劇場公開日 2022年6月10日

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わたし達はおとなのレビュー・感想・評価

全44件中、21~40件目を表示

3.5いやー

2022年6月26日
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アプソ

3.0予告通り。

2022年6月24日
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自分も昔多少身に覚えのある、、ダメな若者男女の話。

今風の描き方で台詞と台詞の間を最大利用して幸せや嫌な空気感を描いてる。リアルではあるが一歩間違うとダレる手法、ギリセーフ。
友達カップルの家にあそびにいったらやなムードになり帰るタイミングを逃し、2人の喧嘩をずっと見せられてる感じ。それくらいリアルだけど正直観なくていい物見てしまった感じかな、、、映画的な試みとしては評価できる。どなたかもレビューしてたが、回想シーンはもう少し整理して編集できたような気がする。

木竜麻生の気の弱い感じと立ち直りの速さ。
山崎紘菜のキレっぷりがよい。山崎は映画紹介やってた頃のガチガチで目が死んでる感じから抜けだせ、ちょい役でも面白い役を拾っていて成長著しい。

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masayasama

2.0わたしたちはおとなだからこの映画を全く支持しない

2022年6月23日
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1.木竜麻生を観に行った。何か?
2.画面が小さい。暗い。折角、木竜麻生の細かな表情を観に来ているのに、これじゃ、ラジオドラマでもいいよ。でも、夜中にトラックやタクシーがイライラして、交通事故が多発しても私は知らん。
3.眠くなって寝てしまいたいのに、腹が立って眠れない。
4.その理由はこれは恋愛以前の問題で、あり得ん設定(妊娠週数)と相手をただ苛立たせる空虚なセリフにリアリティーがないから。それと、時系列をイジり過ぎて、堕胎できる週数なのかを含めて、わけがわからないから。
5.エンディングも尻切れトンボなのに、名作気取りでタイトルをエンドロールの最後に持ってくる厚かましさ。
6.木竜麻生の忍耐強さはよくわかりました。次作に期待。
7.藤原季節の役は口ばかり達者なただのヒモ。しかも、DVすれすれ。演劇をめぐる関係なのにひとつも舞台シーンがない。それでいて安っぽい昭和の香りがプンプン。
8.やっぱり、山崎紘菜だったか。背が高くて素敵。キレる演技がすごく良かった。主役を食った。藤原季節の役の男もそれでいい加減な二股男とやっと分かる始末。
9.飲み会でついてきた男を家に上げて、立ちバックさせて、中だしがどうとかいってんな。アホか。木竜麻生は絶対そんなアホじゃないから、ミスキャスト。
10.木竜麻生のお父さん役が娘のために払っている家賃は相当なものだというのはオシャレな造りからよくわかりました。
11.母親が死んだことも言えない相手と将来を見据えた関係になれるわけがないよね。もうやめて~
12.若い女性でほぼ満席でした。たぶん、出来ちゃったときの対処の仕方に興味があったり、相手がわからない妊娠に対する主人公たちのやり取りに興味があって観賞に来られたと思いましたが、何の解決にもならず、肩透かしを食った方が大部分だったと思いましたね。ざんね~ん。

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カールⅢ世

3.5長回しで見る他人の喧嘩。

2022年6月22日
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実家からの支援でえらく小洒落たマンションで暮らす女子大生優実とその家に転がり込んでいる恋人の直哉。優実の妊娠が発覚するが、相手が直哉じゃないかもしれないというまさかの告白。さぁどうなる?ってストーリー。

現在とちょっと昔を行ったり来たりしながら、最終的に2人の醜い小競り合いを長回しで見ることになります。どっちもどっちの応酬に見ているこちらも気力を使うので要注意です。ただ、エンディングは良い。そら、吹っ切れたら女性は強いですよ。

1言うと10返ってくるタイプ。理屈屋で多少賢く女にだらしない。顔だけは良いクズ男。藤原季節のハマりっぷりは見事でした。ただ絶対不倫するやろ。優実はあの何かとプレゼントくれるボンボンの友達の方が幸せになりそうやけどね。

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はるたろう

5.0竹中直人のギャグ、笑い顔で怒る

2022年6月21日
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最初に題名を出すんでは無く、ラストシーンに題名を出して被せる。お見事です。題名の意味、ハッキリと分かりました。

