いまはむかし 父・ジャワ・幻のフィルム

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いまはむかし 父・ジャワ・幻のフィルム

解説

「奈緒ちゃん」「えんとこ」「風のかたち」など数々のヒューマンドキュメンタリーを手がけている伊勢真一監督が、戦時中にインドネシアでプロパガンダ映画の製作に携わっていた父・伊勢長之助の足跡と、その幻のフィルムを行方を追う旅を自ら記録したドキュメンタリー。戦時中、日本は植民地解放をうたってアジア各地を占領していたが、そんな中で記録映画編集者の伊勢長之助(1921~73)は、「文化戦線」の一員としてインドネシアに渡り、大東亜共栄圏という名目でプロパガンダ映画を作っていた。長之助の長男である伊勢真一監督は、亡き父がどのような思いで国策映画を手がけていたのかを知るため、30年ほど前から取材をはじめ、父の足跡と父たちが作ったフィルムの行方を追う長い旅を続けていた。やがて、その旅に真一の長男で映像ディレクターの伊勢朋矢、長女で俳優の伊勢佳世も加わり、父から子へ、そして孫へと時代の記録が手渡されていく。

2021年製作/88分/日本
配給:いせフィルム
劇場公開日:2021年9月4日

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映画レビュー

4.0映像で残す大切さを知る

2022年2月1日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

第二次世界大戦の戦時中、日本は欧米の植民地を解放すると言ってアジア各地を占領していたが、記録映画編集者の伊勢長之助(1912~73)は、インドネシアに渡り、大東亜共栄圏という名目でプロパガンダ映画を作っていた。長之助の長男の伊勢真一監督は、父がどう思って国策映画を作っていたのかを知るため、30年ほど前から取材をはじめ、父の足跡と父たちが作ったフィルムの行方を追っていた。やがて、真一の長男の伊勢朋矢、長女で俳優の伊勢佳世も加わり、父から子へそして孫へと伝えられていくというドキュメンタリー作品。

昔のことを知る、映像を見る事で知るという事は大切なことだとあらためて思った。
オランダからの植民地解放のために日本がしたことは多少評価される事も有るだろうし、マラリア撲滅など良い事もしてるのがわかった。ただし、日本兵が現地で若い娘を強姦していた、などやはり良くない事も多かったんだと思う。
良い事も悪い事も知り、そして前に進んでいくことが大切だとつくづく思う。
多くの人に観てもらいたい作品です。

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りあの

3.5記録映画製作者の伊勢長之助氏は、戦中、占領下のインドネシア・ジャワ...

2021年9月4日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

難しい

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共感した! 2件)
LS
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