梅切らぬバカのレビュー・感想・評価
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最後まで梅を切らなかった
植物を育てる時に、元気な芽以外を摘み取ることによって元気な花と実を育てるというやり方がある。梅もその一つ。その考えを人間にも当てはめていいのかという映画だと思う。不良と判断される人間は摘み取るのか。誰も見えない場所へと隔離しろというのか。平成の時代まで日本は優生思想に基づき障害者の生殖機能を壊す手術をしてきた。
自分がそういう子を持ったことを想像し、優しさを持って生きたいと思った。
違和感ありありの知的障害者たち、不誠実なインチキ占い師、怪しげな運...
違和感ありありの知的障害者たち、不誠実なインチキ占い師、怪しげな運営のグループホーム、厩舎への不法侵入、なぜ心変わりしたのか分からぬ父親。どれもこれも浮世離れした内容ばかり。そこが面白いのか?
そして必要なところへの謝罪もなく、一切の解決を見ないまま物語は終わりを告げる。評論家さんたちは好きそうだ(笑)
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☆☆☆ 元祖まりこ様ムービー。 《正義》を盾にした暴力ほど厄介なモ...
☆☆☆
元祖まりこ様ムービー。
《正義》を盾にした暴力ほど厄介なモノはない。
でも、一般人ならいざ知らず。少なくとも牧場経営の者が、ホースセラピーを蔑ろにしての《正義》をふりかざすのは全く分からなかったなあ〜。
塚地は頑張ってはいるけど。実際に家族に要介護人を抱える人から見たら、今ひとつ的な違和感は拭えないかな〜と。
特に眼の泳ぎ方とかは、、、難しいって言えば難しいので、致し方ないってところでは有りますけど。
一応はまりこ様曰く「私が居なくなったなら…」って事での施設への入居だったみたいですが。
どう見ても、今現在では何をするにしても1人で出来ている感じですので。介護認定は難しそうな気はしましたが、、、
まあ、その辺りは映画なので割り切って観るのが良いとは思います。
何かと事なかれ主義の渡辺いっけいが、自分の子供が招いたとは言え。突然に心変わりしてしまうのも、ちょっと違和感があった。
少しずつ心を開いて行く展開だったならばよく分かるんですけどね。
まあ、その辺りは好みの問題でしょうか。
あら?終わっちゃった。
まだまだこれからってところだったのに。
別にいいっちゃいいですけど、、、
映画としては雑…って言うか、違和感のあるところが多かった感じですかねえ。
但し、未だにチャキチャキしているまりこ様が存分に見れたのは良かったんですけどね。
2021年11月14日 TOHOシネマズ錦糸町オリナス/スクリーン7
路地に張り出した枝は象徴?
地域が障害のある人を受け入れるためには、その地域の側でも、彼ら・彼女たちを理解して、生活上で受けるかも知れない不便・不都合を、温かな眼差しで受容することが必要ということを、本作は訴えかけているように思われました。評論子には。
本作で、山田家の前の小路に伸びた(通行人の邪魔にもなっている)梅の枝は、たぶん、そのこと(不便・不都合)を象徴していたのだろうと思われたので。
もとより、評論子は本作の障害(自閉症)について充分な知識・経験があるわけではなく、その限りでのコメント(印象)ということで、理解をお願いしたいと思います。
(追記)
蛇足ですが、今の法律では、他人の木の枝が張ってきて迷惑でも、所有者に切らせることができるだけで、勝手に切ることができません(その木の根が張ってきて迷惑なときは切ることができる)。
民法233条(竹木の枝の切除及び根の切取り) 隣地の竹木の枝が境界線を越えるときは、その竹木の所有者に、その枝を切除させることができる。〔2〕隣地の竹木の根が境界線を越えるときは、その根を切り取ることができる。
ものの本によると、枝と根とで取扱いが異なるのは「根と比較して枝の方が高価な場合が多い、ということのほかに、枝ならば竹木所有者が隣地に立ち入らないで切除できるが根は立ち入らなければ切り取ることができない」(有斐閣「新版注釈民法」2007年)からだそうです。なお、本当に枝が迷惑なときは、裁判所に言って決定をもらえば、自分で切ることも出来るようです。(前同書)
ちなみに、張って来た他人の木の枝から自分の土地に落ちた果実は拾って食べてもOKという説が有力のようですが、違う見解もあります。レビュアー各位は、恐れ入りますが、その点は自己責任にてお願いします。
(張って来た他人の竹の根から自分の土地に出たタケノコを切って食べても良いかは、たぶん食べても良いのだとは思いますが、確答はいたしかねますので、どうしても食べたい向きは、各自で弁護士等に法律相談をお願いします。)
ドラマティックな展開の物語というわけでなく、良い意味でも悪い意味で...
ドラマティックな展開の物語というわけでなく、良い意味でも悪い意味でも淡々と続く物語。自閉症の中年男性を演じる塚地武雅氏の演技が抜群であった。
感動した
身近にあればありそうな。
でもめちゃくちゃ心温まるお話☺️
最後、続きはっ!?ってなったけどw
(つい続きの話まで見たくなる話)
それくらい惹かれる♡
ホッコリしてて良かったのかも😊
なんだか障害者の方のストーリーって賛否両論激しい気もするが私はこの映画が好き!
