しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦 とべとべ手巻き寿司のレビュー・感想・評価
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敵のあり方について
初の3DCGによるクレヨンしんちゃんは、映像的にはある程度成功、内容的にはちょっと厳しいという感じか。CGによるダイナミックなカメラワークによる描写は、映画に大きなスペクタクルを創出していたし、フェイシャルの芝居もよく作っていたと思う。しんちゃんの多彩な動きと身体の変形もCGの生々しい感じを上手い具合に消していて、ダイナミックなアクションを作れていた。制作に時間はかかっていそうで、収支的にいつもの手描きと比べてどっちがいいのかわからないけど、可能性は感じさせたのではないか。
ストーリーの方は、こういう家族連れがメインターゲットの映画で、家族を持てない孤独な独身男性が悪役というのは、どういうスティグマを発生させるだろうかと気になった。ローンウルフ型の犯罪行為が社会問題であることは確かだが、やり場のない鬱屈を抱えた個人に「がんばれ」と叫んでもあまり解決にはならないのではないか。もっと、現代社会の実りのなさに目を向けないといけない気がする。
鈍重なクレヨンしんちゃんなんて…
クレヨンしんちゃんの映画って、
①家族愛と、
②ハチャメチャでスピーディーな展開と
③無駄でくだらないギャグの連発
の 3要素がキモだと思っているんだけど、
本作は、②と③の要素が弱くて①の家族愛要素が強めな気がしました。
その結果、見たかったクレヨンしんちゃんではないし、スカッとしたカタルシスも無い、残念な作品になってしまった気がします。
しんちゃんがヤケに大人びていて、違和感すごいあるし。脚本の問題なのかな〜?
3DCGなのは、個人的には好評価。
でかい怪獣とバトルするシーンでは、迫力があったのでよかったと思います。
・3DSGを生かした迫力のある演出 ・ギャグ要素がいつもよりも多め...
・3DSGを生かした迫力のある演出
・ギャグ要素がいつもよりも多め
・無責任な社会問題へのメッセージ
・クレヨンしんファンは見るべき映画
しん次元!
より浮き彫りになる光と闇。超能力を媒介しても人対人。どんな怪物より時にサビが効く存在。それがいつになく等身大な物語に。複雑化した社会へしん次元で問いかけること。しんちゃん流の闘い方にボロ泣きを超越。そこにボーダーは…。具沢山すぎる感情に言葉が収まりきらない。
良かった
レビューを観てみると怖いと出てきたので子供には怖いのかな〜と少し心配しながら娘と行きました。
確かに暴力的なシーンもありましたが映像も立体的で可愛く話の内容も思っていたより良かったです!
しんちゃんが友達思いに行動するシーンは胸がジーンとしました。
子供に感想を聞くとキャラも怖くなかった様なので個人差ありそうですが小さい子でも楽しめるのかなと思います。
エンディングのサンボマスターさんも最高に良かったです👍
やっぱりしんちゃんは感動しちゃいます😭
クレしんの歴史に泥を塗る超駄作
ここ数年のクレしんは、現在の子育て世代の常識に合わせた子供も親も納得の作品でした。
今回は一体いつの時代の感覚なのか?
冒頭から、みさえが赤ん坊のヒマワリを残してコンビニに行くなんて、、、、
全くありえないご都合主義の展開でドン引きでした。
中途半端にリアリティのある敵に対して、クレしんの破天荒な良さが全く消えてしまっている。
二度と大根はクレしんに関わらないで欲しい。
これは…
甥っ子(兄の息子、5歳)と観に行きましたが、歴代でもこれほど酷い作品はないと思います
酷い環境や境遇の中で必死に頑張ってきた非理谷に対してひろしの「頑張れ、誰かを幸せにすればきっと君も幸せになれる」という無責任極まりない発言には全身に悪寒が走りました
製作陣の考えが不遇な環境や境遇にある人に対して、「社会的福祉に頼るべきでは無い、自分でなんとかするべきである」という自己責任論極まる思想を持っているのだろうなと思いました
未来への希望がある内容になっていればオトナ帝国のような作品になったかもしれないだけに、今回は非常に残念な内容でした
星0.5はサンボマスターさんの曲が良かったのとED(エピローグでは無い、2Dのアニメーション)が良かったからで、正直そこ以外に評価出来るポイントは全くありませんでした
全体的になにか臭う作品
息子と観に行って、息子は単純に楽しんだと思います。自分も映画のノリというか雰囲気は楽しめました。でも…なんか臭うんですよね、この映画。登場人物がこの国や時代のことをいろいろ言うのが差し込まれるんですけど、なんなんでしょう…中二病的な?その度にしらけちゃうんですよね、偏見まみれの大人は、たぶん。悪い意味で子供向けの部分が散見されます。しんちゃんを使ってこういうお話を作るのはそろそろやめていただきたい。
