配信開始日 2022年6月8日

「決して屈するな」HUSTLE ハッスル とぽとぽさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0決して屈するな

2022年6月9日
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ロバート・デュヴァルの言葉通り 決して屈しないスタンリーが不屈の精神と信じる気持ち、そして何よりバスケットボールを愛する思いの強さで火花になる。おなじみハッピー・マディソン=アダム・サンドラー製作。だけど今回は違う…『アンカット・ダイヤモンド』に続きまたもやNetflixオリジナル映画でアダム・サンドラーの演技が冴え渡っている、魅せる。ドラマ演技をするときのアダム・サンドラーはそれぞれ監督のおかげもあるのだろうけど100%百発百中と言っていいくらい毎回素晴らしく心に残る印象で、今回もそれは全く1ミリたりとも変わらない。揺るがない。
故に内容あらすじとしては特段大きく新鮮なことが起こるわけでもない非常に素直なスポーツ映画サクセスストーリーだけど、やっぱり面白いし楽しめた。今回はNBAチームのフィラデルフィア・セブンティシクサーズ(Philadelphia 76ers)スカウト演じる彼がそこまでして信じる相手はスコッティ・ピッペンと狼の間の子(※毛深いという意味ではない)で、アイバーソンが乳母な"氷山"。ユーモアのセンスが秀逸。世界に自分を知らしめるのではなく、あくまでそれは後々自ずと付随してくるものであって、まずは愛する家族や自らを支えてくれた人 = "樫の木"に対して証明。

P.S. シクサーズはよくこんな悪役引き受けたな。本作に限ったことじゃないけど向こうの作品見ていると、実際の企業名などがそうして使われることがある。アメリカだからであって、日本なら無理そうだ。

Himself

とぽとぽ