ゴールデンカムイのレビュー・感想・評価
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評判は良いけれど、アイヌたちが佐一を信用し過ぎではないか
原作を読んでいないけれど、ネット評の多くで再現性が高いを好評であるので、素晴らしいのだろう。残酷場面に凄味がある。馬橇での格闘場面は、「インディ・ジョーンズ」シリーズにも似た感じがした。
白狼が羆と闘い、人間を助けるというのは、映画『野性の呼び声』やテレビアニメ『不滅のあなたへ』に似た感じがした。
アシリパが佐一のことを助けて、そのまま信用して、コタンに連れて帰り、家族にも紹介し、家族たちも同様に佐一を信用し過ぎだと感じた。佐一の行方が探す標的にも、コタンがなり兼ねない危うさが考慮されているのかどうか、よくわからない。アシリパの父が殺されたことで、日本人全般への敵愾心が強くて当然ではないかと思う。佐一に対しても、警戒心を強く出して、アイヌ語で煙に巻くくらいの対応で良かった気がする。料理は監修付で、これも正確に再現されているのだろう。女性が主人公の物語としては、『ポカホンタス』よりも『ムーラン』に、より近いのであろう。
終盤で、幼馴染み3人の経緯が説明され、佐一の被差別的出自と、梅子の障がいの様子が描かれ、続編の展開が期待され、日露戦争の全編への強い影響も改めて感じた。
おもしろいです🤣。
1月28日TOHO新宿にて鑑賞しました。
ネタバレします。
原作は未読です。
アイヌ財宝争奪戦なんですが、新撰組、第7部隊、第1部隊、アイヌ人、刺青の囚人などの混戦模様が描かれていました。
話が広りすぎて面白かったです。
アイヌ人の生活様式も語られて面白かったです。
1つだけ後半に夜間の戦いのシーンがありましたが、バックがCGだったのて良い格闘シーンが半減した気分になりました。
果敢に挑戦したのは評価しますが
昼のシーンでも良かったように思いました。
今回は矢本悠馬が飄々して楽しめました。
次回作も楽しみです。
この映画の関係者様の皆様お疲れ様です!!
ありがとございます♪
(o^^o)🤗。
北海道が舞台だからこそできた映画
「るろうに剣心」然り、「キングダム」然り、最近は「お金をかけた有名漫画の実写化」が流行しているように感じる。本作もその類ではあるのだが、時々ある製作陣のお金を儲けようという魂胆が丸見えの作品ではなく、原作未読の人間にも十分楽しめる、予算をかけただけある力作だった。
まずアクションが凄いスケールでの撮影だった。日本は狭いのでアクション撮影に不向きだとも言われるが、本作は北海道での撮影なので、その強みを存分に活かした最高のカメラワークの連続。クマなどの動物は流石にCGだろうが、全く違和感なく画面に溶け込んでおり、真夜中の雪山での緊迫感は手に汗握るものがあった。
またアイヌ文化を知れるというのも本作の楽しみ方の一つだ。言語はもちろんのこと、アイヌの人の考え方や獲物の捕まえ方など知らないことがほとんどで、とても興味深く観れた。そして劇中に出てきたアイヌの知識が物語を展開させる上でも実際に組み込まれており、北海道を舞台にしている意味があったと思う。
原作未読の立場からの発言となるが、キャスティングも良かった。山崎賢人は「キングダム」に続いての本作なので、どんだけ不死身なんだよと思ってしまう(笑)。もはや「無敵の山崎」という称号を授けてもいいだろう(笑)。そして2番手の山田杏奈も良かった。二人のコンビネーションは抜群で、今後さらによいバディになっていくに違いない(シリーズ化する前提で話しています)。
あと、玉木宏と舘ひろしも最高だった。玉木宏が演じた鶴見はもはや狂気ともいえるほどの圧倒的な存在感で、杉元の頬に団子の串を刺した場面は強烈なインパクトがあった。舘ひろしに関しては佇まいがカッコよく、これから土方歳三がなにをするのかが気になって仕方ない。馬に乗っている姿、様になってたなぁ。
とりあえず続編は作られるはずなので、それまで楽しみに待ちたい。今回は原作のまだまだ序章の部分を映像化しているとのことだが、今後どのような物語が繰り広げられていくのか楽しみだ。
完全なる実写化
漫画・アニメ全てのファンです。
まずはキャスティング、
杉元、個人的にキングダムもファンだから、信と被ってそこだけ残念だった。
日本の実写化は山崎賢人頼みなのかぁ…2作目から違う人がいいなぁ。ほんと演技はいいんだけど。
アシリパさんは声がアニメと似ていて良かった。顔芸はもうちょっとやってもらってもいいかなって感じ。
白石は自分の中ではもう少し目鼻立ちのはっきりした人が良かったかな。演技は上手い。
尾形出てきてキタキターー!と思った。見た目完璧。声はアニメに負けるね。
ナレーション心配だったけど、心配いらなかったです。
鶴見中尉と、土方歳三も良かったなー、おべんちょも良い。
これから源次郎ちゃんがどれだけセクシーになっていくか注目したい。