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ホモサピエンス

2.5まだおとなになりきれてない人たちのお話

2022年6月21日
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えみ

3.5男女の「リアル」にひりひりする。

2022年6月19日
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mami

4.0食べるシーンに浮かび上がるしたたかさ

2022年6月19日
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馴れ合いの中に垣間見る、グサグサと突き刺さる言葉たち。
もうあんな言葉を口にしない根拠のない自信のせいか、外側から見ていた。
モテる人は一生おとなにならなくても良さそうだし、女性のしたたかさにかなうものはなさそうだ。どんな時でもお腹は空くんだよね。
なんだか2人とも大丈夫そう!人生なんとでもなるって楽観的な気分になった。

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パプリカ

4.5なぜか大阪市では1週間遅れだったものの、基本的には高評価。

2022年6月17日
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今年170本目(合計446本目/今月(2022年6月度)17本目)。

ということで、「峠・最後のサムライ」から5分違いでこちら。このあとの「plan 75」で精神的に力尽きるわけですが(というより、怒りのやり場がない…)。

すでに多くの方が書かれているように恋愛映画。どれかに分類しろと言われればそうでしょうね。
妊娠したようだけど、誰の子なのかわからない、さて誰が責任を取る?というところでモメはじまるみなさん。
まぁいわゆる「なんちゃって科学」の範囲だと個人的には思いますが、俗に「男性と女性とでは脳の使い方が違う、換言すると、モノに対する感受性が違う」とよく言われますが(賛成も反対もしません)、この映画ではそれが顕著に出ていて、それを「お互いに」よめない2人がどんどんすれ違っていき…というストーリーです。

惜しいところは、時間の入れ替え(原則、現在と過去の2つしかない模様)が頻繁に発生するところで、この入れ替えシーンが明示的になされないため、いつの話をしているのか不明になる点が多数存在するところであり(観客と劇内の人たちとでは「知りうる情報が違う」という「情報量の格差」という観点が、この手のスリップものにには存在します)、この点で「何が事実で何が憶測なのか」という点が観客にはわかっても「スクリーン内の主人公には」わからないため、妙にもどかしい展開が続く…と思えば、今度はそれが多すぎて観客も混乱しかねない点でしょうか。

いわゆる「大人の営み」のシーンも存在します(PG12扱い)し、行政書士合格者の観点でみても気になるところはある(民法の親族相続。特に親族編)ものの、これにどうこう言っているとplan75なんて到底「採点不可能なライン」であり、相対的に減点なしか、せいぜい0.1でしょうね…(それくらいplan75がどうにもならない)。

採点は下記のみ気になったところです。

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(減点0.2) 上記にも書いた通り、いわゆる「時間の入れ替え」が頻繁に発生するため、観客もいつの話をしているのかわかりづらく、かつわかっても「観客がわかることと、主人公が知りうる情報量には差がある」ことを意識しなければならず、かといってそれを意識していると、その「入れ替え」が多いためにさらに混乱を招き、今度は観客も混乱してしまいます。

とはいえ、原則として「現在と過去の入れ替え」だけであり、未来に飛んだりはしませんし、時間軸もあって2つか3つか…と思われる(さすがに過去編だけで10時間軸もはなさそう)点は救いです。

(減点0.1) エンディングが妙なところで始まってしまう(ネタバレ回避)点が気になったところです(本当に「え?ここで終わりなの?」という妙なところで終わってしまう)。ただこれも「男女の脳の差」なのかな(女性の観客の方だと理解できるのかな…)というところはあり(少なくとも支離滅裂な終わり方はしない)、そこまでは引きませんでした。
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yukispica

3.5クライマックスまでは完璧

2022年6月17日
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悲しい

怖い

難しい

多くのカップルが抱えていそうな問題であり流れだが、映画としてはあまり観たことなく非常に興味深い題材。

出会う前と、その数ヶ月後。
その2つの時間軸を交互に行ったり来たりさせながら見せる二人の心の揺れ動く描写が非常に素晴らしい!!

そしてスクリーン世界にのめり込みながらクライマックスに入り、ちょっと勿体ない気がした。

今の若い監督さん、心理描写の見せ方が非常に丁寧でうまいけど、見終わったら「悪くはないけど…」となることが多いので、そこが課題かな。

主演の二人はリアルに生々しいカップルの変化を演じていて素晴らしいし、作品としても決して悪くはないですがね()

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死亡遊戯

3.0おとな?

