母性のレビュー・感想・評価
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自分はどっちかな
母性は生まれ持ったものではないといっていたけど、意外と生まれ持ったものではないかと。母親なんだから当たり前でしょうという呪いの言葉に苦しんでいる人もそれってナニ?と思っている人もいるでしょう。
事故のなかお母さんを助けたいと泣き叫ぶルミ子さんを異質とみるのは簡単ですが、わたしはルミ子さんの母親に相当な違和感を覚えていました。無償の愛を注いだ娘は自分の思う通りになったと自己満足している。これは私が愛されてなかったから穿った見方なのかも。あと、テレビの天気予報が見慣れた地図でした。湊さんがお住まいの地域です。リスペクトかな。
うーむ
最初から最後までずっとどんよりとした内容
違う視点で描かれる所は凄く良かった
でももっと暗くてどんよりした内容だったらもっと面白いと思う 個人的にちょっと物足りなかった
戸田恵梨香の母親役の女優さんが映る度に「あんた...そこに愛はあるんか?」ってフレーズが何度もよぎる
というか、この↑フレーズまさにこの映画にあってるのでは??(笑)
親ガチャ失敗、毒親の鬱ストーリー
母性以前に普通に人格障害
恵まれた家庭で愛をたくさん注がれて育っても
やっぱりおかしいやつはおかしいんだなあ、の感想
父は早くに他界したと思われる
裕福な家庭で穏やかな時間を過ごす母娘
娘の母への執念がおかしくて、
結婚して自分に子供ができても最愛は母
実の母が亡くなってからは
義母に愛されることをなによりも大事に生活
もう5歳になる娘の死にかけに、娘の前で、
「娘なんてまた産めばいい」とか、
娘が自殺図ったときに
「母が命懸けで守った命だから返り咲いてほしい」
なんて言葉が出てくるの
本当に確実に頭が逝ってる人の話すぎて
親になるべきじゃない人
なぜ母親の死後、
実家に身を寄せなかったのか?
そうすれば少なくとも
義母からあんな仕打ちを受けることはなかったのに、
と思ったけど、母親に受け入れられたい、
そういうことだったのか?
夫は幼馴染みと妻の実家で不倫、
母親が自分の妻と娘いじめてるのに見て見ぬふり
こんなのが揃って良心なんて子供が可哀想すぎる
母親に愛されず、
友達ともうまい関係性築けなかったからこそ
居酒屋で隣の客に口出しするようなヤバいやつ、
っていうところだけ現実味があってよかった
母と娘
衝撃的な内容だし、娘である自分自身を振り返らずにはいられなかった。
娘は程度の差はあれ、母に認められたい褒められたいと思っている。それが自分も母になった時に、母としての意識より、娘としての意識が強く、母であるよりよき娘としていたい→そのためにはいい母になって、母に認められたいと捻れたものになってしまう。
こういうのって、結構世の中にいっぱいあるんじゃないかなと思った。
【女は2つある、母と娘。いつまでも娘でいたいと思う人もいる。】それは本当にその通りで、それに気づかないまま自身が母になる人って少なくないだろうな。
自立が本当に大事なんだろうけれど、なにをもって自立となるのかもわからない。
もし自分がこどもができた時にちゃんと母になれるのか、いまの自分自身は自立しているといえるのか、胸の中でずっともやもやしている。
思ったよりあたたかい
予告を観た印象から、救いようのない結末が待っているのかと思っていた。
思い出は、美化され、そしてトラウマも。
母と娘の思い出が交錯しているが、どこからがファンタジーでとこからがリアルなのか、、。
幼かった私もひょっとしたら母に愛されたいと思って過ごしてたのかもしれない。社会との関わりが増えてそういった思いはだんだんと薄れていったのだと気づかされた。
未来は繰り返されるのか、幸せの循環に入るのか。
ただただ・・・重い
時間があったので何を観ようかとネットフリックスを・・・。
ちょっと字幕は追いたくない気分なので、ちょうど入ったばかりの母性をチョイス。
劇場公開時は話題にもなってたので、それなりに楽しめるかな?と観はじめました。
開始5分くらいで違和感を感じ、
20分くらいで映画が醸し出す得体の知れない空気に汚染され始め、
もう限界だ!と何度やめようとしたか・・・。
なんとか最後まで観て感じたのは、
使い古した油で揚げたフライドポテトを食べて、何とも言えない胸やけをおこした。
そんな感じです。
消化不良の映画でした。
とにかく怖い
出てくる登場人物全員が猟奇的
でも、これが人間。
私も人の子であり人の親であるけど
常々「子育て」とは恐ろしいものであると思っています。
大なり小なり、人間誰しも歪みを抱えていて
親の歪みを存分に受けて子供達は素直に育つので、親のやり方次第で悪人にも良人にもなり得る。
子供たちの能力のすごいところは、
親の仕草や表情や声色で、親自身は勘付かれないよう装ったとしても
それらをかなりの確率で汲み取る所。
愛情でさえ歪んでしまえばそれはもう次の新たな大きな歪みの形成になるから。
その恐ろしさを表現したような映画。
もったいないな〜
結局、何を伝えたかったか胸に迫るものがありませんでした。
湊かなえ原作、そしてこのキャスティング。
期待値を勝手に上げてしまうのも無理はないが、それだけに…
永野芽郁さんも女子高生役から先生役になってきたか〜と時間の流れを感じていたのに、本編進めばやっぱりJK役かい!😅
と、苦笑い。
それはそれでちょっと厳しくなってきたなと思えてきた。
ミステリードラマとあるがどこが??
