ドント・ウォーリー・ダーリンのレビュー・感想・評価
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きちんと描いて欲しい
どこかの高評価から鑑賞。好きなジャンルだけに、テーマやストーリーが大雑把なのが残念。。特にラストの丸投げ感はどうなんだろう。続編の振りでもないだろうし。
個人評価:3.3 美術も良いし、オールディーズの世界観もセンスが光...
個人評価:3.3
美術も良いし、オールディーズの世界観もセンスが光る。フローレンス・ピューもホラー的な脚本には流石にハマり役。
ただ脚本だけは、幾度となく見てきた様なストーリーだったのでザンネン。
良質のスリラー映画
【鑑賞のきっかけ】
本作品は、予告編の不穏な雰囲気に興味を惹かれ、劇場鑑賞を決めました。
【率直な感想】
<違和感のある空間>
主人公アリスは、夫と優雅な生活を送っていた。
ところが、あることをきっかけに、悪夢とも幻想ともつかないものを見るようになっていく…という、いわゆる「スリラー」映画です。
アリスの暮らす町というのは、同じ企業らしきものに勤めている人たちの言わば、社宅。
社宅と言っても、日本のような集合住宅ではなく、庭付きの一軒家が並んでいる。
毎朝、その家の夫は、妻が見送る中、乗用車を運転して、出勤していく。
アリスを含め、家に残っている妻は、専業主婦らしく、家事をこなし、余暇はダンスを習ったり、隣近所の奥さんと会話をしたり…。
私が、この世界に最初に感じた違和感は、「スマホ」がないことでした。
電話は、旧式の有線のダイヤル式のもの。
そういう目で見てみると、使っている掃除機やテレビも何だか古めかしい。
時代で言うと、1960年代くらいの風景です。
そこで思ったのが、妻たちが全員、「専業主婦」ということ。
現代なら、例え夫が高収入でも、妻が働きに出るというのは珍しいことではありません。
これも、1960年代だから?
ストーリーは、どこを紹介しても、ネタバレになってしまうので触れませんが、主人公アリスの前に現われる事象がとにかく奇妙なものが多く、彼女のいる世界にはどんな秘密が隠されているのか、という興味で、物語にどんどん引き込まれていきました。
その「秘密」というのは、それほど斬新なものではないけれど、2時間という物語を十分に引っ張っていくだけの魅力に満ちた作品だと感じました。
【全体評価】
大抵の映画がそうなのですが、物語が終了すると、タイトル「Don't Worry Darling」が画面に映し出されます。
それまで、タイトルを余り意識しないで鑑賞していたのですが、物語の全てを知ったうえで、このタイトルを見ると、妙に納得してしまうのですよね。
そんな意味でも、印象的なスリラー映画でした。
どうなるどうなる、と。
ずっと思いながら見続けてしまった。ウソのようなハッピーライフが実はこんな展開だった、と。目的がはっきりしないからなんで?と思っちゃうかもしれないけれどこのじんわり来る不安感はなんとも妙。結構好きかも。
クローズワールドの妙味
良い不穏でしたねー♪
「ダーク・シティ」「トゥルーマン・ショー」「エンジェル・ウォーズ」そして「マトリックス」。その辺が大好物な自分には最高のご馳走でございました。
映画の日だったからなのか以外とお客さんが居て、プレゼンの弱めなこういうものにチャレンジャーが居ると嬉しくなってしまいます(何様)。
安心して家にいて良いんだよ
広い家、イケてる車に乗って毎日仕事に向かう稼いでそうな夫、それを毎朝見送り家事をこなす妻。完璧に見える住宅街に何かおかしなところを感じ始める主人公アンナの話。
最近こういう、幸せに思えるのになぜか家に閉じ込められてるような気がする、怖い!って感じのスリラー多くて、逆に笑えてくる。奥さんが文句ひとつ言わず家事して幸せそうなんて絶対何かある怖い!ってすごく現代の感覚だよね(笑)この感覚分からなくても全世界全員コロナを体験してずっと家にいる恐怖(?)を味わってるから男性でも共感できるはず。
タイトルが実は『ドント・ウォーリー・ダーリン』というすごく優しいタイトルだったということを2時間不穏な雰囲気を見せられすぎて忘れる。でも、ほとんど終盤幻想のジャックが表れて「ここにいよう」と言われた後に何かを悟ったようにアンナは世界から抜け出すシーンからタイトルが表れて、急に優しい気持ちになれたような皮肉が効いていて爽快なような気分になった。
妻が家から出て仕事をしに行っても何も心配いらないんだよ、安心して家にいて良いんだよ?っていう優しさと捉えるか皮肉と捉えるか(笑)
ただ、結何かがおかしい、気持ち悪い、主人公が狂ってると思われるシーンが7割なので結構長く感じたしイライラした。良い意味でアンナは等身大の女性だから上手く駆け引きができないのが結構ヘイト溜まった。
まさにカオス😆
アリス(フローレンス・ピュー)の
可愛らしくもエロい妻は見応えあり笑っ
夫ジャック(ハリー・スタイルズ)を
出迎えてからのダイニングで〜の件は
興奮するよね😍←え?
そんな暴れちゃってせっかく作った料理や
お皿をバンバン、テーブルから
落としちゃって、もう🥰笑っ←え???
こんな仲良し夫婦で居られるなら
幸せだなぁ、君とずっと一緒に生きていきたい。
って思うのは夫たち。
.
.
