ファンタスマゴリー ザ・ゴーストショー

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ファンタスマゴリー ザ・ゴーストショー

解説

映画「下弦の月 ラスト・クォーター」のほか、テレビドラマやミュージックビデオなども手がける映像作家の二階健が、現代の京都と18世紀のパリをつないで幻想的に描くファンタジー。

CGクリエイターとして東京で働くエナ。仕事は単調な映像加工作業ばかりで創造力を発揮する余地もなく、自信を失った彼女は奇病を患い、顔の半分に奇妙なアザができてしまう。故郷の京都に戻ったエナは、鴨川でスケッチをしたり、いつもパズルに夢中なオーナーのジノがいるカフェで日々を過ごす。そんなある日、不気味なガイコツの被り物をしたロベールという男と出会ったエナは、謎めいた骨董品店へ足を踏み入れ、そこから18世紀のパリへと迷い込む。そこで当時のパリを席巻したロベルトソンの怪奇幻灯ショー 「Fantasmagorie(ファンタスマゴリー)」を目にし、現代では失われてしまったアナログの魅力に、すっかり心を奪われていく。

主人公エナを演じたのは、「ビューティフルドリーマー」などで俳優として活躍する一方、「海辺の金魚」などで映画監督の顔ももつ小川紗良。ジノ役は永瀬正敏が演じ、ロベルトソン役は「下弦の月 ラスト・クォーター」でも二階監督とタッグを組んだHYDEが務めた。

2021年製作/71分/日本
配給:Nikaism Film Factory
劇場公開日:2022年10月1日

スタッフ・キャスト

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(C)Nikaism Film Factory

映画レビュー

3.0豪華だけど華はない

2023年1月24日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

単純

寝られる

小川紗良さん、永瀬正敏さん、HYDEさん…HYDEさん!?なかなか凄いキャストたち。かなりクセの凄そうな作品だが、果たして…。

結論から言うと、よろしくはないよねっていうのが感想。渾身の、と言わんばかりに繰り出される突飛な演出は制作陣の自慰になっている部分も多い。京都もパリもあったもんじゃない。世界観を堪能するだけに終止する。ただ、それだったら全然スコアを下げるのだが、このキャストを揃えただけでも十分に成功と言えるのではないか。どうなるのか分からない高揚感、めちゃくちゃだけど工夫に富んだ唯一無二の世界観は単純に評価したい。

さて、肝心の中身はというと、良く分からない。自己肯定感の低いヒロインが変わっていく話ではあるが、そんなに低いのかも伝わってこない。巻き込まれる系のヒロインだなーって感じがするだけ。話の中でいくつもの起承転結が発生し、列挙されているのを必死に観る。ある意味アトラクションに近い。ジェットコースターにメリーゴーランドみたいな要素が入った的な。ファンシーが凄い。

主演はマルチな才能を発揮する小川紗良さん。欲を言えばもっと多彩な表情を観たかったところ。持っている部分で表現しているのが分かるものの、話が見えずもどかしい。永瀬正敏さんの雰囲気も良いけど、混ざり切ってない印象。HYDEさんは結構ノリノリに見えたおかげか世界観を引き出していた。ひかも、特別出演じゃないところに驚き。笑

たまには芸術的な主張の強い映画を観るのも悪くない。相手を選ぶことのは事実だが。にしても、こんな組み合わせ、あとにも先にも出てこないのでは?

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たいよーさん。

1.5パラパラBURN

2022年10月2日
Androidアプリから投稿

単純

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Bacchus
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