問題提起とかめんどくさい話はやめようぜ!w
面白い心に響けばそれが正解ってことにしよ!w
てか普通にお話がホッコリ癒し!
なんか色んな人の立場それぞれの視点で見て掘り下げようとすると多分もっと掘り下げて映画自体5時間くらいにできそうな話でしたが←主観w
色々まとめてこの短い時間のこの映画なのかと思うと暖かい気持ちにさせてくれてすごく良いと思う😌
やさぐれた私が癒されて幸せな気持ちになれる映画でした💖
ちゅうさんが生き生きしてる
…桜切る馬鹿
梅切らぬ馬鹿
・個性に応じた手のかけ方・・
ちゅうさんという個性
皆とちょっと違った個性
それを分かった上での母の
周りとのふれあい方
揉めたときの対処する術を
謝りながら。謝りながら
…解決していく
母はちゅさんが全てだから
ちゅうさんが大好きだらから
…迷惑は誰も掛けたくない
でも誰でも大なり小なり迷惑を
かけて生きている
・・お互い様ですという言葉
その通りですね
個性をその人の特質を
認め合う社会になるといいですね
親子の姿に涙
マイノリティーの描写で、こんなに感心したのは日本映画では珍しいかも・・ 母親が子を愛おしみ子は障害があっても家族が一番ってステキです
日本のBB(ブリジット・バルドー)と言われた加賀さん いい年のとり方されてます。尊敬してます
現実社会をとらえながら、理想を問いかけるストーリー
テレビ番組のレビューで見たいと思いながら、近くで公開されなかったからVOD公開を知ってから観ました。
自分の家族や周囲には際立った、”障害”を持ったといわれる人はいませんが、家族全員が”癖”、”性格”、”こだわり”などなどの言葉で片付けられるものを持っていると思います。それはおそらく全ての人と言っていいのかもと思うくらいです。
そういうのが現実社会であるから、いまよく言われる多様性を認め合える社会を作ろうということでしょう。
加賀まりこさんの演技も、ご自身の経験が出ていたと思うし、塚地さんも演技派のお笑い芸人俳優としてはピカイチでした。脇を固める人も
偏見
と思い込みで彩られた作品。と言う印象◎
僕は小学校で養護学級の友人がいた。
その中には知恵遅れ、自閉症。と呼ばれる友達もいた。
そんな友達といる中で、ここに描かれるような人は居なかったし
普通に下校もしてお喋りもしてたもんなぁ。
安心安全って😮💨
所謂、ノーマルって思ってるノーマルじゃない人が定めた偏見と思いこみを
目一杯表現してくれている。と言う点では貴重な映画かな🎞
ほのぼの系
49歳の自閉症の息子とその母親の周辺で起こるほのぼのした話。
障害を持ったという話は暗い内容かドキュメンタリーみたいになりがちだが、そうではなくチュウさんが取り持つ縁となっていろんな物語がちょっとずつ動き、大きく変化するわけではないにしても、お隣さんとの関係が改善したり、友達ができたり、ホッとさせてもらえる作品。
知的障害がないと?
知的障害と自閉症がセットのように思われると困ります。自閉症やADHDなど抱えていても知的障害がない人もいます。複合的に鬱やPTSDなど発症していても普通に声を掛けられれば傍から見れば問題なく話せてるように見えますし障害がないように見えます。結構誰と話しても言いたい事が何だったかわからなくなりチャンと伝わったか不安になります。知的障害は確かに大変だと思いますが知的障害なく誰にも気付いて貰えない人もまた大変です。健常者として扱われ「上から目線」「偉そう」「生意気」「一匹狼」など言われ本人が考えた事もないような気持ちのギャップに悩まされますから。なかなか目線が合わないのが「無視してる」て判断されるみたいですし。仕事は出来てもコミュニケーションが取れずに仲間外れそして嫌がらせに発展します、この映画を観るとお隣さんと和解してもご近所さんは偏見を持ったまま。これでは現実に苦しい状況に変わりはない、それに巻沿いをくう事はありがちです。映画でポニーを檻から出した事を忠さん一人のせいにして自分が勝手にした事なのに責められるのが怖くなってその場から逃げ出した事を泣いて反省しているけど現実は計画的な事も多く全部人になすりつけたり嫌がらせをする大義名分を作るため情報操作する人もいてます、ていうかそっちの方が多い。障害がある=怖い、気持ち悪いは唯の偏見。人を殺傷したり未成年に悪戯・虐待、老人虐待などは障害があるかどうかではなく性格です。それでも今は偏見をもって更に本人に投げつけるのが普通みたいなんで現実無くなる事のない問題ではないかと思います。
50歳の知的障がいの息子と暮らす母親。 いわゆる8050問題を正面...
50歳の知的障がいの息子と暮らす母親。
いわゆる8050問題を正面から扱った作品ではないが、どうしても気になってしまう。
一度は別居した息子が戻ってきてハッピーエンド的な感じになっているが、将来はどうなるのかな。
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