2022年6月15日
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こじらせバッカプルの修羅場を見る映画。

女を渡り歩くゲス男とビミョーにうざい女。おとなどころか独り立ちさえしていない。題名は皮肉なんですよね?
これが非正規雇用であっても社会人なら、もう少し観れたかも(共感はしなけど)

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Oyster Boy

5.0現代的な若者像を切り取りつつ、痛みを写す…畑の違う監督だからこそ生めた傑作

2022年6月15日
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怖い

知的

幸せ

今年の暫定ベスト。言葉を「乗り物」と例えることがあるが、それはきっと思いがけないモノを引っ張ったり、閉じ込めることで生まれるから。加藤拓也監督はやはり、映画でも魅せてくれる。

確かに今作は『猿楽町で会いましょう』枠で間違いないんだけど、個人的にはそれよりトラウマな映画。人間の鋭利な1面をチラつかせつつ、現代的な若者像を作り上げる加藤拓也監督のセンスが素晴らしい。

本作は「隠し撮り」のようなアングルから、様々な出来事と変化を写していく。これはたぶん、映画畑ではないからこそ出来るモノでもあると感じた。演者の作り上げた空気をそのままパッケージ化しようと試み、空間全てに流れる緊張感を引き出すのは舞台に近い。しかも時系列はバラバラで、複雑化している。フレームの切り替えだけで判別をしろというのは確かに容易ではない。だが、静かにはびこるジェンダーバイアスと無垢なあの頃を観てしまったら、途方も無い感情に駆られる他ない。

私たちが見た誰かの姿は、出てくる彼女たちが知っているとは限らない。それによって感情が転がり増幅する。いままでの彼や友達との話、そこで作られた経験やキャラが多面的で人間的。そういう意味では、ラストの静かな凄さを今、ヒシヒシと感じている。

主演は木竜麻生さん。『初情事まであと1時間』では初心な大学生だったが、こちらで見せる感情のグラデーションが何とも凄い。喜怒哀楽に押し引き、時期をくっきりと浮かばせる変化は驚くばかり。そして、藤原季節さん。本当に嫌になりそうだった(笑)。そう思わせる造形の深さはさすがだし、邦画で重宝されるのも納得。森田想さんや山崎紘菜さん、石田ひかりさんなど、節々に光る豪華なキャスティングも作品の魅力を底上げしていた。

「妊娠」だけがきっかけだった、はず。その節々で問いただされる「おとな」は一体何を持って認められるのだろうか。漠然としたボーダーと、変わりゆく想いに触れながら、愛の行方をまた観たいと思ってしまった。

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たいよーさん。

3.5またおま系

2022年6月15日
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最近の、特に恋愛映画に多い「短いシーンで時系列を行ったり来たりする」パターン、やや「またおま系」になってきた感がありますが、まぁ、初めは戸惑うものの慣れてしまえば観られないこともありません。
ただ、このパターンを使って見込んでいるのはおそらく「伏線回収」なのでしょうが、今作、惜しむらくはややそれを狙いすぎな感じはします。
男女間がもつれ始め、普段の会話から口げんかにいたるまで「積もり積もったアレコレ」を前半に盛り込むため、如何に何でもそれぞれのシーンが短すぎて役者陣の演技がじっくり見られません。
逆に、それを残念に感じるほど、一定レベルセリフが割り当てられている登場人物にはきちんとキャラ設定があり、皆さん演技も素晴らしい。
そんな中でもやはり主演の二人。
直哉役の藤原さん。クソ論理と絶妙な言葉選び、そして言い方がもはや笑えるほどにハマっていて最高です。『空白(21)』『くれなずめ(21)』などでも印象に残る演技をされていましたが、まだ観られていない『佐々木、イン、マイマイン(20)』も早く観てみたいと思います。
そして、優実役の木竜さん。相手との関係性と距離感のとり方があまり器用でない優実を見事に演じていて、エンドクレジット中のシーンも最後まで見入ってしまいました。ちなみに、元々、『鈴木家の嘘(18)』で彼女に注目をしたのが、この映画を観るきっかけでした。最近は「東京ガスグループ」のCMにも出演中で、今後も注目の俳優さんです。
さて、前半で少々ケチをつけるようなことを書きましたが、加藤監督、脚本家としても演出家としても十分に実力を発揮されていると思います。いくつかの解説に「まるで隣の男女の生活を覗き見しているような不思議な映画体験」とありますが、おそらくは微妙なスクリーンサイズもその効果を狙ってのことかもしれませんが、若干違和感の方が強く感じたかな、、と最後もケチつけちゃいましたが、何だかんだ楽しめましたよ。

