HYODO 八潮秘宝館ラブドール戦記のレビュー・感想・評価
全2件を表示
我が道をいくアートな人を映した「ゆきゆきて、神軍」風味ありのドキュメンタリー
ラブドール写真家で秘宝館館長の兵頭氏のパワフルな魅力が味わえる1本。兵頭氏や関係者のインタビュー、兵頭氏がラブドールとセックスする自撮り映像などで構成され、R18+指定(おそらく自撮り映像のため)ではあるものの、目を背けてしまうような描写はないと思います。写真家でもある兵頭氏は自身を客観視できているので、「おかしな人」を映しているというより、「我が道をいくアートな人」の主張を映しているように見えました。
「ゆきゆきて、神軍」をちょっと思わせるラブドール誘拐事件の犯人を追求する模様などドキドキさせる展開もあって、最後まで飽きさせません。あえて贅沢を言うと、兵頭氏や関係者へのインタビューでは相手の言うことをただそのまま聞いている印象で、ドキュメンタリーの批評性とまではいわなくても、もうちょっと突っこめたらもっと面白くなったように思いました。
兵藤さん、なんだろ!わからん?なんか素敵だゾ👍👼
兵藤さんの予備知識なしで好奇心で映画館へ
ド変態を演じるアーティストもどきの素人の見苦しいパフォーマンスを予感してましたが、見事に気持ちよく裏切られましたね😸
この人、自身の身体もオブジェとして捧げた、正真正銘のアーティストでした
容姿、風貌と生き様が敬愛してやまなかった、かつて勤めた会社の先輩に見事に重なり、脳裏に昔の楽しかった思い出の数々も走らせながら、スルスルと流れてゆくドキュメンタリーを途中、時々、爆笑を禁じ得ず、飽きることなく最後まで堪能
一般人とアーティストの境界線は破れた障子紙一枚くらいなんだと思う
本人が自らハゲデブチビなのに何故かモテるとありましたが、その破天荒な先輩もモテてた!老若男女に愛される不思議なオーラを放ってたのを回想🏕
その魅力の謎が未だに分からないのと同じで、今日目撃した兵藤さんの魅力はボキの貧弱な筆力じゃ手に負えないな
この映画、クライマックスには確かに戦記と化す(笑)
池袋が誇るインディーズフィルムショー、素敵なシネマ・ロサで、ご自分の眼で確かめてみたらいかがでしょうか🫡
以上‼️
全2件を表示