劇場公開日 2022年2月25日

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「一言「笑って泣ける裁判物って、初めて」。」ゴヤの名画と優しい泥棒 ゆき@おうちの中の人さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0一言「笑って泣ける裁判物って、初めて」。

2022年11月2日
PCから投稿

冒頭から「あなたは有罪ですか?無実ですか?」「無実です」。
と裁判シーンから始まるところでグッと引き込まれました。
こんなじいちゃん、犯罪者には見えないけど??。

自称:老劇作家が、新聞の見出しにあったニュースを見て。
英ナショナル・ギャラリー所蔵の「ウエリントン公爵」画を、盗み出す。
ええ?とますます謎。キーワードは、国営放送の受信料。

後半は裁判。
ああ、そういえば前半であった伏線。
傍聴人・陪審員までも引きつける、時に笑いで味方につける、その話術。
それに影響されて、弁護士は劇作家の罪を軽くするのか。
最後は私も一緒に傍聴しているような、感覚でした。
British Movie。Blabo!。

監督ロジャー・ミッシェル。「ノッティング・ヒルの恋人」。
で、実話をもとにしてるっていうのも、驚き。
ラストに「わお!」というオチも、イギリスらしい。

⭐️今日のマーカーワード⭐️
「彼は隣人、ですよね」

ゆき@おうちの中の人