シノノメ色の週末のレビュー・感想・評価
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うーん、最初の取り壊される校舎に行くという入りから全く共感出来ず、...
うーん、最初の取り壊される校舎に行くという入りから全く共感出来ず、ずっとうーん、、、で進んでいき、終わってしまうという感じだった。キャストも個人的に全然ダメだったので、厳しいですが、1.5です。
こういう映画、好きです。
こういう、日常生活の中に起こり得るような内容の映画が好きです。視点を変えると「この作品、何なんだ?」みたいになっちゃうけど。
高校を卒業して久しぶりに会う3人がそれぞれの道で少し迷っていて・・・みたいな、振り返ると自分も20代、30代で少しこんなことがあったような気がする映画。
こういう映画って同級生に男も加わっているのがよくあるけど、この映画は女だけ3人(4人)。
私は男ですが、女の子の世界はこの年になってもただ眺めるだけ。とても中には入れません。その怖さとガードの高さがいいです。
作品で言うと、
工藤阿須加以外は知りませんでした。工藤さん最近いろいろな作品でいい味出してるなと思います。女優の方々もみんな素敵でした。
夕暮れの暗い校舎の中って独特ですよね。
元教員です。すぐに慣れましたけど、新採用の頃、当番の見回りで暗い理科室や音楽室へ行くときは少し「・・・。」でした。ガイコツの模型やベートーベンの肖像画(昔の音楽室には必ず掲示されてました)が雰囲気を出していました。
ガチャガチャしてない、無理に大きなドラマを挿入しない、落ち着いて彼女たちの行動を見ることができた映画でした。
期待通りの楽しい映画でした。
ほのぼのとした廃校での週末
取り壊しが決まった母校・篠の目女子高校に、10年ぶりに集まった元放送クラブの部員3人。モデルの大月美玲(松井玲香)、広告代理店で働く一ノ宮まり(岡崎紗絵)、教育関連の事務職の安東雅美(三戸なつめ)の3人は週末になると何度も校舎を訪れてタイムカプセルを探しをするようになった。そこで現役女子高生のあすか(中井友望)と出会い4人で週末クラブと称して廃校で時を過ごす話。
なんて事ない20代後半の女子3人が廃校になった母校で週末を楽しむ様子がほのぼのとしてた。
3人も悪くは無かったが、あすか役の中井友望が可愛かった。
良くも悪くも模範的、ビジュアルは見応えあり
イオンシネマでやると言われて楽しみにしてたら、まさかの1日2本。しかも、自分の回は2人だけ。仕方なしか…。内容ももう少しやれたことはあると思ってハマらず。好きなテーマなんだけどな…。
母校の廃校が決まったことをきっかけに再び集まった3人。懐かしいあの頃に戻れると思いきや…?みたいな話。いくつか作品のピースがあって、それを拾いながら自分の今を見つめていく。80分と短いので観やすい部分もあるが、もう少し掘り下げないと伝わらない部分も多く、歯がゆい感じ。役割演技をさせすぎてしまっている。
とは言え、3人が平然と不良しちゃう所とか、懐かしみながら制服を着る所とか、ビジュアル的な要素は多岐で微笑ましい。岡崎紗絵の細さに驚きつつ、未だスラリと着られてしまう3人に驚く。また、4人目の中井友望による転調と外からの視界はかなり効果的に写った。必要な広げ方は出来ているが、良くも悪くも模範的なのである。最後も構成は自分的にミスっている気がするし、ちょっと物足りなかったかな。
『月極オトコトモダチ』は好きなので、まだまだ監督の引き出しはこんな物ではないと思っている。ちょっと固かったので次回作に期待したい。
取り壊すなら廃墟にはなりません
取り壊されることが決まった母校に集まり、当時埋めたタイムカプセル探しをする週末放送クラブの話。
高校卒業から10年が経ち廃校になった母校に忍び込む元放送クラブの3人組が、現在自分が居る場所を見つめたり悩んだり、昔を懐かしんだり…因みに勝手に立ち入ったら違法ですからね!
久々に集まった3人は、それぞれ昔と変わっていたり変わっていなかったり、仕事によっては部下がいても不思議じゃないぐらいお年頃。
そんなお年頃らしいお悩みでガチャガチャな展開だけど、空気感はなんかまた~り。
+1が加わって、揉め事があっても何だかほわほわまた~りと、話としては判りやすい感じもするけど、結局なんだかな~…で、何でも有りのような何にもなしの様な感じなシノノメの、篠の目の、東雲色の週末譚だった。
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