実写化については原作ファンも納得の運びだったのではないでしょうか。あーこれこれこの後こうなるなーってのがちゃんと描かれていたのが良かったです。
ただ、原作が完結しているだけに、このスケールで全部実写できるのかが問題。
続編っぽくカノさんとかインカラマッ、キロランケ出てきてたな(他に誰かいたかな)
鯉登さんや、門倉も誰がやるのか、はたまたいないのか涙
梅ちゃんとらじの過去編見てこれは実写化見れて良かった。最後のアレまで見たいって思っちゃったから。
山崎賢人もしくは違う人でもいいけど、早く続編を…完璧な実写化だと6本くらいは必要なのではないかなぁ。
金カムの良さ出てないなー
十分楽しめましたが期待は外れました。
特殊能力系のマンガではないので、キングダムと同様実写化向きだと思っていましたが、実際は意外と実写化は向いてなかったなというのが感想です。
金カムの見所でもあるアイヌの奇天烈な文化(とりわけ食文化)を紹介したり、それを使ったアシリパと杉元の笑える掛け合いもなかったので残念です。
また、主役である杉元役とアリシパ役の俳優は両者ともはまっていませんでした
アシリパは撮影場所が寒いのかな?若干セリフ言う時舌が回ってない。
原作のイメージとも違いました。
杉元は、もっと泥臭くて、闇を抱えてる感じがして、めっちゃ強いというキャラなのに映画ではただの好青年という感じで合っていません。
冒頭の戦争のシーンも杉元が隙だらけであまり迫力があるとはいえません。
クライマックスの鶴見中尉から逃げる場面も微妙なところを最後に持ってきたなと思いましたが、逆に他に向いてる場面があるかというと金カム自体があまり盛り上がらずにサクサク進んでいくのでこの点も踏まえて映画向きではないのだと感じました。
単体としては楽しめたし、続編も観たいと思いますが、期待ははずれました。
冬の北海道の景色がとても綺麗でした。
アシㇼパさんがそこにいる。
スクリーンの中にアシリパさんがいました。
いくぶん老けてはいましたが、まさにアシリパさんでした。
配役の山田杏奈さんという女優さんをよく存じ上げておらず、また他でお見かけした事もないので変な先入観もなく初見がアシリパさんという事で、私にはアシリパさん以外の何物でもない様に写りました。
演技・佇まい、そして声。声はアニメ版を彷彿とさせるものがあり其処もイメージそのままな雰囲気を醸し出しています。ティザーを見た分にはアシリパさんのキャスティングが、なんか老けてんな・・・と、一番不安だったのですが、蓋を開けてみれば一番ベストマッチだったのではないでしょうか。変顔も頑張ってます。
ストーリーは漫画そのままなのでなんの問題もありません。
他の配役はよく知った役者さん達ですので皆さんよく頑張ってるなという感じですが、杉本がちょっと違うかな・・・。といっても皆さんキャラの再限度が素晴らし過ぎるので期待値が高くなり過ぎているだけで、その中にあって杉本っぽさが足りない、雰囲気が違うかなというレベルです。
なにしろ原作やアニメ版のファンなら必見でしょう。
ただ今作は、ほんとうに前哨戦レベルなので今回一応登場した谷垣や尾形、土方歳三・永倉新八などなどの旨味を味わう前に終わってしまいます。
このテンポだと最終話までやるのにあと何本かかるのやら・・・おそらく原作からは大分端折らないと少なくとも5本は必要でしょう。
個人的に気に入らなかった点。
BGM、サウンドトラックが場面を極度に盛り上げる為だったり、サウンドで視聴者の感情を揺さぶろうという思惑が見え見えの大仰なものという、邦画がよくやる典型的でダメな音楽の使い方が本作でも踏襲されていました。個人的にこれが萎えるんですよね・・・。
邦画ってやたらBGM使い過ぎ。
あとスタッフロールでかかる主題歌?あのうるさいJRock。まじでうるさいだけ。本編とな何も関係ない様なただのJRockとかいらない。
あともうひとつ。
今回ゴールデンカムイを全く知らない相方と同伴しましたが、相方は若干ついていけれてませんでした。自分は原作ファンですので谷垣や尾形などなど重要キャラという事をしっていますが、全く予備知識がないと誰が主要キャラなのかまたそのその相関などが分りにくい様で、見終わった後に説明する羽目になりました・・・。
こんなに面白いとは…
アニメや漫画など全く見ないため原作も知らず、以前別の映画を鑑賞した際に予告を観てかなり面白そうだったので期待値高めで鑑賞しました。結果、期待値さえも越える面白さで素晴らしい作品でした。戦闘シーンを軸に、笑えるシーンは本当に吹き出してしまうほど面白く、よくあるような泣ける回想シーンも飽きずに見入ってしまいました。特に戦闘シーンの描写・迫力は、間違いなく劇場に足を運んで観ることに価値があります。原作者・監督・俳優のどの才能も欠けることなく発揮された作品でした。続編も絶対に観に行きます。
漫画が原作ということでぶっ飛んだシーンがありますが後半はとくにドキ...