普段テクノっぽい曲ばかり気に入ってる息子が、サンボマスターの楽曲を気に入ったのは良かったです。メッセージ性の強いロックもたまにはいいものです。
ヒロシの靴下は世界を救う
3Dでも可愛かったです。
幼少期の心の傷は大人になっても根深くある事が現実的で恐怖でした。
小さな子供にはトラウマになりそうな暗い描写でした。
でもそこは映画クレヨンしんちゃんなので、最後はしんちゃんが悪と化した青年にかける、しんちゃんらしい温かい言葉にうるっときます。
幼少期から温かい言葉をかけ続けるのは本当に大事なんだなって改めて思いました。
ヒロシの靴下。
3Dのせいか、臭ってきそうなくらいの迫力でした。
ロボとーちゃん以来のガチ泣き
僕は6年ぶりに映画館で映画クレヨンしんちゃんを見てきました。
今回は笑いが多くて普通の男子でも全然楽しめました。ラストのシーンでは鼻水が出るほど泣いてしまいました😅
一番良かったところが主題歌のサンボマスターめっちゃいい曲で最後のエンドロールのときノリノリで聞いてました。笑いあり涙ありの最高の映画でした。しんちゃんを知らない人でも楽しめると思うのでぜひ見て下さい。
未来は僕らの手の中
そう歌ったのは日本が誇るパンクバンド THE BLUE HEARTS
サンボマスターは未来は君達のモノと歌った
7年かけて作った3DCGは大人にも子供にも頑張れとエールを送ってくれた沢山の愛が詰まった素晴らしい作品だった
今までのしんちゃんとは違う
正直序盤はあまり面白くなかった。
ただ後半が凄く良かった。
どうして大人向けって言われてるのか分かった。
でも序盤は子供向けだったなぁとも思ったけど。
良い映画だったけど、今までのクレヨンしんちゃんの私のお気に入り映画達よりは劣るかなと思いました。
セリフ過多と他人への強要はちょっと……
やや怪獣映画のフォーマットを意識しながら、オーソドックスなクレしん映画には収めて作っているように装っていたが、セリフ過多が気になりました。
本作は、TVドラマ出身の方に多い「わかりにくいところは全部セリフ説明が親切なわかりやすさ」と誤解したようなところが多々あって。
実はあまり名言を言ってないのに、SNSで妙に煽てられた父ちゃん(野原ひろし)に、名言っぽいことをやたら言わせたがったし。
映画クレしんは、セリフで感動させるのではなく、しんちゃんの大人が忘れていた純真な心と、大人より大人な優しさからくる「行動」と「子どもにも理解できる短いメッセージ」で感じさせるイメージが、個人的には強い。
それはおそらく、(本郷・原・水島・ムトウら:敬称略)歴代監督たちの、子どもを子どもとしてよりも、ちゃんと人間として扱い、面白いものを提供しようという真摯な姿勢から来ていたように思っていました(勝手な個人のイメージですけども)。
だから、しんちゃんって映画ではいつも「がんばれ」はたいてい自分にしか使わない。
たまに他人に言うのは、重くない場面で両親やかすかべ防衛隊へ冗談交じりで。
本作みたいに、がんばれなくて悩んでる青年に、がんばれを執拗に強要するキャラじゃないと思うんですよね。
だったら、自分ががんばる姿を見せて、自発的にがんばりを引き出すのがしんちゃんではないでしょうか?
また、3D CGアニメにしたメリットがあまり感じられなかったのも、ちょっと残念。
本作監督は、実写ドラマで俳優の存在感やイメージを活かした作品作りに向いていて、あまりアニメーションには……と思ってしまいました
しんちゃんなのに
見慣れた春日部が3Dになって新しい体験がありながらも、いつものような胡散臭い敵役や子供の危機に急いで駆けつける家族愛、おバカな戦法で敵を翻弄するしんちゃん等が描かれていましたが、今を生きる若者へのメッセージ性が強いような気がして個人的には子供向けであってほしかったかなと。
すごく良かった、3Dの使い方も
何回も見なおしたら気が付かれる凄さが詰まってる
確かに登場人物のターゲットが悪いから叩かれてるが、そこまでひどくないのでおすすめします。
3D面は特にすごかった、いろんな経験やゲームを得て3Dの技術を活かしきれていたのが高評価、次にアクションの激しさも誤魔化しのない激しさでさらに良く可愛さもあいまって素晴らしかった。
意外なとこで音楽も怖さを演出するのに使われた元の音楽が鳥肌でとても良い。
ストーリーも、最初に述べた件は全く気にならなかったし、見返すと俳優の声のマッチしてる。
レビューこんなにあるけれども、技術面はとても素晴らしいので、そういった意味でも見に行って損はないでしょう
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