劇場公開日 2023年3月3日

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「家父長制と世界の問題」エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス 多様性男女平等自由主義さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0家父長制と世界の問題

家父長制は何処の国でも明文化されておらず、イギリス発祥の産業革命と歪んだ帝国主義、建前は、自由、資本主義、当然、大量生産された、安い商品を売り付けるのに、強い軍隊による恫喝を必要とする、他の国を押し退け植民地を獲得し、強い軍隊を創るため、国民皆兵と家父長制を導入し、男性を兵士に、女性を家庭に縛り付けるため、家父長制を明文化した。こうしてイギリスを追随し帝国主義を導入しアフリカ、アジアを食い物にした、ヨーロッパ諸国、日本、帝国主義の対立により、2度の世界大戦により、核兵器まで生み出し、自らも滅ぼす力を得た世界、中国本国もその影響を受けており、主人公の父親は家父長制、家父長制と好戦的な軍隊が世界を滅ぼす力を恐れ男女平等と軍隊のコントロールと自由と平等を試みるアメリカに移民した、主人公と夫、アメリカで生まれた娘、主人公の母がその本質に気付くことが娘を理解し、世界を、自らを救うことになる、映画はここまで、日本はどうだろ?家父長制の意識のままの老害国会議員、立法機関がそれでは改革は進まない、日本には男女不平等は存在しないと発言する女性議員まで存在する始末、家父長制の撤廃と男女平等は好戦的な軍隊のコントロールと自由と平等をもたらすと思うのだが、家父長制は他の意見に排他的傾向にある。欧米諸国が気付き、改革進行し、日本が遅れを取っていることが経済の停滞を生んでいる。ヒーロー不在。もちろんどこの国にも揺り返しがあり、もしトラ、プーチン、極右の台頭はその現れ。映画としては、遊び過ぎて難解に感じる。

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全国連加盟国不可侵条約締結、対等日米同盟再締結、武装中立、自由、多様性、男女平等、姓名性別自由選択、推進派