漫画が原作ということでぶっ飛んだシーンがありますが後半はとくにドキドキハラハラ興奮して鑑賞しました!
続きが早く見たい!!!
原作への愛とリスペクトが隙間なく溢れる作品
原作ファンなので、実写化にあたって心配だった点は、
「各キャラクターのイメージ」
「熊やレタラのCG」
だったが、杞憂であった。
特に重要視していたキャラはアシリパと鶴見中尉だ。配役が発表され、アシリパの俳優さんは映像で拝見したことがなく、年齢も原作とは違ったために不安だったが、聡明さとあどけなさ、変顔までも上手く再現されていたと思う。気付けば映画の終盤にはアシリパに魅了されていた。
逆に鶴見中尉はイメージ通りの配役で期待していたが、もっと振り切って変態さを表現しても良いと感じた。変態を振り切った先の、可笑しさのようなモノを出して欲しい。
杉元に関してはアクションシーンは良かったのだが、コメディーシーンがうまく再現されていなかったように思う。俳優の真面目さが際立ってしまった印象。
他はイメージ通りで、特に白石と梅子が良かった。それぞれの歴史と人生が交差し、むごいシーンもある中で、白石のキャラは欠かせない。レタラに頭を噛じられるシーンはコリコリ音がして、(骨までいってる…!)と笑いをこらえるのに必死だった。対照的に、梅子には泣かされそうになった。仕草や表情だけで梅子の思いが伝わってきたようで素晴らしかった。
CG、VFXに関しては、日本もここまで出来るようになったかと関心させられた。
アクションやカメラワーク、ロケーションや映像美も秀逸。
熊の動きも不自然さがなくちゃんと恐ろしいし、レタラはとにかく美しい。靴下を嗅ぐシーンでは表情もあり可愛い。
夜には、焚火が消えた暗闇の中で、月にかかった雲が晴れて光が煌々と降り注ぐシーンも印象的だった。
セリフやアングルまで、全編通して原作にほぼ忠実に作られていたが、改変されていた場面には、実写だからこそ出来る表現方法で、より良くしようという作り手の意思がきっちりあったように思う。
杉元が囚人を背負って歩いていると、まず脇に子熊の姿が目に入り、カメラが移動すると人物の背後に巣穴が映る。そこから音もなくゆっくりと親熊が出てきて杉元に襲いかかるシーンは秀逸だった。
別のシーンでは、杉元が巣穴に飛び込んだ後、熊が第七師団を襲うシーンも、巣穴内から一点長回しのワンカットで描かれていて、それまでほぼほぼ原作に忠実に描かれていただけに、意外な視点に驚かされた。
これこそが実写化する意味だと思う。個人的にはどんな作品も、原作が一番面白いと思っていて、中でも実写化された邦画はひどいものが多い。わざとらしい説明的なアングルや、説明的なセリフが多く、不自然なシーンばかりで物語に没頭できないことが多い。(中には人物紹介だけで冒頭30分も費やすこともある。)物語に没頭できないと、時に制作側の大人の事情まで汲み取れてしまい、萎えることがある。ところが今作品は最初からこの世界観にすんなり入り込めた。二〇三高地での死闘、自然と共存するアイヌの人々、感染症の恐怖、戦争を生き抜いた各々の思想。それぞれが丁寧に、力強く描かれていた。原作への愛とリスペクトが隙間なく溢れていて、絶対に良い映画を作ろうという強い意思を感じた。欲を言えば、もう少し杉元とアシリパの心が近づく様を表現できたら、と思ったが、総じて原作ファン納得の仕上がりだったと思う。
全31巻を3部作にまとめる予定での第1部。どこで終わるのか、どうまとめるのか気になっていたが、大きくカットされたシーンもなく、上手くまとめられていたように思う。原作を知らない方が見れば「これで終わり?」と肩すかしをくらった気分になるかもしれない。ただ、個人的には次回作を予告するような映像もあり、期待感も高まったため、満足のいく内容だった。次回作から完結までが待ち遠しい。
聞いてない
30巻をどうやって2時間にするのだろうと、思ってはいたけど
まさかの冒頭だけ…
コミックス2巻と少しくらいまででおわってしまったからびっくり!
