愚か者のブルース

劇場公開日:

愚か者のブルース

解説

「浮気なストリッパー」「彼女は夢で踊る」に続いて、横山雄二監督がストリップ劇場を題材に描いたヒューマンドラマ。

30年前に伝説の映画を生んだ監督・大根は、今ではすっかり過去の人となり、ピンサロ嬢タマコのヒモに落ちぶれて空虚な日々を過ごしていた。そんなある日、タマコの昔の恋人が現れ、大根とタマコは大学時代の後輩が館長を務める広島のストリップ劇場に逃げ込む。2人は劇場の楽屋に住み込むことになり、館長や歓楽街の仲間たちは彼らを温かく迎え入れる。しかし大根がストリッパーに手を出したことから、それぞれの関係に亀裂が入ってしまう。

主人公の落ちぶれた映画監督・大根を「彼女は夢で踊る」でも主演を務めた加藤雅也、大根を健気に支えるタマコを熊切あさ美が演じる。「浮気なストリッパー」でもメガホンをとった、俳優としても活躍するアナウンサーの横山雄二が監督・脚本を手がけ、館長役で出演。

2022年製作/95分/PG12/日本
配給:アークエンタテインメント
劇場公開日:2022年11月18日

スタッフ・キャスト

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映画レビュー

1.0“愚”作をひさしぶりに見た

2023年1月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

「浮気なストリッパー」でもそうでしたが、監督の横山雄二はどう見ても三枚目タイプのルックスなのに、いちいちカッコつけているところに違和感を感じずにはいられません。
話も散らかってて引き込まれない。熊切あさ美の演技は大根すぎて見ていられない。
唯一よかったのは佐々木心音の覚悟が決まっている感じ。

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mameta

5.0脇役がみんないい!

2022年11月29日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

平日の映画館だからお客さんはこのくらい(10数人)かぁ。
でも、映画ファンには、この作品を観て欲しいなぁ。
たまらない群像劇。主役の加藤・熊切はもちろんだが、
脇役がみんなイキイキしている。
特に、西川美和監督も絶賛していた横山雄二の演技が
素晴らしい。泣いた!
監督としての才能より、役者としての才能が半端ない。
これで局アナなのか。調べたら、もう映画に数十本出ている。
この作品で俳優、横山雄二と佐々木心音を知っただけでも
値段分の価値は十分あった。昭和チックな世界観も良し!

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ペニーレイン

1.5映画監督なんて生き物はね、夢に生きているんじゃなくて、夢で生きているんだよ。

2022年11月21日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

今でも「creep」を耳にするたびにちょっと切なくなるほど『彼女は夢で踊る』が良かったので、この続編を見た。前作も舞台になった広島の第一劇場には、今春行ってみた。すでに取り壊されたあとだった。この映画の中ではその取り壊し現場も出てくるが、それに合わせて一本映画を、って企画だったのかな。
映画は正直、古臭かった。話も、配役も。そうなるんじゃないかな、って方向にしか進まない。グロリア(この人のストリップはなぜか泣けた)以外の女優からは覚悟が感じられない。ヒモ監督は、さすがに映画を撮らなくなって30年は長すぎるし、もう爺さんだ。ラストはそうなるんだろうなってオチ、せめてそうなるにしても一工夫してほしかった。総じて、見ていて虚しささえ覚えた。

加藤雅也が主役だけれど、那須館長のほうが味があったな。と思ったら監督か。声もいいし、存在感あったなと思ったら地方局のアナウンサーなのか。そうそう、ヌシ役の筒井真理子、出てきた瞬間わかったけど、ちょいといい味だしてた。

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栗太郎

2.5彼女は夢で踊る

2022年11月19日
Androidアプリから投稿

単純

幸せ

夢を語るだけで何もしない男と、その夢に惹かれ貢ぐ女のすれ違いの話。

30年前にデビュー作テで大ヒットを飛ばしたものの2作目で大コケして以来撮っていないヒモ監督と、その彼女で男運の無いNo.1ピンサロ嬢が逃避行で訪れた広島で繰り広げるストーリー。

キャストの年齢に合わせたのか、本が先にあったのかわからないけれど、主演の年齢設定高過ぎじゃないですか?
いくら何でもいい歳過ぎてアホっぽいし、No.1てどこの場末ですかねぇ。

どこかでみたことがありそうな話しを組み合わせた様な、昭和感バリバリの設定にドラマに展開にと、これはこれで嫌いじゃないけれど、なんだか超中途半端なコメディ風味はなんだかね。

登場人物の設定こそ違うけれど、蒲田行進曲みたいな感じだし、どうせならオチまでそうしちゃえば?なんて頭を過った。

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Bacchus
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