機動戦士ガンダムSEED FREEDOMのレビュー・感想・評価
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普段は映画のレビューなど書かないのですが、あまりに残念な内容で不満...
普段は映画のレビューなど書かないのですが、あまりに残念な内容で不満のやり場がないため仕方なく書かせていただきます。
また、脚本家でもないのに知った風な発言をすること、最初に謝罪申し上げます。
まず他の方のレビューであまり見受けられなかったことに加え、私が本劇場版で最も憤慨した点ですので最初に言及しますが、アークエンジェルの扱いが雑過ぎではないでしょうか。ゴッドフリートがいきなり両舷とも撃たれた辺りで違和感は感じたのですが、そのまま息つく暇もなくあっという間に沈みました。
”不沈艦アークエンジェル”が沈みました。体感三十秒くらいの戦闘時間で。あの伝説のクルーが乗っているのにも関わらず。
理解が追いつきませんでした。もちろん映像を目で見ていますのであの艦が沈んだことは分かりましたが、それだけです。映画館で呆然としたことを覚えています。
、、、もう少しやりようはなかったのでしょうか。最終的にミレニアムの艦長をマリューさんにする必要はあると思いますから、不沈艦を終盤で沈めて救命艇でマリューさんがミレニアムに移るなど。
SEED/SEED DESTINYで本当に面白い脚本を提示してもらえただけに、雑に妥協された感が否めませんでした。まさかアークエンジェルを沈めるのが強大な敵ではなくシナリオだとは。世界で一番好きな戦艦だっただけに、残念です。
あとマリューさんのエレベータ方式はアークエンジェル、ミレニアム共に意味が分かりませんでした。特にミレニアム。そんな所にいたら危ないですよ? 設計の意図が全く分かりませんでしたので、続編で明かされることを期待します。
次に敵キャラクターについてですが、ブラックナイツの人格が浅すぎるのは多少やむを得ないと思っています。ファウンデーションの皇帝とラクスを寝取るラスボス(名前忘れました。以降それぞれ”皇帝”/”NTR”と表記します)より優先順位は下で、SEED/SEED DESTINYのキャラクター達と比べてもやはり下です。そのうえ、二時間程度の尺で初登場から敗北までをこなさなければならないのですから深堀する時間などありません。彼らの人格について苦言を呈することはあまりに強欲だと自分の中で納得しました。(だとしても、あれが最善手とは思いませんが)
ですがラスボス(件の皇帝とNTR)については到底やむを得ないでは済まされないものと思います。彼ら小学生なんですか? これは他の方のレビューの引用となるのですがが、発言からも行動からもファウンデーションという一国家を指揮するに値する人物だとは思えません。
皇帝がレクイエムの照準をオーブからミレニアムにいきなり変えるシーンなど、まるで幼稚園児がダダを捏ねているようでした。彼女にはもう少し安全なおもちゃを与えて下さい。世界が滅びます。NTRについても同様です。ラクスの厄介オタクにしか見えませんでした。その程度の人間がラスボスなのですから、本当に軽薄な劇場版になってしまったと、嘆くばかりです。
味方キャラクターについては、、、まあ、仕方ないのでしょうか。彼らにはSEED/SEED DESTINY時代の思い入れがあるので悪口を言いたくありません。ただ、なんというか、、、特にカガリやマリューさんなど、思想が強すぎて可愛げがなくなりましたね。(「民間人を~」「避難を~」など、”平和”に関するセリフがあまりにしつこかった)
昨今よく騒がれるポリコレとか環境活動家とかLGBTQ関連の活動家とか、思想が強くなりすぎると人間やっぱりつまらなくなるなぁと実感してしまいました。映画館でこんなこと実感したくなかったです。
次にMSについてです。ガンダム正史のMSを登場させることについては特に意見はありません。自分は正史には詳しくないので彼らが登場しても何も感じるところはありませんが、”ガンダム”の名を冠する以上正史のファンの方も多い作品です。作品の展開的にも商業的にも一定の効果はあるのだと思います。
ですが、その正史のMSに主要キャラを乗せるというのは到底理解できません。なぜアスランが”ズゴック”なのですか。素直にジャスティスで良かったのではないですか。機体の乗り換えがあまりに多く、各タイミングで誰がどの期待に乗っているか定かではありませんが、やりようはあったと思います。
、、、書いている最中に思いだしました。ズゴックが割れてジャスティスが出てきたのでしたね。もうなんでもありですね。2024年に桃太郎の原作再現ですか。ちょうど桃と同じピンク色だし。手の込んだものですね、この映画。
話が脱線してしまいましたがMSについては以上です。”アスランのズゴック”以外の味方主要MSはとてもかっこ良かったです。後述しますが終盤にかけて”愛”やらなんやら意味の分からないテーマを押し付けられて参っている中、MSだけはSEED/SEED DESTINYと変わらない外見で活躍してくれていたので、劇場内ではささやかな心の支えにはなっていました。