母と娘の話
まず、母親からの目線。次に娘からの目線で物語が進む。自分の母親に依存して判断基準は母親。そんな娘が母親になって、天災で孫を助ける為に自殺した祖母。自分の娘を助ける為に依存していた自分の母親が死んだ事で、更に我が子である娘を愛せなくなっていく...でも、自分では娘を愛していると思っている。そして、リアルな世界でも自分はそんなつもりはなく、こうしたと思っていても受け取る相手が違えば自分が思っている事とは違った様に見えて受け取られるってことが描かれていて、子育てをしている最中ですがハッとさせられました。
愛されるか愛すか
私は大前提男の子であり母からの愛をしっかりと授かったからこそこの母親の狂気さが完全には分からなかったが母を愛するあまり自分の娘よりも愛されたいと言う曲がった思想
不思議な感覚を持ちながらの映画でした。
高畑淳子さん流石の恐ろしい姑でした笑
これも多様な母子関係のあり方の一つなのかも。
<映画のことば>
本能なんて言うけれども。母性は人間の性質として生まれつき備わったものではなく、学習によって後から形成されていくものなんじゃないでしょうか。なのに、大勢の人たちが最初から備わっているものと勘違いしているために、他者から母性がないと思われることは人格を否定されるようなものだという錯覚に陥って(自分に母性が備わっていることを)証明するために、必死になって言葉で補おうとする「愛能う限り大切に育ててきた娘」みたいに。
結論を言ってしまえば、「そういうふうに育てられてきたから、ルミ子は清佳にそういうふうにしか接することができなかった。」ということになるんでしょうね。きっと。
ルミ子の実母はルミ子を、常に自分の顔色を窺い、自分の気持ち(母性)だけを常に満足させること、それだけをを「至上命題」としてしていたように思えてなりません。評論子には。
そう理解すると、ルミ子の清佳に対するそっけない態度にも合点が行きますし、「子供なんか、また産めばいい。」ということになるでしょうし、その実母が不慮の事故で(=予期や事前の覚悟なく突然に)亡きものとなってしまったあとには、実母の、文字通り「代わり」に自身の服従の標準として義母を自分の中に設定し、「嫁いびり」とも思しき義母の悪態にも、口答え一つせずに服従し、あまっさえ恭順の態度すら示す…。
「ここまでくれば、何をかいわんやだなぁ。」というのが、偽らざる本心でした。評論子の。
「這えば立て、立てば歩めの親心」と言う言葉がありますが、その心情(親心)は、父親(男親)でも母親(女親)でも、変わるところはないのだろうと思います。
そして、ここでいう親心には、「見守り」という客観的・受動的な要素は含まれているにしても、決して「命令」とか「要求」とか…むろん「監視」などという親としての主観的・主体的要素は含まれ得ないように思います。
ただ、本能的には、父親の親心(父性)どちらかというと外からの危害に対しての見守りであるのに対して、母親の親心(これが母性?)は、子の身上監護という「内側」に発現することが多いというだけのお話でしょうか。(あくまでも評論子の主観的な「感覚」として…ということですが。)
そう考えてみると、母性は、先天的に母親に備わっているものと思われますが、その人の「育てられ方」によっては、後天的に学習しないと身につかないケースもあるのかも知れません。本作のように。
そういう意味では(映画のセリフとしてはいささか教条的に過ぎるような気がしないでもありませんが)まあまあ清佳のこのセリフが、やはり本作の肝だったのではないかと思いました。
実際に同種の体験をなさった方には、胸に刺さるような一本だったのではないかと思います。
多様なあり方があるとは思われる親子関係(母子関係)の考察ということでは、優れた一本だったのだろうと思います。
久々に
ひどい映画を観た。
全く感情移入できず終始苦痛。サスペンス要素もなければオチもなく、ただただ不自然な親子の寸劇と高畑のコントを見せられて気付いたら寝てました。
脚本酷くて監督も無能だと誰が演じてもこーなるわなw
深い
愛情の受け手と、注ぐ側との対峙というか、愛というものの深さと悍ましさをいっぺんに喰らわされたようだった。
何が真実なのかもわからなくなるような、愛の姿を描いた素晴らしい構成だった。演技もやはり名だたる名優揃いで入り込める。
ただ、観る人は選ぶかな…。
結局何だったのだろう
母親を喜ばせようとして、母親のことを溺愛していたルミ子。
そんなルミ子が、男性と結婚して娘の清佳が生まれた。
清佳も母親を喜ばせるための一部としていたルミ子。
そんな母親が亡くなり、かわりに義母につくして認めてもらおうとしていた。
ルミ子と清佳の二人の証言で、それぞれの考え方がわかる内容だった。
結局、この話幡何だったのだろうと思ってしまった。
ルミ子も清佳も何が言いたかったのかわからなかった。
ルミ子も清佳も愛情がほしかったのかなと個人的には思った。
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