しかし、原作をかなり忠実に再現していて面白かった。
アシㇼパさんも合ってた。
月島似過ぎだし。
鶴見もいい感じに変態?だった。
杉元はちょっとおさないような…。顔丸…
白石がキャラ濃すぎてうるさかった。
アシㇼパさんの変顔よき
で話の途中でクレジット流れてきて
え?てなった。
途中でおわるんかい!!
ストゥではったおしたくなった。
これは?続編決定なわけではなくて??
動物に危害は加えていません
の注釈よかった。
馬もCGかな?
井浦さんどこにでてた?
て思ったらアチャかー
そりゃわからんよ
冒険活劇として手放しで楽しめる
一昔前は漫画原作の実写映画は駄作の代名詞で、有名人を詰め込んだ茶番劇が関の山でしたが、この作品はしっかり面白かったです。
キャラと顔の似ている人を配役してコスプレはしっかりと細部まで詰めており、演技のバラつきはいい画と演出で強力にサポートしていました。
漫画的表現を実写化するとどうしてもリアルとフィクションの差で浮いてしまいますが、演出200%で原作再現90%という感じで観ることが出来ます。
最初の方はなんとなく違和感を感じていましたが、リアルさよりも原作寄りなんだなと分かった後は、そういうタッチで描き直した漫画として楽しめました。
また、アイヌ文化を綺麗な画として表現したいというのが強いのかな?とも感じました。
音楽もアクションも冒険活劇として爽快で、感動的なシーンにはしっかり感動的な音楽と綺麗な画がサポートしており、原作では口に出していない台詞や心情もすべて口に出して、誰にでもわかりやすく楽しめるローコンテクストな作品です。
そういう意味ではエモさというのはあまりなく、作品に深みを求める人には物足りないかもしれません。
キャラクタとして1番良かったのはなんと言っても白石です。
演技はまぁ…という感じですが、原作通りコミカルに動くのでだんだん愛着が湧いてきます。
とあるシーンでは会場でも笑いが漏れるくらい笑えました。
第二部もあるようなので観に行きたいと思います。
副題は?
原作序盤だけ読んでノリについていけず脱落。
(内容も細かいところは覚えていない)
評価が良かったので鑑賞。
シンプルに漫画原作の映像作品における弱点のようなものをしっかりと弱点として反映してしまっている印象。
冒頭の日露戦争の戦闘シーン、特に杉元が一人で敵陣へ突っ込んでいくところは気迫とアクションも迫力があってかっこよかった。最後にカメラ目線で「俺が不死身の杉元だー!」と叫ぶのは少し怖いが。
マキタスポーツ氏と2人で暖を取って砂金、金塊の話になったあたりから怪しさが垣間見える。とにかく説明。「金にまつわる面白い話」を話しているのではなく、設定の説明資料を読んでいる感がすごい。
この違和感は、ここから全編を通して感じる。資料を読んでいる風なので、そのあと「喋りすぎた。」と言われても、純粋にうっかり喋りすぎた。ということではなくて制作側の「ストーリーの説明要員」として配置し、見事役目を果たしました。という意図が溢れ出てしまっている。
で、アシリパの登場だが、アシリパもとにかく説明口調だ。アイヌの知識を紹介するのが、この作品の特徴なのは理解しているが、用意されたセリフを言わされている感がすごいし、活舌もハッキリしている方ではないので一生懸命さが出すぎている。「チタタプ」も言い慣れてなさそうである。そのあどけなさが可愛さの表現として捉えることは可能ではあるが。。。ただ、あの澄んだ綺麗な声はアシリパの印象に合っていると思う。
アシリパが唐突にアイヌ語での固有名詞「~」を言って、いちいち杉元が「~って?」と聞き返すシーンが何度もあったが、そんな1つ1つオウム返しに聞くかな?
