マイ・エレメントのレビュー・感想・評価
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余計なことも気になりつつ……
最初の方に表示されるコメントで「人種差別の映画じゃない」と書いてる人がいましたが、「差別」を露骨に描いていなくても、エレメントが人種のメタファーであることは明らかですね。
水はおそらく白人(高層マンション住まい)、火が監督の出自も反映してアジア系(韓国系)なんでしょうし、それ自体が階層の差、貧富の差としても描かれていました。ここでも、「パラサイト」や「天気の子」のように、流れる水が押し寄せる低い場所(底辺)に住んでいるのが主人公家族であり、そこに火たちが住む街もあります。
ただし、この映画は、たとえ差別される側にいる人も、そこで他者に壁をつくるのをやめよう、もっと柔軟になろうと、マイノリティの側の意識を問題にしていることです。
だからこそ、差別の記憶(火は立入禁止!)はあっても、「差別された!」と叫ぶ映画ではないのです。
意思の通じない他者に怒り(癇癪)を持つことではなく、気持ちを通わせることが何度も強調されますし、それを主人公は水の男から教えられるわけです。
一つ、誰でも気になると思うんですが……
火と水の二人の間に子孫は生まれ得るのか?という点です。風と土でもいいですが。
エンドロールに小さく小さく描かれていたのはそれですか?
思ってたより対象年齢高め
世界観の作りこみが丁寧。
大人からみると元素が自由すぎてあまり意味ない構造かも?と思うところも自分たちでツッコミを入れたりして、子供向けらしいゆるいファンタジー世界が魅力的に描かれている。
テーマが意外と重くて、小学校高学年以上向けでは?と思う。
主役二人の心の機微をきちんと描いていて、王道ながら満足度は高い。
吹替も声優ではないが自然に観れた。
ちょっと損したかなと思うのは、ファンタジーのCGアニメで序盤に配水管が壊れるって最近見た気が…
水の三態
水は0℃で氷(固体)、0~99℃で水(液体)、100℃で気体(水蒸気)になる。常温でも飽和水蒸気量に達する温度(いわゆる露点ね)になると蒸発する。また、蒸発した水が雨を降らすように、水は循環して地球上の水分量を保とうとする。だから、ウェイドは決して死なない。ん~うまくやりよるのう~
あと、命の火はなぜ青いのか?それは恒星の一番高い温度が青白い星だからだよ
子供がいない時間帯などを鑑みたら、字幕になってしまった。やはり正解でしたね。オリジナルのヒロインはハスキーボイスで、吹替だったら差し詰め二階堂ふみといったところか。
4つの種族?が何とか上手くやれているから、世界平和を目指そうというテーマももはやお約束。
ディズニーアニメは「シュガーラッシュ」以来。この作品を見るきっかけは、スタンプラリー。折角だから、全部集めてから観てやった。たまには良いよね、こんなベタなのも。
四元素の格差社会
考え方にもよるけど四元素は対立と協調関係がはっきりしていると思うが、この中ではどうにも火があからさまに除け者だし、水がインフラの重要な位置にいてセレブポジションなのが気になって仕方なかった
もちろん話が進むにつれ、エンバやウェイドの気持ちが分かって来て最後は感動するのだけれど、応急処置したところをそのままにしておくってどうなの?と思ってしまったり、このシーンは将来ディズニーのライドになりそうだ、なんて考えたり、質量無視した水って最強だなとか火は消えたら最後だなとか、ついつい余計な事を考えてしまった
デザインや表現は斬新ですごい!ただキャラクターにはあまり共感できなかった
火と水が惹かれ合う理由があまり納得できなかった。
子供ができるかのかどうか気になったが、そこに対する疑問は親でさえ触れなかった。
物語の中で前例がないと語られているので、未知の未来に希望を持とうということかな。
元素達の街並みや、動きは斬新で、それだけでも見る価値があると思う。
ただワンピースのロギア系のような無敵感があり、ピンチな場面でも全く危機感が感じられず、まるで共感できなかった。
