「【ブルース・ブラザーズ】」BELUSHI ベルーシ ワンコさんの映画レビュー(感想・評価)
【ブルース・ブラザーズ】
ジョン・ベルーシとダン・エイクロイドのブルース・ブラザーズは、本当に面白かったし、楽しかった。当然、パフォーマンスも抜群だった。
僕は、映画「ブルース・ブラザーズ」のVHSもサントラのレコードも持っていた。
随分若い頃の話になるけれども、ロックバンドをやっていた僕の友達が、ブルース・ブラザーズのどこがいいんだよ?と言うのに、お前のバンドより全然良いよと言い放って、険悪になったこともある。
まあ、子供のケンカみたいな感じだったと思う。
ブルース・ブラザーズがあったから、日本ではバブルガム・ブラザーズ結成のきっかけになったと思うし、僕は、今でもブラザー・トムをテレビやラジオで見たり、音楽を聴いたりするだけで、友達と険悪になったことを思い出す。
当時、ジョンが突然亡くなったのを聞いた時は本当に衝撃だった。
ミュージック界で薬物でなくなることは、それまでもあったのだけれども、当時、遠く離れた日本にいて、コメディアンでもあるジョンが薬物中毒だったとは知る術はなかなかなかったように思う。
あれから、もう何十年も経ったことにも驚く。
この作品の、サタデー・ナイト・ライブの場面を見て、少し文化的背景が違うだけで、コントを面白がるのは、日本もアメリカも同じなんだなと、ちょっと感慨深かったりもする。
早逝した稀代のコメディアン。
もし、生きていたら、ダン・エイクロイドと「ゴースト・バスターズ」にも出ていたんだろうなと考えたりして、ちょっとノスタルジックな気分にもなった。
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