が、その心の支えが活躍する戦闘シーンも、、、随所に意味不明な要素が盛り込まれていて、常に不安が消えることはありません。
なぜギャグやエロを入れてしまうのでしょうか、、、本当に意味が分かりません。SEEDにギャグやエロを入れても面白くならないし、それは他の正統なギャグ作品やエロ作品に絶対勝てませんよ? 極めつけはそのギャグも面白くないし、そのエロも別にそこまでそそられないという事実。無心で戦闘してるシンはこの作品の中身の無さを体現しているようで面白さなんて入る余地もないし、アコードとかいう変な設定に巻き込まれたステラは、あれは一体、なんなんですか。製作スタッフのお偉いさんにステラに思い入れのある人はいなかったのですか? SEED DESTINYでもかなり不遇な子なのに劇場版ではバケモノ扱いとはあまりにも可哀想です。シンに救ってあげてもらいたいです。
もうレビューもかなりの長文になっているので勘弁して欲しいものですが、これに留まらず、終盤の戦闘シーンは原理不明のオカルトが連発。ラクスがガラにもないエロスーツ(まるでミーヤみたいですね。デュランダル議長も天国で微笑んでいることでしょう)を着るのは百歩譲っていいとして。フリーダムが最終形態になった時の、ラクスが宇宙空間に生身で出るアレはなんなんですか。意味わからん兵器がぽんぽん出る展開だったので感覚がマヒしてしまいそうですが、、。ストライクがアークエンジェルに乗り、デュエル・バスター・ブリッツ・イージスと懸命に戦っていた頃を思い出すと本当に今作はバカバカしく感じます。時間軸を超えて戦ったら間違いなくSEED FREEDOM勢が勝つのでしょうが、カッコよかったのは間違いなくSEED/SEED DESTINY勢でした。
他にも”超高速ミサイル”とか”超~”とか、小学生が考えたような名称が散見。せめて兵器についてまともな説明を通すくらいの意地は持っていて欲しかったです。
最近のガンダム、水星の魔女なんかにも通じると思うのですが、ガンダムという硬派な作品を無理やり近年の流行に寄せるの、意味ないと思います。どう頑張っても歪みが生じるのは目に見えています。昭和や平成初期にあれだけのインパクトを生んだ作品を手掛けたプライドがあるのなら、20年程度で作風を揺さぶられたりしないで頂きたいところです。
、、、まあ、この路線の方が商業的に儲かっているというデータを提示されたら返す言葉もありませんが。この映画を絶賛している方もかなりいらっしゃるようですし。
最後に、現状私がこの劇場版に置いて最も問題だったと考えている要素について触れさせて頂きます。
SEED/SEED DESTINYでは 劇場版で突然押し入ってきたあまりにお門違いな概念。
”愛”についてです。
「”愛”を語りたいなら別作品でやって下さい」と、強く思います。
SEED/SEED DESTINYのテーマは間違いなく”愛”ではありません。”平和”とか”遺伝子操作”とかその類の明確なテーマがあったはずです。
ならば、たとえ20年という長い年月を挟んだとしてもそのテーマは一貫すべきです。でなければその作品はもはや”SEED”ではなくなってしまいます。”SEED"の名を冠した全く別の映像作品です。
本当にこの映画はなんだったんですかね、、、
SEED/SEED DESTINYの顔に泥を塗る、私史上最低最悪の映画でした。
”愛”を語るならSEEDシリーズに対して製作スタッフのお偉いさんが愛を持って下さい。
、、、長々と書いてしまいましたがここら辺で終わります。
映画の悪評を書く時間なんて本当に何のメリットもありません。自分が関わりようのない製作の裏側に事後で文句をグダグダ並べるだけなのですから。こんなことをしている暇があったら自分の努力でどうにかできることを頑張るべきだと心から思います。
SEED FREEDOMのことはこれできっぱり忘れて自分の生活に戻りたいと思います。
ここまで読んでくださった方がいらっしゃれば、この稚拙な文章がささやかな共感の道具になっていれば幸いです。
最後に。
私は本当にガンダムSEED、ガンダムSEED DESTINYが大好きです。
20年越しになってはしまいましたが、本当にありがとうございました。
これがガンダムSEED20年の重み
SEEDシリーズを初めて見る方に対しての感想です。
自分はマキオンでストライクフリーダムを使っていまして、ガンダムシードシリーズでは動画の名場面シーンでしかみたことがなく、シード系【SEED・SEED DESTINY】を始めて見だ感想ですが、
デメリットを挙げるとすればシードシリーズが詳しくなくて見ていないからなのですけれどもお話の内容が簡単だったり、難しかったりと別れる部分があったのと、シード系の過去を少し回想した感じでした。
メリットは戦闘シーンに迫力があり、ガンダムならではの三角のようなカットにキャラが映ったような演出があったりなどは凝ってました。
BGMにはオーケストラも含まれていて迫力がありましたし、後半のシード系を見てきた方なら喜ぶであろうT.M.Revolutionのミーティアなどが流れてきたりなどの盛り上げの仕方などには『これは上手い…!』と思いました!
