ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー VOLUME 3のレビュー・感想・評価
全101件中、61~80件目を表示
スケールが大きそうに見えて実はすごい狭い話です。
ここ最近のマーベルシネマ全般に言えるのだが、映画としてのピークを過ぎてしまい物語自体はパワーダウンしているように見える。
この作品も映画の舞台として宇宙だったり、カウンターアースが登場をしているが物語の主軸としてキャラクターの一人ロケット・ラクーンのオリジンを下敷きに周りが動いているという感じです。
今回登場したハイ・エボリューショナリーという集団は生物の完全な進化という目的でロケットを狙ってきますが正直それで何をしたかったのかが判りませんでした。
もう一人登場をしたアダム・ウオーロックはコミックではあのサノスと互角に渡り合える程の力を負った神様レベルのキャラクターですが今回はまだ子供という設定でパワーダウンしてます。
このシリーズもこれで最後とばかりにそれぞれのキャラクターの旅立ちが描かれてます。
それでも続編を匂わせていますが。
仲間の絆
を感じられましたね。互いに口汚く文句を言うけど、最後は互いの信頼で敵に勝ちます。ロケットの過去が明らかになり、意外と弱い面も見れたし、グルートは定番以外の言葉も喋るし、意外な事が多かったです。スターロードは少し女々しいですね。
INPUT
MCUのフェーズ4からの新参者で、ガーディアンズ単独作を劇場で鑑賞するのは初めてです。朝イチの上映でしたが、ほぼ満席でした。大大大盛況です。
そして中身もまさに大団円という圧倒的なフィナーレ。ガン監督が紡いできた物語を、ガン監督が大事に育てたキャラクターたちが最後に大暴れをかましてくれました。
今作はロケットの命の危機を救うために、宇宙船へと乗り込む最中で、ロケットの過去、ガーディアンズたちの過去を辿っていくスペースアドベンチャーになっています。
ロケットの過去は中々に壮絶で、動物実験からの動物虐待、そして友達を失い、ひとりぼっちになる…。その知能の高さを利用されそうになりながらも生き延びてきた彼が、こうやってガーディアンズのメンバーになれて、自分を助けに来る友達ができたんだなと思うと、ベタではありますがグッとくるものがありました。
ドラッグスの面倒見の良さは前2作でも発揮されていましたが、今作はその父性がより強く描かれていました。捕われている子供たちを落ち着かせるために一役買ったり、言語能力に長けていて共感し合ったり、自然と子供たちと触れ合っていく流れが素敵でした。力の加減が出来ないのは相変わらずですが笑
しっかりとしたストーリーの中にこそっと紛れるブラックジョークの切れ味はお見事で、そこでテンポが崩れることもありましたが、そんなことお構いなしにやり続けていくので、そこに乗っかって楽しむことが一番でした。身内ネタも健在で、ジェームズ・ガンのお仲間大集合の如く見知った顔が多くてなんだか嬉しかったです。
アクションシーンも結構多くて、ド派手かつちょいグロなので、多分抑えられた中の限界値を叩き出してくれたと思います。キャラ一人一人の強みを活かしてのアクションはとても映えていました。友情・努力・勝利の三原則がしっかり合ってそこも良かったです。
ガン監督がおそらく大好きな触手も面白いくらい出ていて、その触手をまとった生物やキモキモなモンスターたちとのバトルシーンの絵面が中々のインパクトを誇っていました。新スースクであれだけ触手を暴れさせたのに、今作でも変わらず暴れさせる、流石です。
ガン監督の選曲のチョイスも絶妙で、終盤のダンスシーンで流れる「Dog Days Are Over」が特に最高でした。しっとりした曲からアグレッシブな曲まで幅広くラインナップされており、このサントラを聴き込むだけで各シーンが思い浮かんできます。というかこのダンスシーンがたまらないくらい好きでした。今までのフィナーレを飾る幸せな時間が展開されていました。
この壮大な歴史を最初から体験できなかったのが惜しまれますが、とても綺麗にそしてド派手に物語を完結させてくれた製作チーム、やりきった役者陣には感謝が尽きません。本当にお疲れ様でした。
鑑賞日 5/3
鑑賞時間 9:30〜12:15
座席 L-7
本当にガーディアンズは終わったんやと実感した
最後の最後。
スターロードの咀嚼音が聞こえながらmarvelのロゴが流れた時、ガーディアンズオブギャラクシーはシリーズとして完結した事実を突きつけられて泣いた。
チームの別れのシーンでも泣かなかったのに。
鉄を打つ音だけが響いたエンドゲームのラストを思い出させる凄く良いシーンだったけど、それ故に寂しさが抑えられない。
めちゃくちゃ良い作品やった。
映画って、本当に良い物ですね
感情が
ガーディアンズシリーズは本当に面白い。
笑いあり、バトルあり、感動ありで感情が大きく動かされる。
話もしっかりしていて、各キャラも立っているので作品に移入できる。
マーベル作品の中でも個人的には上位に入る。
今作もそのノリは変わらずで、ロケット中心の話ということもあり、少し重めの話。
ロケットやスターロードは勿論だが、全キャラに活躍の場、魅力があり、これまでの集大成のようでした。
ロケットの声を聞いて、ネビュラが泣くシーンはグッと来ましたね。
本当にキャラの結びつきが強い作品なんだよね。
なんかマンティスもなんだかんだ戦えるキャラになってたし。
登場した時はそんな感じじゃなかったと思ったんだけどな。
これで、ジェームズガンのガーディアンズが終わりかと思うと寂しいですね。
DCではどうなるか…
ここ最近のマーベルの中では一番よかったかなー
全体を通したら普通の作品
前半面白くないです。
始まりからお決まりのドタバタで始まるので期待したのですが、ロケットが重傷を負ってからカウンターアースに行くまでの展開にひねりが無くて面白くない。
サクサクと進みあっさりラスボスに接触できてしまう。
ラスボスも設定が弱くてチープでした。
ロケットに固執するわりになぜバカなアダムを使って襲撃させたの?
