翼の生えた虎

劇場公開日:

翼の生えた虎

解説

夢に向かって挑戦したものの芽が出ずに過ごした歳月に疲弊した主人公が、戻りたくなかった故郷で人の温かさや美しい自然に触れることで、人間として再び成長していく姿を描いたヒューマンドラマ。

江戸時代から続く栃木県の伝統工芸・小砂(こさいご)焼の窯元の息子として生まれた向井虎(たける)は、冒険小説家になる夢を抱き、親の反対を押し切って高校卒業と同時に上京。しかし現実は甘くはなく、落選と肉体労働に追われる日々に疲れ果て、夢をあきらめ故郷に戻る決意をする。15年ぶりに戻った故郷で、疎遠になっていた旧友や勘当された父親と再会した虎。ある親子にも出会い、全てがうまくゆかにずに本音をさらけ出すことができない虎は、ある嘘をつく。

監督は、NHKの「ダーウィンが来た!」や「ワイルドライフ」などのドキュメンタリー番組にも携わり、本作が長編映画初監督作となる冨田航。

2022年製作/106分/日本
劇場公開日:2022年8月20日

スタッフ・キャスト

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(C)翼の生えた虎 製作委員会

映画レビュー

4.0栃木県は、最高です

2022年9月12日
iPhoneアプリから投稿

田舎に帰郷して 子供と母親との出会いを通じて 諦めかけていた夢を再び決意する 素敵な作品でした 栃木県の自然にも触れて良かったです。

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評論家レイ

3.0窮奇ならば悪神です。

2022年8月20日
Androidアプリから投稿

幸せ

栃木の伝統工芸の窯元の一人息子が夢を追いかけ15年、デビュー間近でケツを捲り逃げ帰った地元でついたウソで巻き起こる話。

冒険作家になることを夢見て勘当されながら東京で足掻いたが、デビュー間近の作品の直しを出版社に指示されて、同棲中の彼女に愛想を尽かされ、ケツを捲って実家に帰るも父親にけんもほろろに突き放されて…。

まあオヤジの言うことはその通り、そんな態度で何言ってんだ?な主人公の逃避は続き、小学生にまでハッタリかまして行くけれど、あれ?なんか母子の話しがメインとも思える様な怪訝さが。

話が主人公に戻ってみたら、えっ!?そっち???
まあ、流石にそんな訳はなかったけれど、イヤな奴に対してとはいえど、オヤジのそれまでの筋の通って来た言い分からはかけ離れた輩な言い分にう~ん…。このオヤジはトコトン格好良くあって欲しかったんだけどな。

少し回りくどさはあったし、最後まで実行する前に言葉からではあったけれど、まだまだガキンチョな主人公の夢とプライドと失望と再生の機微はなかなか良かった。

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Bacchus
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