パイプライン

劇場公開日:

パイプライン

解説

送油管に穴を開けて盗んだ石油を転売する特殊犯罪「盗油」で人生逆転を夢見る6人の姿を描いた韓国製クライムアクション。盗油業界最高の穿孔(せんこう)技術者として知られるピンドリは、大企業の後継者ゴヌが立案した、数千億ウォンの石油を盗む計画に誘われ、参加することに。ピンドリとゴヌのほか、プロ溶接工のチョプセ、地中を透視できるかのように把握しているナ課長、怪力の掘削人ビッグショベル、彼らを監視するカウンターと、人生の大逆転を夢見るメンバーが作戦に加わり、それぞれ異なる目的をもつ彼らは、互いに騙し騙されながら計画を進めていくが、やがて事態は予想外の方向にこじれ始めていく。ピンドリ役を「君に泳げ!」以来8年ぶりの映画出演となるソ・イングクが演じる。監督は「マルチュク青春通り」「江南ブルース」のユ・ハ。

2021年製作/108分/G/韓国
原題:Pipeline
配給:クロックワークス
劇場公開日:2022年2月4日

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映画レビュー

3.5“盗油”という題材はユニークで良し

2022年2月5日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

笑える

楽しい

冒頭、最初の盗油場面をベンチャーズのインスト曲「パイプライン」で盛り上げる演出にぐっと引き込まれる。「マルチュク青春通り」などで知られるユ・ハ監督にとって、本作(兼脚本)は初の犯罪娯楽映画だそう。それぞれ専門の技能を持つ面々を寄せ集めたチームが、荒稼ぎするために違法なミッションに挑む――という映画はよくあるが、狙うのは現金、宝飾品、美術品、高級車あたりが定番。だが、石油パイプラインにドリルで穴を開けて大量の石油を盗むという題材は目の付け所がいい。

油まみれの泥臭い作業かと思いきや、穿孔を得意とする主人公ピンドリはスーツ姿で颯爽と現場入りし、あえて貫通する1ミリ手前で止めてパイプの内圧の変化を利用するなど細かいテクニックの話などでも楽しませてくれる。盗油するポイントまで地中に穴を掘り進めるくだりは、銀行強盗や脱獄ものに似た趣もある。

ただまあ、題材はユニークではあるが、いかんせんメインディッシュに相当する穿孔作業が絵的な派手さで少々弱い。それを補うためか、依頼主である大企業経営者とその手下らや、盗油を阻止しようと見回りに来る警察との駆け引きや騙し合いをドタバタコメディで描いたり、家族愛の要素を添えたりして、単調にならないようあれこれ無理やり詰め込み、散漫になった印象も。さして後に残るものはないが、それもまた娯楽作の良さかもしれない。

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高森 郁哉

2.0コメディなのに、笑えない

2024年1月26日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

素材は悪くないと思うんだよな。
「オーシャンズ11」みたいで。
でもそうはならず。
笑えず、ハラハラ・ドキドキもなく。
でも、ハリウッドかインドでリメイクされたら面白くなるかも。

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みっく

1.0ドタバタ…

2024年1月2日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
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KEI

4.0Amazonプライムで鑑賞

2023年12月23日
Androidアプリから投稿

日本でこの発想は思い浮かばないし
面白い映画でしよ。

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ミコライオ
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