SAYONARA AMERICA

劇場公開日:

  • 予告編を見る
SAYONARA AMERICA

解説

細野晴臣が2019年にアメリカで初めて開催したソロライブの模様を収録したライブドキュメンタリー。2019年、日本の音楽界を代表するミュージシャンの細野晴臣がデビュー50周年を迎え、初となるアメリカでの単独公演をニューヨークとロサンゼルスで開催した。また、国内ではドキュメンタリー映画「NO SMOKING」の公開や展覧会「細野観光1969-2019」の開催に加え、コンピレーションアルバムの発売や50周年記念特別公演など、さまざまな企画が行われ、細野の歩んできた軌跡に多くの人があらためて賛辞を送った。しかし、それから2年がたった2021年、新型コロナウイルスによって世界の日常は一変し、人々が同じ空間で音楽を楽しむことも難しくなってしまった。そんな自由が制限された世界で、“マスクがなかった世界”をしのび、細野の集大成ともいえるライブとなった2019年のアメリカ公演の模様を新たにまとめ、ライブドキュメンタリー映画としてスクリーンで上映。アメリカの舞台で軽やかに、自由にギターを奏で、歌う細野の姿を収めるとともに、彼が語る思いなども記録した。監督は「NO SMOKING」に続いて佐渡岳利が務めた。

2021年製作/83分/G/日本
配給:ギャガ
劇場公開日:2021年11月12日

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

映画評論

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4
  • 画像5
  • 画像6

(C)2021“HARUOMI HOSONO SAYONARA AMERICA”FILM PARTNERS ARTWORK TOWA TEI & TOMOO GOKITA

映画レビュー

3.5☆☆☆★★★ 題名は『SAYONARA AMERICA 』 されど...

2024年3月20日
iPhoneアプリから投稿

☆☆☆★★★

題名は『SAYONARA AMERICA 』
されど本当の題名は…

『Thank you America』

観ようかどうか悩んでいたのだが、いや〜観て良かったわ〜!
歌の歌詞に♬ 住所不定…ってくだりがあるんですが、これまでのご本人の音楽人生を振り返ってみると、本当にそんな感じですよね〜!

いよ〜っ、《自由人》

(以前のアカウントでの『NO SMOKING』のレビューにも、同じ《自由人》って書き込んでいた、、、語彙力ないなあ〜俺💧)

細野晴臣のLive映像をドキュメントしつつ、彼の音楽的ルーツを考察する作り。
観終わってから知ったのですが。この作品って、以前に公開された『NO SMOKING』の監督作品で、そこで撮影された映像も使わせていたのですね。いや〜知らんかったですわ(^^;)

戦後直ぐに生まれた細野晴臣。洪水の様に押し寄せるアメリカンカルチャーの洗礼を受けた事で、彼の音楽のへの取り組み方が形付けられて行ったのを、このLiveで知る事が出来る。

もしも作品を観て否定的な意見があるとするならば。ドキュメンタリーでありながら、合間合間にアメリカンカルチャーの映像や、彼のフアン達のインタビュー等の挿入が、肝心要のLiveの流れを断ち切っているからでしょう。

しかしながら、昨今の中身のないジャパニーズポップスの垂れ流しに飽き飽きしている身として、スクリーンを眺めながら「この心地良さは一体何だろう?」とゆう思いを感じていた。
例えとして適切か…は分からないが、さながら、、、

《出汁の旨味が染み込んだ、おでんの中の大根》

…と言ったところだろうか?

Liveの中で彼は、スイングJAZZやブギウギと言った古いアメリカ音楽に影響を受けた事を公言していた。
※ 私自身もその昔に『グレンミラー物語』をテレビ放送で見てスイングJAZZを聴き始め。たまたまジャケ買いをしたアーニー・フォードのブギウギミュージックを聴いていた時期があるので、とにかく楽しい時間を過ごさせて貰えた。

2021年11月28日 シネスイッチ銀座2

コメントする (0件)
共感した! 0件)
松井の天井直撃ホームラン

3.0魅力的

2023年9月9日
PCから投稿

ライブシーンは、
その空間をお客さんも演者も楽しんでいる空気に満たされていて、
これぞライブだなー、その場に居てたいなー、
って思いながら、わたしも楽しみました。
ライブシーンも、もちろん良かったですが、
要所要所で語られるインタビューや、
細野さんの佇まいが、なんだか和むというか、
安心するというか、優しいというか、
やはり、ステキに歳を重ねられた方の醸し出す魅力なのかしら。

あまり関係ないですが、
海外ツアーのMCって英語なんですね、やっぱり。
来日アーティストも日本語で話してくんないかなー 笑

コメントする (0件)
共感した! 0件)
hkr21

5.02019年、New York および Los Angeles で開...

2023年8月29日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

知的

2019年、New York および Los Angeles で開催されたライヴの記録映像、また、それを 2021年に見た振り返り。
2019年にやっていてよかった、その後しばらく休むつもりだったとのこと。絶好のタイミングでしたね。
アメリカの観客さんの熱心ぶり、盛り上がり、日本よりはるかにいい雰囲気にすらみえて。歌は日本語が多いのに驚きです。

感染症で不活発になった2021年は、同じことが再びできるのかわからない状態で、不安を正直に吐露されていました。2023年の今は、徐々に再開してきていて、改めて安堵です。

2023/08/28 有楽町マリオン "I'M A SHOW" にて鑑賞。音のいいシアターでした。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
woodstock

4.0細野晴臣の音楽の原点であるアメリカで

2022年4月11日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

知的

萌える

「はっぴいえんど」「ティンパンアレー」「Y.M.O
.」……と音楽界の常に最先端にい続ける細野晴臣がコロナパンデミックの前年にN.Y.とL.A.で行ったコンサート映像です。70を過ぎた細野晴臣がアメリカのオーディエンスの前でどんなパフォーマンスを見せるのか、興味津々で映画館に足を運びました。
途中彼の音楽のルーツ、背景を見せてくれる古い映像(ディズニーやらマッカーサーやらパラマウント映画のアニメキャラクター「ベティちゃん」やらホーギー・カーマイケルの「香港ブルース」やら)が流れ、なるほどと納得させられます。港区白金の富裕な家庭に生まれ育った彼の音楽のルーツは戦後の豊かなアメリカ文化で、彼の感性によって昇華され表現された音楽を我々は楽しむことができるわけです。コンサートで「自分の音楽を育んでくれたアメリカ文化に感謝している」と発言し、アメリカのオーディエンス(健全で知的な雰囲気の人ばかりに見えました)から喝采を受けてました。実際、当日の演奏はジャズやカントリーに直接に根差したものがほとんどでした。
最後に、このコンサートの僕の感想を一言。細野さんのしなやかで、脱力感いっぱいの音楽はなんとも心地よかったぁ。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ゆみあり
関連DVD・ブルーレイ情報をもっと見る