なので、そんな形で評価は4.25という感じで、初めてシード系を見るのであればシードシリーズを全て見ると面白さが増すような映画になります。
シードシリーズを全て見た方であれば、楽しめるかもしれない作品かなと思いました。
パラレルと言って欲しい
「ファンサービス満載のパラレルお祭り映画」(本当の正史となる続編ではないよ)
と今からでも言って欲しい作品でした。
ならばテンポ良く、笑いあり、意外性ありの高得点な内容です。
ただシリーズをリアルタイムで観てこの20年ずっと観続けてきて、多くの葛藤をしたキャラクター達がその後どう生きているのか、世界はどうなったのか、と大真面目に観に行ってしまった自分には打ち砕かれた世界でしかありませんでした。
賛否あったデスティニーもきちんとストーリーもテーマも纏まっていたと思う自分は「劇場版をやる意味」が当時からあまり理解出来ませんでした。逆に綺麗に終わったのだから変にやらないで欲しい、とも思っていました。
やはりやらないで欲しかった。
中盤からラストはパロディ、エロ、とやりたい放題でギャグでしかない。これが公式にシリーズの正史として刻まれてしまうのが本当に悲しい。
個人的に大好きだったアスランも、もうネタにしかならないキャラになってしまい深い悲しみと怒りでしかない。
ストーリー的にも結局ほとんど魅力を見い出せない敵の新キャラ達を倒しただけで、何も解決していない。アグネスというキャラもあまりに雑過ぎる。ただエマさんとレコアのパロディ対決をしたかっただけのキャラ? にしてもあまりに中身が無さ過ぎた。
等々、あまり内容はない映画です。
当時のシリーズのままを、ガンダムがガンダムたる作品を、そして富野さん好き(自分はこれです)は観ない方が良い。
軽いノリでファンサのお祭り映画を、というスタンスなら楽しめると思います。
『SEED』『DESTINY』、新しい『FREEDOM』
『SEED』『DESTINY』と新しい要素の『FREEDOM』な融合。
飛行形態に可変する、新しいフリーダムとジャスティスが無敵には程遠いほど新たな次世代の敵が行く手を阻む絶望感に当初は震えた。
ゲルググ、ギャン、ズゴックも登場で、次回作や外伝があるならば、ゴッグ・ゾック・アッガイも出して欲しい。ファーストガンダムの映像に出たモビルスーツ出場のコンプリートに向けて。
ミーティアも再登場で、まさかの複数機体が使用。
人を愛する気持ちと真心が重要なこの作品は、かつてのC.E.71から73を駆け抜けたナチュラルとコーディネーターとの夢の共演でもある。
コズミック・イラのみならず、宇宙世紀の『ファースト』『Z』『ZZ』『F91』『V』、未来世紀でも観たような場面に直面しました。
『SEED』『DESTINY』に魅せられた方々は、ある雑誌の表紙「映画化決定!」から約20年待ったワクワク感を抱いてぜひ劇場に足を運んで下さい。
敵の超能力に納得できるSEEDファンだったら良作
自分はガンダムSEEDシリーズを
一応見たはずなのですが
昔のことなので、大半は忘れている状態で
本作を観た感じです
過去作に詳しい人が設定に矛盾を感じるかはわかりません
ディスティニープランが否定され
紛争が残る世界で
シンもキラも心に傷を抱えていて
終わりのない闘いに明け暮れていて苦しんでいるキラと
その姿を見て悩んでいるラクスのすれ違いに
本作で決着がついた感じになるんだろうかけど
本作後もナチュラルとコーディネーターの争いは長く続きそうだ
本作の敵は
ファウンデーション国のトップのアウラと
「アコード」であるオルフェ達のブラックナイトとなるが
ディスティニープランを自身で貫徹させることが
アウラの考えらしいが
ラクスを拉致するために核ミサイルで自国を撃ったり
レクイエムを連射していたりするので
市民を殺すことに躊躇がなさすぎる
オルフェもだけど結構感情で動いている
本作はラクスが
コーディネーターを超えた人種である「アコード」だったとか
後付けっぽく感じたり
敵が心を読むとか超能力者集団だったりするので
少しコードギアスっぽい感じがしていた
映画の大半は
モビルスーツ戦がかなり長い感じがする
だから、モビルスーツの闘いかなり堪能できると思う
作画も個人的にはよかった
アスランは中盤くらいまで出番はなく
一応活躍するが
ズゴッグでいきなり登場したり
闘っているときにカガリの妄想を見せたり
全体的にギャグっぽい感じになっている
シンはジャスティスの時はときにイマイチだが
ディスティニーガンダムのときには無双している
超能力のときにはステラが
助けてくれるがお化けみたいなるシーンはどうなんだ?
