映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)のレビュー・感想・評価
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かなりデキの良いオリジナル作品
面白かった。
ドラえもん映画って、後半の展開がワンパターンなイメージだけど、本作は、『ドラえもんとのび太以外はほぼ活躍しない』という展開になっており、新鮮だった。
どのようなキャラクターにも得意と欠点があって、その両方があるから良いんだ。というテーマにも、心に残るものがある。
とても良い作品。
号泣の空のユートピア
映画館で6年ぶりにドラえもんを見ました。
今回の舞台は空でのび太たちが空で大冒険をしました。
最後のシーンはすごく感動しました 。
笑ったり泣いたり驚いたりしてドラえもんは面白かったです。
みなさんもぜひ見て下さい。
後半、ほぼ説明と説教
誰もが完璧になれる理想郷を探して、のび太たちがたどり着いた先は空に浮かぶ理想郷パラダピアだった。そこで完璧小学生を目指すのび太たちだったが、実はパラダピアとは…という話。
パラダピアの正体が語られてからがひどい。のび太やソーニャはもちろん、黒幕でさえ自分の心情や理想を口頭で詳しく説明していたからだ。そして説教。いかに自分が世界から嫌われたか黒幕が説教し、いかにありのままの世界が大事か黒幕に説教し、いかに友情が尊いか友達同士で説教し…それを画で描いてもらえないですかね。
映画らしいところは大げさな身振り手振りだけで、豪華声優陣による朗読劇のようなものだった。ソーニャの声はちょっと滑舌が悪かったけど…ただ、声質はかなり良かったからいいか。
一方、パラダピアの正体が明かされるまでが面白いかというと、うーん…。未来科学の描写も持て余していたし、算数体育は一体何だったのか。
タイムツェッペリンで理想郷探しをしていた間はまだ面白かった。何かが始まるワクワク感だけはいつ観ても楽しいものだ。ただ始まったのがコレということだけが残念だ。
悪役も古い。我々ひとりひとりが完璧な人ばかりを望んでいる現代で、ただ一人の歪んだ悪の心の持ち主が黒幕というのはどうなんだ。黒幕の心の歪みが欠点を許さない善良な人々によって生まれたことにすれば、ストーリーに一貫性もあってよかったのだが。
映画のキャラクターが映画のどこに感動すべきか口で説明してくれる今作。ガイド付きの作品で涙を流したい人がいれば、是非。
古沢良太さんの脚本
レビューが高めだったので気になり、鑑賞。
子供向けの映画とは思えないくらい、ストーリーがしっかりしていました。
笑えるところはしっかり笑わせ、泣かせにもくる。子供達の笑い声もよく聞こえてきました。
伏線回収が秀逸。大人にはある程度展開が予想できてしまいますが、子供には「予想がつきそうでつかない」くらいの、良いバランスではと思います。ただ、未就学児には、お話がちょっと難しいかも。
展開が予想できていても泣いてしまいました……。隣の席のお母さんも泣いてました(笑)
この素晴らしい脚本は誰が……とエンドロールを見ると、なんと古沢良太さん。
映画『キサラギ』が大好きなので、古沢良太の文字を見て驚きました。嬉しいサプライズです。
「レビューが高くてもどうせ子供向けだしな……家族連れに紛れて観ても大丈夫だろうか」と思っていた鑑賞前の自分を叱りたいです。
この映画、侮れません。
ストーリーは良かったですけど、派手さは控えめ
ここ2作はリメイクできてましたが、今作はオリジナル作品。
空に浮かぶ島を偶然見つけたのび太。
その島は、イジメもテストもない、誰もが完璧な人間になれる理想郷(ユートピア)だと信じ、いつものメンバーで飛行船に乗り込み、空に浮かぶ島を探す冒険に出る。
ラピュタを連想させる流れですが、冒険にいくぞって夢のあるオープニングはワクワクします。
本作も子供たちにも分かりやすいメッセージ性があり、素晴らしい作品だったと思います。
ただ、ユートピアに着いてからの生活で少々中だるみ。
素敵な楽園というが、住んでいる人達の雰囲気が宗教団体っぽさを醸し出してて拒絶感。
ああいう感じが個人的には苦手です😅
まあ、そこからの展開がキモになってくるわけですが☺