古き良きアメリカのあの時代が
彼らにとっては幸せの絶対領域なんだねぇ🤔
マトリックス、仮想現実のような世界観🤔
ラストは想定内、ピュー様を愛でるための作品🙃
その後が気になる
最初から真相がわかる最後までとにかく不穏な内容
途中途中はかなりのスリルあって、特に音楽が効果的に使われている(ただし、静かなシーンが多いのでポップコーンは食いづらい)
笑いどころはまったくないが、アクションもあり、飽きずに最後まで観れた
ミスリードも混ざっているので、え?というところもあるが
基本的にはある映画との既視感を感じてしまう
あれを観たこと無い20代とかだともっと評価高いのかも
(ていうか、公式からネタバレするスタイルはいかがなもんか)
個人的にはEDのその後がもう少し描いてほしかった
最後30分くらいはEDの後の話でも良かったかも(ようはもう少し続きが観たかった)
絵作りも世界観も演技も良いのだが・・・
主人公の意図が見えないのでクライマックスでも全く共感できないしワクワクもドキドキもしない。
そんなわけないが、追い込まれたわけでも負けず嫌いで言い返しただけ?
インスパイアものとしては今一つか
ネット配信なら許せるが、映画館だと辛口になってしまうラインの作品
この手の映画で女性の自立につなげる勇気
住んでいる家やコミュニティが少し変って映画はたまに出てくる。広い意味では「マトリックス」もその1つ。だから、この手の映画が出てくるとどんな話なんだろう?ということが1番気になってしまう。
本作も気になっていたのはそこ。この作りものっぽいコミュニティがなんなのか?ってところが1番気になっていた。いろいろとミスリードも仕掛けてきていたし。これはなんなの?と思っていたら、後半なるほどそれね!って感じ。
後半の怒涛の展開は悪くない。カーアクションもショボいし、全然ドキドキしないけど。何より終わり方がよかった。あの音だけで表現するかー!って感じだった。
何より音楽がよかった。「古き良き時代」って意味の50年代〜60年代を表現するのに最適だし、BGMとしてかかる不穏な雰囲気の不協和音のサウンドもかなり印象に残った。
で、テーマは女性の自立ってのもなかなか興味深い。こんな描き方もアリだ。男は未だに「妻を守る夫」と「夫を支える妻」って構図を追い求めてしまうのだろうか。男どもは本当の意味で妻を守れやしないのに。でも、こんなエンタメ作品でそんなことを考えさせただけでもオリビア・ワイルド監督の目的は果たしたのかもしれない。たしかに、「ブックマート」も全然違う種類の映画なのにそんなテーマだったかも。侮れないな、オリビア・ワイルド!
大作に隠れた秀作
オリビアワイルドにこれだけの力量があったとは、と思わされる一作。今回女優としても重要な役割を担う彼女だが、映画監督としての才能も素晴らしい。
1950年代のアメリカ。ユートピアを築くビクトリー社のビクトリータウンに住む幸せな若夫婦。飛行機の墜落事故を目撃した若妻が、立ち入り禁止の会社本部に行ったことから歯車が狂い始める。
フローレンス・ピューはアニャテイラーと双璧をなす若手実力女優だが、今回は彼女の真価が十二分に発揮されている。ロマンティック、サイコホラー、スリラー、アクション様々なシーンを見事演じきった。
SEの多用はやや耳障りだが、声のサウンドは気味悪く世界観をよく表している。全体的に没入感のある作品に仕上がっている。見せ場も数多く、印象的なカットも多いため、見応えがある。
贔屓目
170本目。
オリヴィア・ワイルド監督、出演と大分贔屓目。
えっ、こんな役と戸惑いはしたけど、自身が監督だからなと。
てっきり、ラブストーリーと思い観てたけど、ちょっと違うぞ、そっち系か?
てか、そっち系がどれなのかは、曖昧だけど終わりまで観ると、まあ広い意味でラブストーリーかな。
どう展開するのか、謎が分かっていくうちに、程良い緊張感。
最後も、あれで終わるのもスッキリかな。
でも予想外の作品撮ったのに、ちょっと驚きではあった。
違和感と妖艶さが首筋をなぞるユートピア
フローレンスピュー、ハリースタイルズの2人が誘うどこか様子のおかしいアメリカンユートピアをひたすら不穏に描いた本作。
雰囲気、キャラクター大好物なのにあまりハマらなかった。
日常を描くことがテーマであるのは理解できたが、少し冗長だと感じた。
オリビアワイルド監督が描く女性の逞しさは凄まじく現代のジェンダー観のトップを直走っていると思う。
前作のブックスマートとも大分毛色が違う作品でオリビア監督の懐の深さを垣間見た気がした。
主演のフローレンスピューの得体の知れない恐怖に対しての演技はいつも通り圧巻で、ハリースタイルズのセクシーで正統派の紳士かと思えばかつ狂気じみた湿った気持ち悪さも出せることに驚いて見入った。
中毒感のある不気味さ
“何ひとつ不自由のない暮らし”に
少しずつ違和感を覚えた主人公アリスが
この世界の謎に踏み入れる物語。
ミッドサマーやゲットアスに次ぐ、
ずっと中毒感のある不気味さが良い。
オリビアワイルド監督は
「ブックスマート」から
センスをずっと研ぎ澄ました印象。
新時代の映像体験が楽しめた。
この世界は・・・
その異世界感の居心地の悪さの度合いが、「何か変だぞ❗」作品って言うのは。
観る人にとってどの程度受け入れられるかが、ポイントだと思うのですが。
同種の期待をもって鑑賞に向かった「NOPE」と比べ、私には此方が⭕️でした。
作品のテーマも私達の回りの世界においてキャッチーな事で他者との「思い」の関わり、考え方をどう考えるか?っと言う事を投げつけられた‼️
「トップガン・マーベリック」とは真逆のテーマ作品に思えた私です。
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