つまり何かというと、漫画は漫画だから許容できている部分があると思う。ということだ。
漫画の吹き出しだからあの長い説明が読めるし、勉強になるなぁと感心できるのである。だけれど、映画だとそうはいかない。映像の場合は時間の流れがあって、実際声に出して会話するので、どうしても「会話の間」に違和感が生まれてしまうものだ。
ギャグもしかり。漫画の「絵柄」で通用していたものが、実際の役者で同じことをやって通用するかといえば必ずしもそうとはいえない。
ただし、難しいんだろうなと感じるのは、じゃあそれらをすべて映画用にアレンジしてやるのが正しいのかというと、そこには原作ファンがいるということだ。
「原作のあのシーン」が実写で改変されたときにファンがどのような反応になるかは、流石に予想できないだろうから、どうしても原作通りにストーリーを進行するのが、安全策というか、ファンへの配慮だともいえる。
どこまで原作のストーリーに沿って話が進んでいるのかはわからないが、進行には次々と追手が表れて退屈しないのは素晴らしい。もともと杉元もアシリパも強いから戦闘もそれなりにサクサク進んで気持ちいいし冒頭同様迫力がある。双子の兄弟との一連の戦闘は、イカレ具合も含めて楽しかった。(が、言いたいことがある。)
配役も全員ハマっていたと思う。特に良かったなと思ったのは山崎賢人、眞栄田郷敦(尾形 序盤で落ちた人)、柳俊太郎(双子)、矢本悠馬(白石)、高畑充希(梅子 幼馴染)、玉木宏(鶴見)
鶴見のイカレ具合が最高だったし、汁がこぼれてしまうのもエグさとコメディタッチのバランスが絶妙でよかった。白石も典型的な三枚目というか、気持ち悪いけど、なんか清潔感はあるというバランスがよかった。
もう一点不満があって、それは途中からなんとなく感じてはいたが、この映画では完結しないということだ。「金塊を見つけるぞ!」でクレジットが流れた際に率直に「は?」と思った。
しかもオマケ映像でなく、本編上で次回予告のようにキャラクター紹介がされており、呆気に取られた。原作が長いことは知っているが、少々不親切ではないだろうか。
前情報なしで鑑賞したため、予習不足なのは認めるが、以前他の映画を見たときの予告編にも特に続きものとしては紹介されてなかったはずだ。せめて題名を「ゴールデンカムイ パート1」とか「~編」とか副題をつけるべきではないのだろうか。
(漫画原作の映画はあまり見てきてないが、最近はこうなのか?)
今回の「ゴールデンカムイ」という映画を2時間見て、クライマックスの大ボスがあの「双子の片割れ」というのは、流石に弱すぎだろう。
この終わりがかなりガッカリした。ここのマイナスがかなり大きい。
公式HPを確認すると、原作を忠実に再現した壮大な実写化プロジェクトということらしい。これから続きが何本か作られていくのだろう。
原作を忠実に再現ということで、上のセリフやギャグに関しても敢えてそういう作りをしているということで、勝手にいろいろと書いてしまったが、率直な感想として記録させて頂きたい。アクションは迫力があってよかったので、原作ファンは楽しめると思う。
もともと脱落組だったから合わなかったか。
原作ファンですが、登場人物が出てくる度にそのクオリティの高さに顔が...
原作ファンですが、登場人物が出てくる度にそのクオリティの高さに顔が綻びました
最初の二〇三高地のシーン、塹壕を駆け回る杉本が特に好き
山崎賢人起用はどうかな、と心配してましたが、似ては無いけど違和感は全く感じなかった
アクションが素晴らしすぎてむしろ満足です
二階堂の役者さん、双子でやってるのかと思ったら1人なんですね……
演じ方に差を感じたので、意図してやっているんですね
目線、声、動き、完全に憑依してました
アニメでもいい立ち位置だった白石ですが、映画でもいいキャラしてました
館内で笑いが起こったシーンはほぼ白石
おそらく、続編の映画版も下ネタをかなり抑えたものになると思うので、白石の存在が笑えるという部分においてかなり重要になってくるとおもいます
ゴールデンカムイでアイヌに興味が湧き、アイヌの映像などを見たことがあったのですが、本当にそのままです
特に大叔父役の人がそっくりすぎてどこからそんな適役の人を見つけて来たんだと驚きましたが、アイヌルーツの方なんですね、納得です
アイヌの文化も大事に再現したんだろうな、と小道具から人から服から、細部から伝わります
杉本の異文化を素直に受け止める柔軟性、フチもアシリパさんも嬉しかっただろうな
あまりにも良すぎて、映画が終わってすぐに次回上映のチケットを発券してそのまま2週目に行きました
原作ファンを大事にしてくれてありがとう、監督さん!!