すごい映像をボーッと見てたら、なんとなく火と水の恋愛になって旅立っていった・・・
火と水の心のふれあいに感動
前情報もほぼなし、それほど期待も持たず…で見に行ったけど、さすがのディズニー×ピクサー。ファンタジーな世界観とそれを輝かせる映像美で没入できました。水要素の強い街並、そこに移住してきた火の家族の拠り所のない心細さから、徐々に火の町並みが発展していく様子、火と水が心を通わせる場面など、感動的なシーンの美しさはさすが。火の力で草が燃えたり、水が泡立ったり、水が泣き上戸だったり…と言うエレメント同士の小さなネタもちょこちょこ面白い。
ストーリーは想像の範囲を超えないが、飽きることなく最後まで楽しむことができる良作でした。
期待値が高まりすぎないよう注意
ピクサー新作。そりゃもう絶対見ますよ。
半年以上前から番宣番宣。。。
個人的には、インサイドヘッド、ズートピア、ファインディングドリー等人生ベスト級を毎度毎度排出してくるピクサー様。
今回も映像美は、文句のつけようがありません。
炎、水の表現は超級レベルです。
所々、炎の特性を活かせた小技も工夫がなされていました。
ラストシーンも、爽やかに涙を誘う技が光りました。
期待値が高まりすぎたが故、下記が気になるポイントでした。
・炎、水が中心とはいえ、4元素をモチーフにするなら土風の登場シーンはもう少し出しておくべき。
・無理やりなギャグ要素が多い
・エンバーの衣装(露出が高い黒い衣装)には特段の意味があっったのか
・突然の回想シーンが多く、話が散らかりがち
↑以上気になりますが、それでも大好きな1作となったことには変わりありません。
小さな子から大人まで鑑賞に耐えうる話
マイエレメントを観たけど
移民がテーマになっている?
・・・さておき子供率が高くてやはりお盆は避けたほうが良かった
(大人たちが邪魔な存在だった)
改めて母親はずーっと1秒も空きもなく子供に話しかけていて
大変だと思ったかな
なにしろ小さな子から大人まで鑑賞に耐えうる話でした
テーマ設定もばっちりさすがディズニー、PIXAR
今の問題、環境問題で火、水、木などテーマにしたアニメは見事。色々考えさせられたし優しい気持ちにさせられた。さすがディズニー、PIXER。ムビチケカードをあえて前売りしたのもプラス。観て良かったアニメです。カールじいさんのショートアニメも楽しめたのがまたいい。
やさしいきもちになりました
連休中ということで見に行きました!
ストーリーは王道展開でキャラクターも多くなく本筋になぞって描かれていて良かったです
良かった点は吹き替えで見たんですが玉森くんの声優違和感なく というかほんとにキャラに落とし込んでいて凄く良かった!
何と言っても映像がハチャメチャに綺麗で水の表現が実写か!?と思うほどビックリです
キャラクターはシンプルですが苦悩してる表情などよく描けてました
それぞれのエレメントが魔法みたいな感じで属性の特色出して色々やるのディズニー・ピクサーっぽさ全面ですきです
気になったとこは水をせき止めてたガラスがクライマックス辺りでエンバーとウエィドの距離が遠くなりそうで亀裂が入ったの表現したなら最後結ばれたとこであのヒビも修復して街も平和みたいなの挟んでも良かったのでは…
多様性や人種差別的なことがメインになるかなーと思ったけど最後は家族の話になるだな…と思って予想外でした!
最後の水に流されるシーンは津波思い出して切なくなりました😢
ウエィドの家族が火にも優しくて救われました
主題歌合ってたな~ エンドロールで曲にウルっときましたの
魅力的だが、後から疑問が大きくなる世界設定
エレメントたちが暮らす街の美しさは、さすがピクサー、素晴らしい!
しかし、エレメントたちの関係性を見ると明らかに水が支配者。
土(植物?)も風(雲?)も、水なしでは生きていけない。
そんな水の支配する世界で、なぜ洪水が起きるのかが不思議。
命を持つ水は、ただの水をコントロールできるはずではないの?