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TWDera

3.5わかっていない「わかるわかる」

2022年6月15日
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異性とのコミュニケーションに苦労するって誰しもが経験することだと思う。だってそもそも脳の構造が違うのだから(「妻のトリセツ」に書かれていることに影響されすぎな意見だが)。
同棲している彼女の妊娠がわかる。ここまではいいのだが、彼氏の子どもだという確信が持てないという告白を受ける。なんという衝撃!そして過去のシーンと現在のシーンが、切り替わりながら様々なことが判明していく流れなのだが、その切り替わりがとてもわかりづらく若干見観づらかった。
でもそんなマイナス点も気にならないくらいに2人の男女のやりとりがいい。穏やかに会話してるのに直哉の発言に違和感を覚えたり、険悪な感じになったときの直哉の追いつめ方や優実の感情のあらわし方がヒリヒリしてて観ていてつらくなる。とても楽しそうなシーンとお互いに負の感情を吐き出し合うシーンの対比も切なかった。自分にもあったあんなことやこんなこと、妙な既視感を覚えるシーンが多い。
こんな2人のすれ違いを、みんなどんな視点で鑑賞したのだろう。優実がダメなのか、直哉がいけないのか。20代のときの自分が観たらどんな感想を抱いたのだろうと想像すると少し怖くなった。自分は悪くないと主張することよりも、相手のことを思いやることを優先するのは意外と難しい。

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kenshuchu

1.5共感できない男女のもつれ話

2022年6月13日
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単純

木竜麻生さんが気になったので、観に行きました。結論から言うと、楽しめませんでした。
楽しめない理由を自分なりに分析しました。
ドラマチックな展開がない。
セリフが聞き取りにくい。
音楽が少ない。
急に過去の場面に切り替わっていた。
無駄な場面が多い。
そもそも、こういった体験をしていない。
こんな感じですね。雰囲気は「街の上で」に似ています。
ただ、木竜麻生さんという保険をかけていたので、この評価になりました。素敵な女優さんでした。
エンドロール後にオマケがあり、この場面が一番ほっこりしました。
1日に1回の上映なので、まっ、こんなもんかなと思います。

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ゆきとう

3.0わたし達はこども

2022年6月13日
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直哉はヒドイ!
優実にも問題あるけど、直哉はヒドイ。
4人組はよくわからない。
ラストは、ビックリ完結でした。

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かん

2.5理屈と感情

2022年6月12日
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悲しい

難しい

同棲中の大学生カップルに巻き起こる父親不明の妊娠話。

彼女が体調悪いって言ってるのに何もしないで飯を作らせる酷い彼氏という始まり、妊娠が判明したら、今度は父親が判らないっていう彼女、ってどっちも大概だな(´・ω・`)

そこから様々なそれまでの出来事と現在の出来事を飛びまわってみせていくけれど、シーンが変わって暫く観ていないといつの話か判らず取っ付き難いこと。

そんな感じが中盤過ぎまで続き、ギスギスした感じやドロドロした感じは良いけどなんだかのめり込めない。

彼氏も彼女もしっかりと向き合おうとする感じがみえなかったり、大切なことを相手に話さなかったりと随分勝手で、まあそういう若者をみせようとする作品ではあるのだろうけれども、結末も成る可くして成ったという感じで、残ったモヤモヤ感も、この2人にしたら1番ハッピーに繋がる可能性が高いものだったのかなという印象。

映画として面白かったかといえば…う~ん…嫌いじゃないけれど、自分には大して響くものはなかった。

それにしても、親の金で良い部屋住んでますね…。

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Bacchus

3.5ストーリーは最悪なんだけど、役者の方々の演技が凄かった。

2022年6月12日
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大学生の優美と恋人の直哉の二人を中心としたストーリー。
優美が妊娠したんだけど直哉か元カレの子供か解らず、二人の関係が少しずつ変化して行く展開。

泥沼化した会話劇が観ていて嫌になるけど長回しの会話や行動がリアル。

直哉が男として最悪な感じで、彼を演じた藤原季節さんの印象が悪くなりそう(笑)

優美役の木竜麻生さんの演技に圧倒。今までノーマークだったけど今後に注目したい女優さん。

仲良し女子4人組の会話もリアルなんだけど、登場人物全ての方に全く共感出来ず(笑)

ストーリーは最悪だけど皆さんの演技が素晴らしく最後まで飽きずに鑑賞出来た印象。

本作のタイトルは皮肉った感じで上手い。

エンドロールで優美がご飯を作るシーン。
何故か観いってしまいました( ´∀`)

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イゲ

4.5観た感想は、共感ではなく”実感”なのだ。

2022年6月12日
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笑える

楽しい

興奮

本編全体に、楽観的なキュンキュンストーリーで構成されているわけではない。
自分がこれまでに経験したような、もしくは知人から聞いているような物語だった。
いい意味で「よくある話」。
これは「共感」ではなく「実感」なのだ。

自分自身にも当てはまることだが、法的に成人になっても、精神的にオトナかと言われたら、そうとは言えない。なので、そういうメッセージを込めていると思われる、このタイトルは皮肉だなぁと感じた。

恋人や友達と、リアクションを取りながら楽しみたい作品である。
可能なら発声上映をしてほしい!!

