが(つまり、「すべてで動詞の原形に活用する」という教え方は、結局「原形しか使わない」という教え方と結果論が同じになるに過ぎない)、スペイン語フランス語ほかを知っていると、この理解ではハマります)になります。
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イケメン・マッチョのセクシーダンス
ゴールドジムにかなり長く通ってるんだけど、この手のイケメン・マッチョはたくさんいる。このタイプの男子が好きな発情中の女子は、ゴールドジムに通うべし。
男女ともに、かっこよかったり、キレイだったり、セクシーだったりすることは、人生を豊かにするうえで、とても大切なことだと思っている。体を鍛えたり、そのための努力は欠かさない。
なんか途中から涙が出てきた。あざといと言えばあざとい話なんだけど、これが映画のマジックかな?
①演出がしっかりしているな、と思ったら監督がスティーブン・ソンターバーグなんだ。道理で。
②年齢的に激しいダンスをするのが難しくなったから、というのもあるのだろうけれど、チャニング・テイタムを振付や演出にまわっし、ストリップダンスの方は代わりに複数の男性ダンサー達に踊らせた、というのが成功したと思う。
それほど、各ダンサー達の技術が驚くほど高く、ソロでも群舞でもその見事さに圧倒され、見ているだけで嘆息する、いくら扇情的な振付であったとしても。
最近の日本や韓国のアイドルグループ達は歌いながら踊るのが多いが比較にならない(別に彼らを引き合いに出すこともないんだけど)。
③また、端的に言うとこの映画は、男性ダンサー達のセクシーなストリップダンスとそれを楽しむ女性たち(だけではないだろうけど)という男女逆転の構図を越えて、男性ダンサー達の素晴らしいダンスからなるショーを主旋律とすると、男性─女性の新しい関係の形の模索、特に女性を従来の男社会の枠から解放することを模索していることを副旋律にしているたのだと感じさせられた。
元の劇の主役であった女優の言うように“このカマトト女みたいに、(女は)どうして二者択一しなければならないの?”という叫び、ストリップダンスのひとつの演目の題名を“permission(許可、許してあげること)”=紛らわしい「同意」や「合意」ではなく=としていることに特にそれを感じる。
④週刊誌的に言えば、“金は有り余っているんだけど人生に絶望している中年女が、たまたま開いたパーティーにいたバーテンダーが男性ストリッパーのレジェンドだと知って、一夜限りの楽しみのつもりで買ってみたら、そのテクニックにたちまち魅せられてしまいパトロンとなり云々・・・果たして中年女のミッドエイジ・クライシスか、年下の男にうまいように利用されているのか”というような記事になりそうな話にみせかけながら・・・
“経済的に余裕がありクリエイティブなセンスのある女性が、見出だした男性に夢を託してサポートしても全然おかしくないじゃない、勝負に出てもいいじゃない”という主張にも思える。
幕切れのあまりのアッサリさに恋愛はこの映画の主旋律ではなかったのか、と思わされたし。
踊りとしてRRRと比べてしまいました。。
ダンサーの話かな、と思ってうっかり3回目のRRRと同日に見てしまったせいで、
いや何もそこまでセクシャルに特化しなくても熱く力強い情熱的なダンスはRRRのナートゥのように、他にもあるよ??と思ってしまいましたが、そもそもダンサーのジャンルが違ってたんですね。
うーん、主役さんは確かにそのジャンルのダンサーだからその演出でいいとして、スカウトしてきた他の若手ダンサー達はストリートダンスとかでブレイクダンス?だとかの
別にセクシャルに特化してなくても魅せる力強いダンスを踊ってたと思うけど、若手の皆さん全員がそのジャンルの踊りで納得してるの??とちょっとそこが違和感でした。ストリートではそこまでセクシャルな動きをしなくても、通常のダンスで充分見てる人々を魅了してたように思ったんですが。。
でも鍛え上げられた、アスリートのような体格は凄いな、と思いました。娘の淡々とした語り口になってたのは良かったです。
急にこういうダンス見るとびっくりしますね。
「あーーーーびっくりしたーー」が一番の感想です(汗)
女性必見、セクシーダンスでお悩み解決
してないけどほぼしてると言っても過言ではないセクシーダンスで女性は皆魔法にかかったかのように気持ちが吹っ切れ、お悩みを解決してしまうという人を前向きにさせてくれる楽しい映画。
ストリッパーと言いながら、某韓流アイドルや日本のダンスグループがやってるダンスと概ねそんなに変わらないものも多く、見る側を明るくしたり、応援したくなる感情を生む。
シリーズ3作目にしてとうとう舞台芸術の本場ロンドンでお披露目。
なんでもお見通しの執事のおじ様はすごくいい味出してる英国紳士。
お堅いお役人のおばさまにピンポイントで魅せてくれたバスの中のダンスはもっと観ていたかった。
Fワードたくさん使ってたサルマ・ハエックってやっぱり品のないラテンのおばさま役をさせると一級品。
主演のチャニング・テイタムはバリバリに仕上がった身体で本当にラストダンスなのかなと思うほどの現役感。
坊主頭は確信犯かw?