そして癇癪持ちのアンバーが、芸術エリートの道を選ぶ結末も不満。
アメリカで移民が成り上がるルートは、結局それしかないのかと思わせる。
心が温かくなる
素直にとても良かった。
映像はとても美しく世界観がとても良くてぜひスクリーンで観ることをお勧めしたい!
ストーリーは深い意味を追求するなら様々な社会問題などを含んでるんだろうけど、私にはとてもロマンティックなラブストーリーだった。ウェイドが男前過ぎる!まさに理想の彼氏!吹き替え担当した玉森裕太くんが本当にピッタリでした。
分かりやすい
流石の出来。
ストーリー展開、伝えたいこと、映像の見せ方など全てのバランスが良い。
正直これ以上の感想があまり無いw
もうピクサーの作品はあまり多くを語るべきではなく、見るといいと思うw
そこで感じたことが全てかな。
色々な作品を見すぎたせいか、ちょっと物足りない感が、あるのは自分のせいかなw
火と水か今回の話のメインだけど、他との絡みももっと見てみたいなー
アニメは可愛くて楽しいですが、
水、火、風、土の4つのエレメントたちが暮らす大都市、エレメント・シティ。火の娘エンバーは父親の店を継ぐため毎日奮闘中。父に認められたいのに、カッとなってしまって失敗する事も。そんな時、水の青年ウェイドと知り合い……
キャラクターが可愛いです。火や水や風が全身で感情を表したり自由に形を変えたりする一方で土はどっしりとしていたり、各々の特徴を見せてます。火にうっかり水が掛かるとそこが欠けて、枝を食べると復活するとか、アニメならではの表現も楽しいです。
ストーリーはつまらなくはないですが、物足りないですね。エレメントって、互いに作用を及ぼしたりするものではないかと思うんですが、「他のエレメントにかかわってはいけない」とか言って、じゃあエレメント・シティとは何かというと、結局、アメリカ合衆国のことであり、テーマは、自分とは違う存在に偏見を持たず、互いに尊重し合おう、という事です。
土と風は付け足しみたいな感じなので、火の一族と水の一族の諍い、でも構わないような内容で、スケールが小さい話です。
どうせなら、4つのエレメントが一致団結して世界を救う、みたいな話が良かったです。
併映の「カールじいさんのデート」はつまらなかったです。犬が喋るのではなく、テレパシーで会話していて、デート用の話題も子供にはわからない内容で、これは2Dアニメで誇張表現をすれば面白くなったかもしれません。
こういうのでいいんだよ!な作品
これにケチつけたくなった人は、映画館を出たら誰かに抱き締めてもらった方がいい。
ストーリー、キャラ設定、なんやかんやのバランスが抜群にいい。ディズニーに求めてるポリコレのさじ加減とかまさにこれじゃんって思った。
擬人化されてるおかげでメッセージ性もストンと心に入ってくる。その為の表情の作り方や絵の抜き方など、さすがピクサーだなと。
大きな世界の本当に小さな恋物語。それはまさに等身大の私達が色んな人が行き交うこの世界では見向きもされないような話。でもその2人の産むエネルギーが少しずつ家族や周りを変えていく。これで世界が変わるなんて誰も思わないけど、こういう小さな営みが少しずつ世の中が変わる…そんな綺麗事のような、夢のようなモノが心に宿る映画です。
そして最後の吹替あるあるのダサい邦楽テーマソングが感動を冷ますんだけど、今回はめざましTVで流れてた「やさしい気持ちで」がやたら感動します。
自分の幼かった頃の家族との朝の風景が頭にふと浮かんでしまったりしてね。
そしてエンドロールの最後の最後に監督のファミリーの写真が出ます。
あぁ…そうなのか、彼の物語だったのね。魂こもってる感じはそこからなのね。
もう中年のおじさんは映画館でぶわぁ(T-T)ってなりました。歳ですね…笑
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