キラは敵の超能力で錯乱をしているとか
後半の活躍は半分以上ラクスのおかげに見えたので
悪くないけど、ほかの二人には劣る感じ
というよりも
この映画の主役はストーリー的にはラクスのほうかもしれない
どうでもいいが
ラクスのドレス、パイロットスーツなどは
デザインが変わっている感じがしたが
過去のシリーズもこんなんだっけと思った
本作は年齢制限がない映画だが
レクイエムとかのシーンは
子どもにとってはトラウマになるかもしれないので注意
しかし、ガンダムSEEDシリーズを過去に見ていたら
子どもでもこういうシーンも慣れるのか?
思い入れが強過ぎました。辛いです
鑑賞後呆然としてしまいました
小学生の頃にガンダムSEEDシリーズを一気観しノベライズまで読了、すっかり魅力に引き込まれました。
続編であるデスティニーでは、議長が提示したデスティニープランをキラたちが否定しましたが、その先までは描かれず、戦争は終わらない可能性が示唆されたままシリーズが終わりました。本編で仲間や友人、愛する人を亡くし、苦しみ、悩みながら、それでも和解し戦う道を選んだキラやアスラン、シンがどういった結末を迎えるのか本当に楽しみに初日朝一番に映画館へ観に行きました。
今回の劇場版を見た感想としては、本当にこれがガンダムSEEDシリーズの描きたかった結末なのかという、だとしたら残念だな、悔しいな、という気持ちです
「愛」をテーマにするということは予めインタビューでも度々話題にされていたり、キラとラクスが大きくポスターに起用されていたため分かっていましたし、今まで深掘りされなかった部分なので楽しみにしていました。
序盤はガンダムseed特有の戦争の悲惨さを訴えるシーンがあり、キラの苦悩も存分に描かれ、ああガンダムseedだ…と嬉しく思いました。しかし中盤〜終盤はただただ愛のゴリ押し、キラやラクス以外の登場人物たちもひたすらに恋愛脳でした。ガンダムseedってこんな話だったか…?目を疑ってしまいました。
最後のオルフェたちとの戦いも「愛が、愛が」とくり返すばかりで何の説得力もメッセージ性もなくひたすらに陳腐で、なんでこんなことになってしまったのかと悲しみしかないです。ラクスにそんな力があるなら、今までは何だったの?今までの戦いは無駄だったの?今までのseedシリーズだって様々な愛の表現がありました。ただこんな風にカップル間の愛だけをゴリ押ししてくるキャラはいなかったです。色々な愛の形があって、それに助けられてきた主人公たちだったのに。ショック過ぎました。
また、最終決戦でステラを妖怪のように描いたり、アスランが脳内で妄想…など、小学生が考えたのかな?と感じてしまうようなギャグ表現で、シリアスな映画の中に息抜きとして笑えるシーンはもちろんあっていいと思うんですが、わざわざロボットアクションが魅せ場シーンでやる必要があるのか意味不明でした今までのseedでそんなことありましたか?ガンダムseedシリーズの完結編を名乗るなら今までの表現を踏襲して欲しかったです。ギャグのせいで敵の死も軽く感じてしまい、オルフェたちにも全く感情移入ができなかったです。ラクスの男性向け表現も、今までありましたか?本当に無理でした。いままでの大好きだったガンダムseedが汚された感じがしました。
脚本に携わっていた両澤さんが亡くなってしまったため、キャラクター表現が変わったのは仕方ないと言われたらそうなのかもしれません。ただ、今まで丁寧に描いてきたキャラクターたちやストーリーが陳腐な扱いになってしまい、あまりにも両澤さんが報われないじゃないか、と勝手に感じてしまいます。続編が決まったのは嬉しかったですが、本当に悔しくて残念でした。思い入れが強く期待値を上げ過ぎた私が悪かったのですが、snsで前向きな意見で盛り上がるポストを見るたび複雑な気持ちになり、そんな自分がいやになっています。
ムビチケを何枚か買ってしまっていますので、また観たらもっとポジティブになれたらいいなと思います。
2024/02/05追記
2回目、娯楽映画だと思ってバカになって笑う準備と覚悟をして行ったら、まあまあ楽しめました(別に納得もできませんが…)恐らくネタバレを見てから行くのがいいのではないかと思いました😭ディアッカが大好きなので、手のかかった二次創作、ファンディスクだと思ってまた観にいきたいと思います
