劇場公開日 2023年12月22日

「凝った構成のラブ・ファンタジー 高校の制服姿で悪霊とバトルする「週刊少年ジャンプ」的なところも面白い」赤い糸 輪廻のひみつ ITOYAさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0凝った構成のラブ・ファンタジー 高校の制服姿で悪霊とバトルする「週刊少年ジャンプ」的なところも面白い

2024年1月3日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

落雷で命を落とした青年が、赤い糸を使う縁結びの神様“月老”となり、現世の縁結びを行う中で、初恋の相手との失われた記憶を取り戻していく、輪廻転生ラブ・ファンタジー。

予告編では、輪廻転生を扱ったロマンチックなラブ・ストーリーの面が強調されていましたが、それだけではなく、月老たちが、なぜか日本の高校の制服を着ていることもあり、悪霊とのバトルもあるため、「週刊少年ジャンプ」の漫画の実写化のような雰囲気満載。
他にも日本のアニメ、漫画、「リング」「呪怨」ネタも多数。
主演が(竹内涼真+成宮寛貴)似のイケメン、ヒロインがマナカナ(三倉茉奈 三倉佳奈)似(カワイイ)。

ラストまで、いかにも泣かせるストーリー展開ではありますが、それは承知の上で観ているので、待ってましたという感じ。
なかなか凝った構成で、面白かった。
エンドロールに流れる主題歌も良かったのですが、そこに延々と映される、変なスタッフ・キャストのペット自慢みたいなのが邪魔で、せっかくのラストの余韻がぶち壊しです。
プロなんだから子供じみた内輪受け、内輪自慢は、ほんとやめてほしい。

ITOYA