そして、俳優陣の演技が素晴らしい!
ホテルについた女子4人組の森田想さんが、着いて早々に服を着たまま、湯船に飛び込むシーンとか最高だった。ありそうでなかった演出ではないか??
本当に自然体という感じの映画である。

藤原季節さんが演じる役は、ほんと、クズ人間。
初めはそんな人とは思わなかった。(←まるで友だちの彼氏のように言うww)
やはり、パートナーとしての責務を果たせない人間が避妊もせずに求めるなんて、ちゃんちゃらおかしいぜ。

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キャプテン・ポップコーン

0.5「ブルーバレンタイン」の模倣がすぎる

2022年6月11日
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まるでこの世に「ブルーバレンタイン」が無いかのようにつくられた映画。

恐るべき程に、あえて模倣がバレるようにつくられている。アイディアを借りたり影響を受けたレベルではなく、似るように努めている。その意図はわからない。

男女の仲を現在と過去で交錯させて描くところは、ブルーバレンタインに似ている。

予期せぬ妊娠が物語のキーになるところは、ブルーバレンタインに似ている。

狭い望遠レンズで捉えたドキュメンタリーのような生々しいつくりは、ブルーバレンタインに似ている(本家は、過去パートを16ミリフィルムの手持ちで温もりのある色調で描く工夫や、俳優が頭を禿げさせたり体型を変えたりするので時制が分かりやすいが、そういうことがないので、ある程度分かるがたまに時制は混乱する)。

劇伴の音楽は、すべて(!)ブルーバレンタインそっくり。

ヒロインがとあるコトに及ぶシーンは、シチュエーション、俳優の動き、アングル、カット割など、ブルーバレンタインそっくり(画が左右が逆なだけとか、その域で似ている...)。

男女の喧嘩でドア越しに傷つけ合うのは、ブルーバレンタインそっくり。

クライマックスが自宅での男女の修羅場というのもブルーバレンタインそっくり(それ自体はよくあるが、話の流れ、男女の立ち位置、ハグしようとする男を女が拒否するなどやはり何かと似ている)。

そこに仲の良かった過去を交錯させるのは、だれもが知るブルーバレンタインの発明。

それ以外にも枚挙にいとまがない。

疾走する恋人たちを躍動感のあるカメラで捉える画は、ブルーバレンタインそっくり(本家は、後ろ向きで走るユーモアなどもあったがとくにそういうことはない)。

仲を深める男女を、閉店後の店先の路上で描くのもやはりブルーバレンタイン(本家は、そこで長回しの即興ダンスとウクレレの演奏が繰り広げられる名シーン)。

あれだけのエポックメイキングでパワフルな映画だから、憧れて似たものをつくりたかったのだろうか。

オリジナリティを込めてある部分があるにはあるが、やはりマリッジストーリーなど近作の模倣がチラつき、換骨奪胎をこえ、裏切られたきもちが拭えない。

俳優たちは素晴らしい。
とくに女優陣が素晴らしい。

それなだけに、独自の作品としてジャンプする瞬間がきてほしいと何度も期待を込めるが、やはり何度もブルーバレンタインに戻ってくる。

作り手が、先人から学びを得たり影響を受けるのは、もちろん良い。しかし、観客に対し、過去作を観ていないだろう(古典ならまだしも、なぜあんなに有名な近作を...)、似せてもわからないだろう、などという憶測のもと、あまりにも模倣に近い作品を提示しているのだとしたら、観客を馬鹿にしている。

果たして、模倣しながらブルーバレンタイン並みに脚本が良いかというとそんなことは勿論ない。

劇場に足を運んだ観客は、作り手を信頼している。新しい何かを見せてくれるのではないかと、期待を込めて映画のはじまりを待つ。

技量のある俳優たちの熱演により画面に緊張感を生むシーンはあるが、映画全体のドライブ感は乏しい。

俳優たちのパフォーマンスを目にできたのはよかった。

それ以外でいえば、ブルーバレンタインをもう一度観たほうがいい。

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トム六