う〜ん…
ストーリーについては人の好みもあるので割愛しますが…
敵МSの恰好悪さが非常に目立ちました。
前々作のジンやダガー
前作のザクやウィンダムと比較して圧倒的にクオリティーの低さが気になりました。
また、監督が携わって思い入れがあるのかは分かりませんが、ガンダム系以外の機体(ドラグナー系やクロスアンジュ)をまんま出すのは如何かと思います(しかもかなり重要な部分で)。
最後はほぼクロスアンジュ ギャグアニメです
ネタバレはほぼ書かないけど知らない方が楽しいから、ネタバレありで。
色々なアニメの要素をパロディして、seedの箱に入れたアニメです。
出来栄えは120点なのですが、seedらしさがないのでseedの続編としてみれば60点くらいでしょうか。お祭りかんが強い作品なので、人によっては注意したほうがいいかもしれません。
ズゴックが出てくるまでは結構seedをやっていたんですが、ズゴックで笑わせてきたあとはギャグテイストが強いですね。
本当に色々な要素を詰め込んだ作品ですが、お得意の昼ドラもミチミチに詰まってます。それで、ギャグもパロディもしているとは恐ろしい出来栄えです。
昼ドラ、ギアス、クロスアンジュ、尻、ピチピチの服、艦隊戦(銀英伝っぽい描写もある)、ロリババア、愛情これらの要素を映画として崩壊させなかった脚本は大成功ですね。
また、戦艦が全体的に輝いていてそこも良かった。次回作があれば銀英伝くら派手にやってほしい。ミレニアムも戦艦感がこれまでの戦艦よりも強く気に入ってます。
ひょっとすると、予告でカガリが「物事には裏と表があるんだよ」って言ってて、笑ってしまったんですがそれは正解だったのかもしれない。
なんだろう
アスランの扱い。こんなネタキャラでしたっけ?
ズゴックさんかバリ強で流石シャア専用だと思ったら、まさかのジャスティス
ツッコミどころ満載の2時間でした。
女性キャラズの無駄にむちむちした口元がそれぞれのキャラの魅力を重力の井戸の底に落としていたり、アスランの妄想だったり、謎の海岸裸体エンドであったり、映画を観ている事自体が恥のような気にさせてくださいました。暗い中、ひっそりと姿を消したくなりましたから。戦闘シーンやエンディングの曲は良かったのに、ね。
なんやかや言いましたが、こんな同人誌的な作品もあってあっていいのではないでしょうか。ぜひともご自身の目で確かめてください。あ、もちろんSEED観たことない人には一切勧めませんけど。
楽しめましたよ
取って付けたような新興勢力、前作から居ました的な新キャラと裏切り、ご都合展開からの怒涛の大団円。
劇場一作の短時間にSEED成分詰め込むにはこれぐらいやらないとね。むしろ三部作とかにされなくて良かった。
だだ一点、ズゴックはあまりに不憫。ゲルググは先約で駄目ならリック・ドムにでも乗せてあげてほしかった。誰とは言わないが。
残念すぎる
SEEDド世代です。
作中に出てくるMSや曲は大満足。
ただしストーリー付け足した感が凄く否めない。それが悪いとは思いませんが、余計な付け足しで余計に増えた設定を少ししか回収しないで登場人物達のラブロマンスで終わる残念感。
恋愛はガンダムですごく好きな部分なので理解はできます。しかし肝心のストーリーで増えた問題点が解消されないまま終了。
映画.comやXレビュー見てますが、同世代もしくはそれより上の層で同じような意見を持つ方結構いるみたいです。
MSと曲は最高に良かった。ラクスとキラが一緒に戦うのも嬉しかった。ストーリーだけ…………
ちょいちょい挟んでくる昔の小ネタが面白かったですね。
目から水が出た
富野由悠季至上主義の40代後半のオッサンの感想です。
ハサウェイが良くてブルーレイが擦り切れる位観ています。
SEED。
キャラデザが生理的に無理で、宇宙世紀を若い人向けに再構築したものと聞かされ、そんなの観ねえよと拒絶してはや数年。
昨今のサブスク配信サービスで暇潰しに観ていたらうっかりdestiny から観始めたので余計わからなくなり何度も挫折。
ところがある時、SEEDから観始めたらめっぽう面白くてどハマり。
そこから数年経って、新作映画が公開。
勿論観てきたわけです。
リアタイで逆襲のシャアを観た人間からすれば、主題歌小室哲哉作詞作曲、ツインテールが敵に寝返る、超巨大兵器が登場して協力して解決する、で逆襲のシャアの再来ですが、それ以上にコーンの先までたっぷりクリームが詰まったソフトクリームの様で満足度が高いのです。