あと、ジャイアンやスネ夫にはもっと暴れてほしかったですね。暴れられるような敵キャラが今作には登場しなかったのがちょっと残念でした。
でも、ドラえもん映画としては、いつもと違った感じで新鮮な作品ではあったと思います。
明るいホラー笑
旧ドラえもん映画と新しいドラえもんの融合って感じで、最高でした。過去10年間の中でトップ級の作品だと思います。
脚本家さんはオリジナルが向いてるんじゃねと思いました笑
(コンフィもリーガルハイもミックスもデートも少年Hも探偵も大好きです)
明るいホラーの意味は見ればわかる…ミッドサマーに喩えてる人いましたね。
ヲタクの独り言↓
序盤の新聞記事、ひみつ道具に前作宇宙小戦争に使ったものがたくさん出ていて感動。
無駄なひみつ道具の説明もなく、話のオチもよかった。
雲の王国ものび太にとってのユートピアを作ったけれど全て消えてしまった。
鬼岩城では仲間を助けるための犠牲もある。
F先生が大人も楽しめるSF(すこし不思議)を書いてくれていたように今回も同じものを感じた。
ドラえもんたちの世界は30分の日常が住んでる世界で、一年に一回たまに2時間の大きな冒険。
今回のテーマは普段の30分の日常に立ち返るいいお話だったのでは。
悪役はもう少しストーリーが欲しいと思いました。
ソーニャもよかったです。
ドラえもんは機械だけど心があってのび太と友情がある。
ソーニャの心を動かしたのが機械のドラえもんなところが個人的によかった。機械と機械にも感情は芽生える。
機械と人間の友情は今までの映画で散々やったからね。
ジャニヲタだけど永瀬Jr.時代演技下手だからあんまり期待してなかったけど思ったより良くてびっくり…岸くんのが向いてるんじゃねとか思ってごめん…すっごいよかったよ……
真夜中の教授に対する長台詞も上手いと思ったし淡々としたセリフ超向いてるな!
やっぱ子供向けだよね
子供の付き添いで見たけど、やっぱ子供向けだよね。
大人も楽しめると絶賛している方がいたから多少は期待してたんだけど、、、自分は楽しめなかった。
もしかしたら心が汚れ切ってしまっているからかもしれないけど、正直退屈だった。
ドラえもんファンの方には申し訳ないけど、次回からは子供だけ劇場に放り込んで、自分は別の映画見るかな。
ある意味ドラえもん史上最も恐ろしい敵
2023年劇場鑑賞49本目。
この前のクレヨンしんちゃんみたいなエリート学校みたいな話かな、と思っていたら結構方向性は変わっていきましたね。
悪者の考えることとしては割とありがちではあるのですが、ドラえもんには珍しいかもしれません。とはいえのび太もひみつ道具で似たようなことやってるけど・・・。
今回はのび太がかっこよかったですね〜。
最後の展開は思わず泣いてしまいました。
雲の王国は超えなかった
「雲の王国」が一番好きで、タイトルに惹かれて鑑賞。
始めはすごくワクワクした。
ただユートピア感が全然なく残念だった。それを期待していただけに。
完璧なユートピアなんて存在しない。
存在するとすればそれは支配者にとってはユートピアであって、支配される方はディストピアだって話だから、ワクワクしないのは当たり前なんだけど。
だがもう少し、のび太にずっとここにいたいと思わせるような子供にとっての夢の世界(おもちゃ、おかし、遊園地など)の描写がないと、タイトル詐欺な感じがしちゃうんだよな。
世界にひとつだけの花
今をときめく売れっ子脚本家、古沢良太氏のオリジナル作品。過去のドラえもん映画の良いところを、ぎゅっと凝縮したような作品です。のび太の熱いハートと友情に感動。ゲストキャラソーニャくんが絡むクライマックスも胸熱です。序盤のタイムパラドックス的伏線回収も、ドラえもんらしさ満点で、ファンは納得です。
賞金稼ぎの人(人間バージョン)だけ、キャラデザが違うけどね!
おなじみ、次回作予告は、アレのリメイク?かも。
空がテーマ。子供と鑑賞、大人が泣いた。
小学生の子供と鑑賞。
ソーニャという名前はそらとにゃーを足したのかな。
アー〇ャが人気だからあやかって採用したのかな…とかそんなことを考える。
プリ〇ュアも空がテーマになっているし、某NHKドラマも空がテーマだと思う。
今年は空ブームなのでしょうか?