不死身の杉元と尾形上等兵の死闘にしびれた
昨年のゴジラマイナスワンに続き、今年は正月から「ゴールデンカムイ」を公開した東宝。快進撃が止まりません。ゴールデンカムイは、世界で勝負できる作品を世に送り出していく東宝の覚悟が伝わってくる熱い作品でした。ゴジラマイナスワンとゴールデンカムイは、映画館で観ておいた方がいい!と思いました。
「ゴールデンカムイ」はまず、原作の漫画が最高に面白い。
登場人物も個性的で、アイヌ民族や日露戦争の復員兵、明治政府の軍人、網走監獄の囚人、死んだはずの土方歳三という強烈なキャラクター揃いで、ストーリーも強奪されたアイヌの伝説の埋蔵金を捜すための闘いが繰り広げられるというダイナミックなストーリーです。
日露戦争の復員兵で「不死身の杉元」(山崎賢人)さんが主役で、マンガに忠実に日露戦争の二百三高地の激闘から始まります。最初からいきなりクライマックスな戦争シーンで、二百三高地の激闘の描き方が秀逸で、圧倒されました。
日露戦争後は、復員兵となった杉元が北海道に渡り、北海道で砂金彫りを初めて、一攫千金を狙ううちに、とんでもない悪党たちとの闘いが始まってしまうという話なのですが、「金」をめぐって、明治政府や網走監獄の悪党たちとの争いに巻き込まれていく…アイヌの少女アシリバとの出会いや、杉元と尾形上等兵(真栄田郷敦さん)と不死身の杉元の格闘シーンでは、激しい格闘シーンが展開されてました。前田さんは恋愛ドラマによく登場されていて、女性ファンも多いと思いますが、やっぱり千葉真一Jr、クールで不気味なくらい強くて、本当にゴールデンカムイの世界から抜け出てきた感じがしました。
厳冬の北海道の美しい自然、雪に覆われた雪原や雪山や街や村が神話的で美しくて、アイヌの村の生活も映像化されたものを初めて見ました。少女アシリパを演じる山田杏奈さんが可愛いかったです。とはいえ狩猟民族だから弓を持って熊と闘ったり、たくましい! アイヌ民族の暮らしをかいま見ることが出来る貴重な作品で、リス汁美味しそうだったなあ。
舘ひろしさん演じる土方歳三もシブいし、玉木宏さん演じる鶴見中尉も強烈にクレイジーな明治軍人で、不気味な軍人といえば、「地獄の黙示録」のカーツ大佐が思い浮かびますが、鶴見中尉はかなりヤバい。面白い!
この映画、続編を作る前提で作られていて、自作あたりから土方歳三を中心とした反明治政府の輩が暴れていくようになるんでしょうね。
漫画に忠実で、マンガではできない映画ならではのダイナミックな映像表現が追加されて、マンガの世界を最大限にリアルに神話的に魅せていました。
昨日はこの映画を観てる時に、「セクシー田中さん」の原作者さんの自殺のニュースが入って、マンガという創作作品をリスペクトしたアニメ化、ドラマ化、映画化のむずかしさについて、この「ゴールデンカムイ」はマンガ原作で、原作をリスペクトしつつ、映像表現でマンガの世界をさらに豊かに広げてみせた、マンガ業界と映画業界のコラボとしては円満かつ、映画としての作品のグレードの高い維持にも成功した稀有な作品ではないかと思います。
チンギャウ
みなさん絶賛ですが、私はなんでこんなに高評価なのかわかりません。
当方キャラ萌えヲタク、原作が好きすぎてハードルが高すぎたのかもしれません。
私はゴカムのキャラのいい意味でキモいところや人間としてコンプレックスを抱え拗らせて挙動不審なところが好きですが、そう言う描写がないため、たまに原作どおりの怪しい行動をするとめちゃくちゃ挙動が不審です。
また、ゲンジロチャンがダイヤモンドの原石ではなかった、ダイヤモンドでエロかった、いや違うんだ。
ゲンジロチャンは無自覚スケベで、自覚あるセクシーダンディズムは違う。
無自覚ムチムチコグマちゃんであって、モデルの如き洗練された俳優さんはエロいけど違う、それではダメなんだ…!!