この手の映画って、どこか物足りない形で終わるか、90分程度でちょうど良いところで終わってまた何年も待たされるのが常だと思っていたので、きちんと上映時間で終われたのは凄い。
ファンなら脳内補完でより行間を読めるはず。
そして、ズゴック。
いや君、宇宙世紀より大活躍やん。
宇宙まで来れるんかい。
人がバッタバッタと死に絶えて、昨今の国際事情もフラッシュバックする様なストーリーをうまくSEEDの世界に落とし込み、殆どのファンを救済した素晴らしい作品。
上映ギリギリまで映画館に通い続けると思う。
気が付けば、なぜか目から水が出ていた。
小ネタだけは楽しめる映画
既存キャラの救済としては文句なしの出来ではあるが、それ以上でも以下でもない
18年間本当はあーだこーだと二次創作や界隈で描写・議論されていた考察をそのまま当てはめて、どう?これで文句ないでしょ?という作り
メインであるキラ・アスラン・シンに対して強い思い入れがあり心に温めてきたものがある人々にとってはそれで良いのかもしれない
しかしSEEDシリーズの魅力の一つであった含蓄のある敵役やそもそも根幹のテーマである遺伝子による対立・技術による人の業といった重く暗い、しかし厚みがあり世界の広がりを感じさせる部分に関してはかなり矮小化されてしまった感がある
ブラックナイツに関しては尺不足やそもそもそういう設定というのもあるのだろうが、本当にただ顔と能力だけが恵まれた陰険なマザコンにしか思えなかった
例えばSEED前半のイザークやディアッカと後半のブーステッドマンダメな部分だけを寄せ集めたような存在
コミカルな面もなくはないが、正直アホの子でしかない
そういう設定ではあるんだろうが、これではね…
ブラックナイツだけがそうならまだ良い
だが肝心のオルフェも生まれによる悲劇性を感じられなくもないが、ラウやレイ、デュランダル、或いはアズラエルや砂漠でのバルトフェルドのような見識や深みがまったくないので魅力が全くない
こんなイケメンのダメ男出せば腐女子は喜ぶんでしょ?て思惑さえ感じる
更にそれを操るアウラは全く優秀さを感じない、見た目も相まって幼稚なヘイトしか感じない短絡さで、なんでこんなやつに更に優秀なオルフェやブラックナイツが付き従っているのが全く理解できない
もう少し、ロード・ジブリールでさえ少しは魅力のあったものだが…
深みのない敵が故にSEEDやDESTINYで感じられた作品世界そのものの業の深さを感じられず、それをド派手な核やレクイエムぶっ放しでどうにかカバーしようとしたんだろうが…
結局はキラ・ラクス・オルフェの三角関係によるド派手な痴話喧嘩以上のものを感じられなかった
劇場版ということで逆襲のシャアのように世界の命運をかけたと見せつつ一人の女を巡る男同士の葛藤を描きたかったのだろうが、曲がりなりにも信念がありアムロさえ絡まなければ基本的には大人に振る舞い決して敵を侮らず、TVシリーズでの経験や絶望を踏まえた上で魅力ある敵・ライバルとなったシャアとは異なりすべてが正反対のオルフェでは観ていてキツイものを感じる
また、優れた自分が世界を統べるべきというのはダブルオーのボスであるリボンズ・アルマークの要素も感じるが、これもリボンズ自身、主人公が最初に神と崇めたOガンダムの搭乗者であり格上であったこと、随所に描写された優秀さやそれ故のままならぬ絶望やその果ての選民思想という積み上げがあった上で刹那との魅力あるベストバウトとなったのに対してやはりそういう描写が薄いオルフェでは下位互換にしか感じられない
ラクスと同乗して最終決戦に向かうキラも、これはGガンダムのドモンとレインを想起させるが、ドモンとレインは丁寧にTVシリーズでお互いのすれ違いや相克を経てお互いの愛を確かめあった過程を丁寧に描いたゆえに燃える最終決戦となったのであって、TVシリーズではラクスの受け売りで一切関係に波風立つこともなかったキラで同じようなことをやっても予定調和にしか感じられない
同じことをやるなら若干BL臭くはなるがDESTINYで散々最後の最後までぶつかり合わせたアスランとシンで共闘させたほうが盛り上がっただろう
色んなガンダムシリーズのオマージュを詰め込んでも元が空っぽのために何をやっても劣化したシーンでしかない