今回ゲスト声優の永瀬さん、メインキャラなのでどうなるのかなと思っていたけど「ええ声」で「色気」があり「すごく頭に残る声」だったと思います。
見て3日たちますが脳内再生できます。
ファンの方は映画館の音響で好きな人の声が響くなんて幸せなんじゃないかな~と思った。
話は宗教ですね。ドラえもんは世相を映してるのかなと感じることが多くなった。
昨年の映画も世界情勢を反映したのかなと感じた。
子供にはショッキングなんじゃないかなあ~って心が痛むシーンもあるけど、あ、うちらの時代もトラウマ級のドラえもん映画あったわ。と考え。
博士の声優さんは、もう絶対中尾さんで決定でしょう。いやむしろ、中尾さんのために作られたキャラなのでは。ドラゴンボール世代なら大興奮です。とっても良かった。
敵は正義の方向が違うだけでいかにもなザ・悪い人じゃないのですね。この世のすべてを俺のものに~みたいな昭和の悪ものじゃなくてちゃんとつらい過去があって目的があって正しいと思ってやっている。これからそんな敵が増えるのかな。
今回ジャイアンスネ夫静香の活躍はそんなになし。
のび太とドラえもんの友情にクローズアップ。
若干冷めた目で見ていたのですが、二人の友情にぼろっぼろに泣いたことをご報告します。
(垂れ流したので子供には悟られていないはず。)
ドラえもんとのび太の絆みたいのを再確認しました。
子供は「面白かった!」と言っていました。
やっぱ最後はそんな風に終わるんだな…もっと穏やかでいいんじゃないかな…と心穏やかに生きていきたい私は思いましたとさ。
毎回恒例ですが、エンドロールが終わった後は来年の映画の予告がちょっとだけあるので最後までぜひ見てほしいです。
どんな世代も楽しめる普遍的テーマ
完璧な人になりたいと誰もが感じたことがあると思います。今作はそんな誰もが想像したことのあるテーマを扱っており物語に入っていきやすいです。
シンプルなテーマをドラえもんで描くことで、幅広い世代が共感し、感動し、楽しめる映画なのだと思います。
大人も泣けました
最初はトップガンマーヴェリックに乗っかっちゃった?と思いましたが、そんなことはありませんでした。
皆がパーフェクトなんて世界は有り得ない。友達の心変わってしまう時の悲しみといったら。気付いたらのび太と一緒に涙があふれてました。
でもちょっとだけ光を浴びたいし、浴びせたい人もいます。
ドラえもん、アノ問題を斬る
ドラえもん映画といえば
不二子先生ご存命の頃から
いろいろな時事問題を扱う傾向がある。
環境破壊やペットの放棄、そして戦争…
そして今回は…宗教。
どこがどう宗教なのかはネタバレしませんが
今回はガッツリ宗教を、
しかも『新興宗教』を掘っています。
まぁそれが狙ってかどうかはさておいて
映画の出来としては良かったと思います。
正直、ツッコミ所がないワケではないですが
少なくとも見てる子供たちは
そこまで気にしない程度でしょう。
そこに大人でも楽しめる要素を入れてくれているのは有難い限りです。
ゲスト声優さんの演技が上手い。
最近はゲストが俳優やタレントでも
下手な声優演技聞くことがかなり少なくなってきている。とてもいいことです。
製作陣も22世紀からやってきた?
構想や製作は少なくとも1年以上前からやっているだろうから偶々なんだろうけど、前作の『宇宙小戦争』といい、タイムリーな時事問題を扱うよなぁ。
製作陣は未来から来てるんじゃないかと。
それにしても出来杉君は小5でトマス・モアの『ユートピア』を読むとは。
ユートピアは理想であって、つまりどこにも存在しない、実現不可能な社会という解釈もある。
ここ数年の中では1番かな。
今回も劇場公開を楽しみにしている息子のお供で観てきました。
ここ数年の中では、1番かとは思います。
といっても、
最近はリメイク(リブート)が多かったしね。
近年の映画版のドラえもんにおける
ジャイアンやスネ夫の性格に
どうも違和感があって…
(特に辻村さんが脚本のとき。)
そういう意味では、
私が観てきた昭和・平成のドラえもんのイメージに近かったかな?
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