都会でワインを傾けるダンディズムではなく、田舎の土間で汁をハフハフしている純朴さがほしい。ムチムチモワモワ毛がボーボーボロン
また、禁句かもですが杉本は森本慎太郎くんで見たかったです。
杉本イマドキの若者って感じ…戦争行ったこと無さそう…なんか軽い。
友達は寝てました。また、「あのアシリパさんと杉本がクマ解体してたら、バラシが終わらなそうだね」と言っていました(もたもたしてた)
(とはいえ、アシリパ役の俳優さん頑張ってて主要キャラの中では好印象ではありました)
コメディー感や気取った感じはあったけど、自分的には違うんだなぁ。第一師団は真面目って言うより目がキマっててくれ…1番良かったのはヒグマでした。ヒグマ怖い。
アイヌへのリスペクトはありました。そこは評価できるかなぁ…
あと最近流行りのオソマ役の子役が悪目立ちしてた。全体的に「今流行りの俳優の学芸会」感があります。
野田先生が神すぎるんだよな。すいません、どうしても実写化は難しい作品で、批判は避けられないとは思いましたが、この作品を冠する創作物をお金を払って見るからには厳しく見ざるをえません。
褒めるコメントばっかりなので率直な意見を書きました。すごく消化不良…
色んな意味で思っていたとおりの出来でした。
映像美 ロケーション美 再現度美 飽きさせない コミカルさもある ...
映像美 ロケーション美 再現度美
飽きさせない
コミカルさもある
だが眠くなってしまった
それは恐らく
このストーリーの終わりが
今作では描かれていないからか?
私自身が
展開があるものが好きだからか、、
再現度が高いゆえ、グロめなシーンも忠実に
且つ多く見受けられるので
苦手な人もなかにはいるだろう。
これが本気の実写…原作が三次元になる醍醐味!!
えー!!めちゃくちゃ良かった…!!!
キャスト、ストーリー構成、登場人物描写、アクション、作品の世界観(北海道やアイヌ文化)の再現度、ギャグシーンの塩梅、この作品においては重要なヒグマの描写、美味しそうなジビエ(?)料理の描写…。すべてが本当に良かった。
映画終了後に思わず拍手したくなったくらい。
細部までが作り込まれてて、製作側の原作リスペクト、原作愛も感じた。
メディアミックスするならこうでなくては…!!
製作発表の時「ゴールデンカムイ、実写はうまくいかないだろうな…」とか思って決めつけてすみませんでした…!
ちなみに原作コミックスは読破済み&アニメもS3までは観てた人間なので、「ゴールデンカムイ」の世界観が自分の中にある程度固まっていることは自覚している。
そんな人間が観ても実写でほとんど違和感を感じなく観られるのってちょっとすごいことよね…。意味がわからない。
むしろ三次元で描かれることで様々なリアリティが出て新しい日本の時代劇のように感じたし、1つの映画作品としてめちゃくちゃ面白かった。
ストーリー知ってるのに最初から最後までドキドキしながら観たし、続編の期待値を高めながらも杉元とアシリパさんが真の相棒になるまでのストーリーで締められる構成もすごく良い。
(最後にアシリパさんが杉元のオソマ食べるところまで入れたのも良かった。可愛い。ほっこり。)
すごいよなんだこれ…。
でもこのなんでもありのごちゃまぜエンタメ冒険活劇がまさに「ゴールデンカムイ」…。
冒頭の日露戦争のシーンの描写から痺れた。
杉元(演・山崎賢人さん)が杉元とギリギリ認識できるかできないかくらいの泥や血に塗れた姿で、まさに鬼神のごとく動き回る様子が観てるこっちも怖かった。
そう、杉元に関しては戦闘時の非情な恐ろしさと、非戦闘時のお茶目で気の良い兄ちゃんっぷりがちゃんと同居していて本当に杉元だった…。
白石と川に落ちて凍死しそうになるシーンとか原作のイメージと同じでびびった。
そう、杉元をはじめキャストも本当にみんな良かったんだよな…。
尾形が杉元との戦闘で構えるシーンとか、コタンでのフチが話すところとか、アシリパさんの回想のアチャの表情とか、鶴見中尉の狂気のシーンとか原作のシーンのコマ割まで鮮明に脳内に蘇って「生身の人間が演ってるのにどういうこと…?」と混乱するまであった。
あとアシリパさんのたたずまい(演者の方はアシリパさんより割と年上なのに少女にしか見えなかった…)とか、白石とか二階堂とか土方&永倉さんとか、最初に杉元に出会う囚人の後藤までまさに原作で感じた雰囲気にぴったりで、観ながらずっと驚いてたよね…。
あとヒグマもめちゃくちゃ怖くて(静かに杉元に迫るシーンとか暗闇の中から襲ってくるシーンほんと怖かった…)CGながら再現度がすごい。クマのシーンは本作でかなり重要だと思ってたのでそこも満足度高かった。
本当に良かった。これは何回か観たいかもしれない!