オタク向けに「ああこれはあのシリーズのあの要素だな〜」って探させてそれで満足させるだけ
SEEDだけでなく平成ガンダムを意識した演出も多分に含まれ、初代、Z、ZZも彷彿させるシーンもありそれは確かに楽しめるものではあるがやはり根幹の部分のやせ細りはどうしても拭えずなんとか賑やかしに装飾しただけ
映画とは言うものの宝探しさせられている気分でありストーリを咀嚼する上でここまで詰め込まれるとノイズに感じた
シリーズ、特にメイン三人を慕ってきたファンへのご褒美作品ではあるし、最高潮となり迷いのなくなった彼らを観ることができたのは幸せなことである
DESTINYの最後でキラがデュランダルを撃たなかったシーンは脚本家に対してキラをとにかく綺麗に書きたいだけだと不満の声も多かったがそれを逆手にとって、撃てなかったことでキラが覚悟を決めきることができず迷わせ続ける呪いとなった場面として解釈して物語を広げようとしたことも個人的にはとても素晴らしく感じた
キラのダメな部分も描かれており、人間性を復活させたのはDESTINYでの仙人というか正論厨みたいだったキラに対する不満の溜飲を否応なく下げさせるものではある
とはいえそれ以上にファウンデーションの連中はダメで無能な部分ばかり目立つ描かれ方である
敵をひたすら落とすのは三流作品のやり方である
まあデスティニープランの負の側面を描く上で仕方がないとは言えもっと描きようがあったのではないだろうか
一つ一つの要素は楽しめる場面も多いものの、一本の映画としては退屈で破綻仕掛けている駄作に感じた
想像と違ったけど総じてよかった!!
30代でSEED放送時は小学生、初ガンプラはストライクでした。所謂SEED世代です!
私がガンダムというコンテンツにハマるきっかけとなった作品で、今回の映画化は公開前から期待と不安がありました。
そして観た感想は表題の通り。
後半の展開は1回目では脳内処理できず、2回目を見てやっと受け入れられました。笑
ただ以下の点が良かったので、総じて星4かなーと自分は思いました。
・主要キャラが死なない
・動いて姿がまた見れて嬉しい
・シンの活躍
・愛は勝つ!
FREEDOMってそういう…
SEED世代の友達と見に行きました
前半中盤は弩の付くシリアス(大量破壊兵器で多くの民間人が犠牲、コンパス陣営も何人も戦死)なのに
後半はまさかのギャグ…
正直、自分の中で感情が混乱しました
ギャグ映画で見れば前半中盤が笑えないし
真面目に見れば後半で恥ずかしくなってきます
なんですかカガリの裸で突破って…
シン!!1111
ちゃんと考えて戦え!!!1111
このノープラン野郎!!!11111
でも、タイトルにFREEDOMの文字…
そうです、FREEDOMだったんです
登場人物が大阪のおばちゃん並みにケバケバしいのもFREEDOM
等身がおかしい(特に黒い三連星みたいなやつら)のもFREEDOM
そして20年越しにおまえら死ぬのか…ってなるのもFREEDOM
どうしてまんまなドラグナーのキャバリアーを出してるのかもFREEDOM
やたら早口なクルーが居るのもFREEDOM
唐突なシャアBGMとシャアムーブするズゴックなのもFREEDOM
いきなりシンが分身がどうのこうの言い始めるのもFREEDOM
バイクのヘルメットのデザインがアレなのもFREEDOM
しつこいくらいに下に字幕だ出るのもFREEDOM
味方陣営がやられる時は一瞬の割になんか持ちこたえる時はしぶとすぎるのもFREEDOM
ジャスティスだから勝てないのもFREEDOM
レクイエムを跳ね返すアカツキもFREEDOM
見てる最中『勢いすげぇな…』って思うのもFREEDOM
見てる最中『なんかノリがまるでグリッドマンユニバースだぁ…』って思うのもFREEDOM
戦闘シーンが早すぎ&似た構図多くてよくわからないって感じるのもFREEDOM
ズゴックの中にジャスティスを隠すのもFREEDOM
わざわざ大気圏突破してビーチで裸ENDなのもFREEDOM
そう、全部FREEDOMなんでいいんです!
でもやっぱり感情の置き所が分からないから☆2!
だけどイザークのママがちょっと良かったから☆3!
だけど一緒に見に行った友達(面白かった派)と帰りの車内で微妙な雰囲気になったのでやっぱ☆2.5!
