劇場公開日 2024年1月26日

「映画「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」は戦闘シーンの迫力が超すごかった」機動戦士ガンダムSEED FREEDOM 稲浦悠馬 いなうらゆうまさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0映画「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」は戦闘シーンの迫力が超すごかった

2024年3月14日
iPhoneアプリから投稿

# 戦闘シーンがすごい

すごいスピードで戦闘が進んで行く。瞬きの合間に戦局が変わって行く。

はるか昔のガンダムと比べると5倍速以上なんじゃないだろうか。

とにかくすごい迫力だしビジュアルめ綺麗だ。
最近のガンダムは進んでると思った。

これは最近のアニメでは一般的な手法だが、モビルスーツや戦艦はセルアニメではなく3Dモデリングで描かれている。3D部分とセルアニメとの融合も良かった。

スーパーロボット大戦のハイグレード版を映画で観ている感じだった。

# 20年

このFREEDOMはテレビアニメ版から20年を経て作られた映画らしい。

原作を知らない自分でも楽しめたのだから、原作ファンならすごく楽しめるはず。というか原作ファンならもう既に観てるはず。

# セルアニメ

3Dの描写場面と比べるとセルアニメの部分はテレビ放映のアニメぐらいのクオリティな気がした。

# 声優

全ての声優が、アニメ時代から20年を経てもなお、キャラクターたちの声をそのまま出せるとか声優ってすごい。

いや自分は原作の声はほとんど知らないのだけど、きっとオリジナルのままだろう。

# ガンダム感

ファーストガンダムみたいなガンダム特有の台詞回しとか、独特の「ガンダム感」も実感3割ぐらいはある。

# サービスシーン

戦火に巻き込まれて胸がはだけてしまう的なサービスシーンが少しだけある。

# 愛の名言

ラクスの愛に関する名言。

「必要だから愛するのではない。愛するから必要とするのだ」

ゲーテの格言集に並べても良いと思う。

# キラとアスラン

見始めた時は誰がキラで誰がアスランかも分かってなかったし、性格の違いも知らなかったのだが、途中から分かってきた。

くよくよしてる方がキラで男らしい方がアスランだ。

アスランは美形なのに性格が男らしいし喋り方も格好良いのでこれは人気が出るのが分かる。

# 消滅の命
観客として映画を観てる側としては物語は続いて行くのだが、作中のパイロットや民間人たちは一瞬のうちに絶命し、燃やし尽くされて行く。命というものが次々と消えて行く。

せつないが、これもガンダムの見どころではある。彼らの魂は宇宙のどこかに漂うのだろうか。

# 逆ギレ女

愛されないと分かると逆ギレして寝返る女。ガンダムシリーズには必ずいるタイプがこの映画にもいて安心した。

# 逆ギレ男

愛されないと分かるとキレる男。ガンダムシリーズには必ずいるタイプがこの映画にもいて安心した。

稲浦悠馬 いなうらゆうま