1作目依頼のスティーブン・ソダーバーグ監督だが、どこまで真面目なのか怪しく、一緒になり、これまた確信犯的に面白がって創っているような気がしたw。
刺・激・的
何も情報もなく鑑賞
なかなか刺激的なダンスです
皆さんマッチョで
筋肉がモリモリ
観客を沸かせ見事に
ダンスショーを成功させる
魅力的なダンスは
やはり…
最初にふたりが出会った時の
……熱いダンスかな~
ふたりの熱はなかなか
冷めません
過去作観てたら観なかったかも
過去作観る時間なくてやばいかなと思いながらの鑑賞でしたが、充分楽しめます。
逆に
後で過去作「マジックマイクXXL」観たんですが、
ちょっとついていけず、多分先に観てたらスルーしちゃったかもです。(1作目は未見)
チャイニングテイタムも今の方がセクシーですし。
話もまあ捻りはないですけど筋は通ってます。
何より執事好きも楽しめます!
お約束
マジック・マイクシリーズ第3作。
このシリーズ、初めて観ました。
ラストダンスだそうです
ホントでしょうか。
もちろん、お目当てはクールなチャニング・テイタムの脇腹💞
土曜日の深夜のラストショー。
怪しい熟女が3、4人。
怪しい男が2、3人。
俺は違う
私は違う
みんな、自分だけはと思っとる
みんな裸目当てやろ
でも、俺はちがう
この期に及んで見苦しい
サルマ・ハエックのジュクジュクしたギトギトの強欲・欲情演技を期待。
やはり彼女は爽やか系。
ちょっと物足りなかったですね。
ストーリーは呆れるぐらいベタでシンプル。お金持ちの有閑マダムのマックス(サルマ・ハエック)が噂を聞いて、フロリダ出身の元ストリップダンサーのバーテンダー(マイク)を「買いたい」と直接交渉。
そして、さらに思いつきで、ロンドンの古~い演劇シアターでいきなり演出家デビューさせる。
しかも、準備期間はたった1ヶ月。
普通無理です。
マックスも手伝ってSNSでいろんなダンサーを10人集めます。人種もダンスのスタイルもバラバラ。
おいおい、何考えてんだ~
もうストーリーや映画の出来映えなんかどうでもいい感じがビンビン伝わってきます。
このお話(?)はサルマ・ハエックの娘役(アフリカ系の中1ぐらいのカーリーヘアーのメガネっ子)のナレーションで始まります。
「ダンスは人類がまだサルだった頃から有効なコミュニケーション手段だった・・・」
そりゃ、そうでしょう。丹頂鶴だって、熱帯のカラフルな鳥だって求愛ダンスしますからね。
魚だって、イカだってします。
集められた俳優たちのダンスはまあまあのレベルですが、今やオリンピックでもブレイキンが競技種目になる時代。
全然つまらないYO。イケてないYO。
マイクは「僕は演出に専念するから」と醒めたセリフを言っておきながら
やっぱ、踊るんか~い❗
男女混合のエロエロダンスで、
舞台はびしょびしょ。
これを待ってたのよ。
頼むよ❗
ショーが終わって、抱き合ってキスする二人。マックスに対しどうでもよさそうなクールなマイク。
ラストダンスは私と
焦らしプレーか!
ダンスの根源的な意味
ダンスシーンがめちゃくちゃいい。肉体美とセクシーさが融合した新しいアートを見ている気分になる。エロティックな動きが欲望を刺激するんだけど、いつの間にか、本能自体が解放されて自由な身になった気がする。
マックスの長女がナレーターとして、物語を進めていく。この子の演技が上手い。大金持ちの一人娘ではあるが、クールに母親やマイクをいなしたりする。
マックス家の執事も面白い。マックスが連れてきたどこの馬の骨だかわからないアメリカ人に慇懃に接するも、イヤミが出てしまう。
ダンスの根源的な意味まで勉強できてしまう。教養とエロティックとアートにあふれる作品でございます。
ダンス好きは必見!
チャニングは「ロストシティ」で初めて認識してお馬鹿さんぽいがキュートで可愛いと思っていました。そしてこの映画!彼は馬鹿でない。優しく素晴らしく別の世界に連れていってくれた。必ず女性の「許可」を得る。そしてとてもフェミニズムの映画、でありつつ男性の格好良さ、優しさ、逞しさがたっぷりで感動しました。
賢いゼィディの「小説」朗読に添いながら、本当の理解はダンスによってなされると伝えてくれる。とっても良かった。
ラスト
チャニングテイタムって凄いハンサムでは無いけど、アクションだけでなくこういう役もこなせるから凄いですね。このシリーズ意外と気に入っていたので、残念です。ラストのダンスの後にディスコみたいになって、彼のダンスでの盛り上がりを少し冷ましてしまった感があるのが残念でした。
【"ノンストップエロティックダンス!"チャニング・テイタムの女性と濃厚なセックスをしている様な、身体に絡み付くダンスの際の、妖しい腰つきがタマリマセン!】
- ストリップダンサーのマイク(チャニング・テイタム)が、富豪のマックス(サルマ・ハエック)の、そのエロティック過ぎるダンスに惹かれ、彼を自らが所有するロンドンの歴史ある劇場での演劇を大改革するお話。-
◆感想
・今作品はストーリー展開は、シンプルである。
・だが、劇中披露されるエロティック過ぎる数々のダンスは実に魅力的である。
- ステージに上げられたオバサマ方、筋骨隆々の男性ダンサーに絡み付かれ、実に嬉しそうである。-
・チャニング・テイタムの身体も勿論、筋骨隆々である。セクシャルバイオレットナンバーワンである。
<今作品はアンマリ、難しい事を考えずに、エロティックでセクシャルなダンスシーンを楽しむ作品である。
半裸の男性ダンサー達の筋肉美や、様々なダンススタイルを堪能した作品でもある。>
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