ただ、SEED時代の時おりラクス様の目が怖くなる意味がわかったのでそこは良いと思いました😊
坊やじゃ無くなった
とりあえず言える事は公式の二次創作を見さされたのかなと。
この映画を観る前にオルフェンズを履修していました。
SEEDの映画で20年ぶりに新作が公開されるという事なので当時リアルタイムで観ていた自分はどんな映画なのかちょっと期待していました。
前半はワクワクしながら観てたのに、後半から寒気がして、終わった時点で映画を観てることが恥ずかしくなって早々に映画館から立ち去りました。
SEEDでガンダム見始めた自分としては、歳とった事で感性が変わったのか今回の映画はなんか違うってなりました。
あの唐突なお色気は、SEEDがそういう映像作品なので仕方ないとしても、ギャグみたいなシーンは必要だったのだろうか…
メカが好きな自分が言える事は、DESTINY時点であの2機を出して欲しかった。
ライフリとイモジャが噛ませって言うのが勿体なすぎて、後から出てくる焼き回し機体はうーんって感じ。(ザフトのあの2機以外)
監督は、可変機嫌いなのかな?
特にキラのラスト機体は、僕が考えた最強フリーダム(2回目)って感じがして、あーはいはいってなりました。
個人的には、シンが報われた事がこの映画を観て良かった部分だと思います。
シンもひとりスパロボやってるので若干浮いてましたが…
(キラは最早ネタ)
映画を観終わった後、家でオルフェンズの続きを観て、泥臭いガンダムの方が好きな自分を発見出来たのがこの映画の唯一お金払って観て良かったと思えた部分でした。
阿頼耶識システム最高!!
思いがけず感動した(笑)
初回をリアタイで見ていた純ファースト世代でUC以外のガンダムで初めて見たのがSEEDだった。他の作品と違い軍や国家を背景に地球と宇宙を転戦していく少年たちの群像劇にファースト要素を認め、監督なのか奥様なのか作劇の無理筋に呆れつつもそれなりの熱を持って4クール見ていた作品だ。続編DESTINYもさらなるご都合展開にゲンナリしながら、リアル志向のファーストとは違うが、続き物ならではのサーガの魅力を感じていたのは事実。そんな複雑な感情で駄作落ちの予感を感じながら鑑賞。
しかし、なんだかんだ20年頭の片隅にあった物が展開するスクリーンを見て、FREEDOMで始まる冒頭から泣けてしまったのだった。正直前半どうなるかと思った複雑な筋も次第に気にならなくなっていった。
アスランの活躍がもっと見たかったとか言いたいことは色々あるが、イザークにディアッカも出てきたし、シンもなんとか活躍できたし、2時間に相当数のキャラを動かして良くまとめられていたと思う。
平井キャラは相変わらずデッサン崩れるしサブキャラの顔が適当すぎるが、モビルスーツや戦艦のアクションは格好良かった。
惜しむらくは、ラストは宇宙空間漂よう系にFIND THE WAY的な壮大なバラードで締めてほしかったおいらであった。
20年を経て見れて良かった
DESTINYの放送終了時に20代だった自分も今は40代のおじさん。
当時、DESTINY終盤の展開についていけず、SEEDには今の今まで残念な印象を持ち続けていたが、本作を経てポジティブな意味でSEEDに区切りをつけることができたと思う。
スタッフの皆さん、どうもありがとうございました。
正直、キラの精神性が意外と成長していなかったり、新型フリーダムの見た目が今一つだったり、ズゴックの中身がジャスティスだったり、ラクスのハイセンスエッチィスーツ、最後は謎の裸体になるなど思っていたのと違うところは諸々あった。
けれどもSEEDを通して見たかったものが映画でやっと見れた気がした。
混迷を極める世界の中でも平和を模索し続ける主人公たちの姿であったり、一騎当千過ぎるキラの葛藤と救い、TV版では感じづらかったキラとラクス&シンとルナマリアの絆、仲間たちのその後…これまでのSEEDの登場人物やMS、様々な要素を集めに集めたお祭りのような贅沢な映画でした。
そして個人的にはDESTINYで不遇の扱いを受けたシンが後半大活躍したのが嬉しかった。
シン・アスカの過去には大きな悲しみがある。
家族ができた今の自分には、戦争で家族を失った彼の悲しみは想像を絶する。
DESTINYでは最後敵役になってしまったが、本作ではシンにきちんと光が当たっている。
平和を守る為にヒーロー側で一本気に突き進むシンこそ自分は見たかった。
激強ですっきりです。
20代でDESTINY直後にこれを見たら受け入れていなかった気もしますが、大分時が経って自分の許容も変わったのか、合わないところはまぁいいかという感じで流せました。
とても面白かった。自分は見れて良かったです。
迷っている方は期待し過ぎず、ぜひ劇場で見てください。
面白かった
ファーストガンダムの往年のモビルスーツをリメークしての登場はいいね
ストーリー展開もよかった
ラストバトルは旧型のモビルスーツでバトルで最後は新兵器で圧倒する逆転パターンがいいね
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