製作陣の皆様には愛と熱量のある作品を見せていただきお礼を言いたい。ありがとうございました。
猛き者達よ、奪え合え
感想
気高き北の大地•北海道に隠された、莫大なアイヌの埋蔵金。謎を解くカギは24人の脱獄囚に彫られた刺青。今、命がけの争奪戦が始まる!!!
漫画、アニメを観ていますが思った以上に原作通りでした!!原作リスペクトされていて再現度は高いと思います。
北海道が舞台なので網走監獄や開拓の村がロケ地になったのは嬉しいです!
豪華キャスト陣はミスキャストはないのかなと…最初、杉元左一役が山崎賢人は合わないと思いましたが上出来でした。
アシリパ役の山田杏奈ちゃんの変顔がもっと観たかったです!
白石由竹役の矢本悠馬も良かったと思います。
個人的には土方歳三役、舘ひろし、鶴見篤四郎役、玉木宏、月島基役、工藤阿須賀がハマってました。
尾形百之助役、眞栄田郷敦、谷垣源次郎役、大谷亮平は今回は出番が少ないので次作で活躍ですね。
二階堂兄弟の柳俊太郎はキモくて良かったです。
ですが結果一番似ていたのはフチ役ですかね笑
アイヌの食事はクマ、リス、カワウソはどれも美味しそうでした。杉元がカワウソの頭をハフハフするシーンは原作通りだー!ってなりました!チタタプもやりたいです笑
ギャグも原作通りいい塩梅でした。
今回は原作の3巻分くらいだったので続編はどこまでやるのか気になりますし、次作の重要人物も最後のほうにチラチラ一瞬出てくるので続編が楽しみです。
※俺は不死身の杉元だー!
出来はいいけど妥協が必要
原作漫画読破済、アニメは限定版付属のもの以外視聴済。元々実写化には否定的な方。(邦画は嫌いじゃない。)
自分が気になったところは...
・微グロ
・声の方での魅力不足
・設定との違いによる違和感
かなと思います。
本作では原作ほどではありませんが、グロはちゃんとあります。団子の串も原作で苦手だったのでちょっとキツかったです。耐性ない方は視聴注意です..原作より少なめですが、実写な分NGな場合もあるのかも。
声に関して、杉元の「俺は不死身の~」はアニメに合わせた言い回しをしてくれていたので素晴らしいと思いました。それ以外の方は演技自体は素敵ですが、まだ聞き慣れていないせいか声に良い印象はないです。ナレーションもアニメではお馴染みの立木さんでないので、その決断は自分と趣味が合わないとしか...何らかの意図の可能性も考えられますが、現時点では無さそうなので悪印象です。
アシリパ役も原作の年齢的見た目は満たせていないので、子供扱いされている事に違和感がありました。小樽での囚人探しの時にお姉さんより背が高めだったし、幼さを感じる風ではないので...
キャラの見た目、演技、演出など、撮影にはこだわって作られている事はしっかり伝わってきます。内容の改変がありますが、続編込で全編作るためのものかもしれませんのでまだ評価しにくいです。
実写だから100%理想のものは作れない、それが前提にされている感じです。理解している方は満足できるし、できない方は不満に思うかと。
実写映画作る上でゴールデンカムイに白羽の矢が立ったのだと思いますが...アニメ映画が良かった...
原作のグッズ展開やキャンペーンが盛り上がるという点に関してはありがたいです。
2回目の視聴は原作柄入場特典次第です。
最強の実写版、爆誕ッ!
IMAXレーザーで鑑賞。
原作マンガは未読、
テレビシリーズは2期の途中まで視聴済み。
最強の実写版。奇を衒わずキャラを体現した俳優陣の演技が素晴らしい限りです。アクションの迫力も申し分無い。
アイヌ文化へのリスペクトが溢れていて学びにもなる。オソマの件本当に面白い。CGも高クォリティー。傑作ッ!
IMAXで観て正解。北海道の美しく雄大な風景や手に汗握るアクション・シーンを大スクリーンで堪能出来たから!
特に冒頭の二百三高地のシーン、日本映画でこれほどのものが撮れるようになったのかと嬉しくて目が潤みました。
ヒットすることを見越してすでに続編を撮影済みなのか、ポストクレジット・シーンに未発表キャストのシーンが次々に流れ興奮しました。本作のヒットは間違い無いので続編に大いに期待が持てます。「キングダム」の実写版みたいに原作が未完ではないので、いつ完結するのかと云う心配はいらなそう。大作シリーズをふたつも抱えることになるだろう山崎賢人(実際はたつさき)の体力の方が心配です(笑)。
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