失敗するの分かりきってるのにバカなの?
天才設定のはずじゃないの?
星や新種族を作るほどの組織の作戦がこれ?
開始5分で展開で脚本に疑問符が付いたため、前半は萎え萎え1点でした。
中盤はロケットの過去と潜入作戦とドタバタを交えながらストーリーが繰り広げられます。
グルートは金属探知機されないの?まあ、いいけど。
ロケットの過去はありがちな設定でしたが、最後に良い話に結びついたのは良かったので中盤は3点です。
後半からアクション多めで少し盛り上がってきたので前半のチープなところは目を瞑りアクションを楽しむ方向にシフトしました。
そしてクイル・ガモーラなどの船団メンバーの関係性の整理をするところなど、見所があったので後半は4点です。
全体を通して普通です。
楽しかった!
アクションも楽しめたし、ストーリーもまあなんか今どきっぽい(反優勢思想)のがmarvelらしいし良いかなと。ロケットとピーターたちとの絡みはもっと見たかった〜。
No sleep till brooklynはアガッた。マーベルズもIntergalacticだったし。
悪役の「やり直せる」はそろそろ飽きてきたな…。
あと、別のバースで恋人だったからって、同じものを求めるのはキモいから諦めてくれてよかった。
治ったらすぐに走り回れるものなの?!
悪役のハイエボリューショナリーが「ひらめき」を渇望するんだけど、私には無縁の悩みだな〜と思った。ロケットのひらめきの源については特に説明なかったよね?
予告の煽りのせいで肩透かしもあったが、改めると綺麗な完結
1回目の感想としては最後、最後と必要以上に煽りすぎで、キャストもMCU卒業と明言してるだけに悲しいラストで構えすぎた 監督の卒業と心の準備をという発言も肩透かしの要因だった
また、重さをカバーするように笑いを入れていたが、シリアスな部分にも入れていたのが多すぎたように感じた
改めて振り返ると重い内容ではあるが、それぞれの魅力を表現し、知ってるガーディアンズとしては最後だが、各キャラにとって最良の卒業の形で締めくくっていたのが、監督の才能が発揮されていた
MCUから離れるキャラは大人の事情で決まっているだろうし、いつものガーディアンズが見れなくなるのは寂しいが、この素晴らしいシリーズを9年間紡いで、大団円のハッピーエンドを選んでくれたガン監督は映画史においても賞賛される偉業といえる
みんな愛してる!!
MCUの中でも本当に大好きなガーディアンズ3作目!!
今作はロケット主軸の物語で、1作目から非人道的な実験で作られた生物なのは語られてましたが、エグくてかなり胸が苦しくなります。動物好きには辛い。
ちっちゃいロケットが実験の恐怖で怯えてるとこは本当にしんどい…でもその中で出来た初めての友達とのやり取りは無邪気で純粋な様子が見てれ可愛くてたまらなかった…実験で改造されても外の世界に夢を見て、みんなで語り合って…その後の悲劇で更にしんどくて凹む。
そのロケットが自身の過去と向き合って、ハイ•エボリュージョナリーと決着をつける展開はロケット好きの私は涙なしには見れなかったです。
それと、ガーディアンズメンバーの友情や家族愛もちゃんと描いてて、キャラクターへの愛に溢れてると思いました。
ネビュラは言葉はキツかったりするけど仲間を大切に想ってるのすんごいわかるし、おバカなメンバーをまとめるしっかり者のお姉さんって感じいいキャラでしたね。
ピーターとガモーラの関係もどうなるんだろうと気になっていましたが、最後は切なくなりつつも、いい着地だと思いました。
グルートもめちゃ成長してて、そんな事できるの!?ってなりました笑 敵地でピーターをガードしながら戦ってたが良かった。
マンティスもめちゃくちゃ強くなってるし、ドラックスは相変わらず空気読まない天然でおバカな発言は笑えるし、このコンビの掛け合いは和むし可愛いです!
個人的にヨンドゥが出たシーン!!!ビックリしたと同時に嬉しすぎてガチ泣きしました。まさかこんなサプライズがあるとは…!!
あと今作のヴィランであるハイ•エボリュージョナリーは共感や同情する余地はなく、ガチクズだったので倒されてもスッキリした気持ちで見れましたね!
しかも、ガーディアンズは捕らえられてる人や動物みんな救い出して、敵だったアダムも殺さずにやり直しの機会を与えたり、あっ!そう言えばこれヒーロー映画だったんだ!と思い出しました!笑
映画公開前は、ロケットが死ぬんじゃないか?って予測がかなり出回ってて、不安で不安で見たら病むんじゃないかと思ってたんですが誰も犠牲にならなかったし、ガーディアンズシリーズがこれで完結かと思うと寂しいですが綺麗に終わって本当に良かったです…!!
エンドロールで1作目OPのCome And Get Your Loveが流れて更に泣きました。
ガーディアンズみんな愛してるよ!!!!
ロケットの過去
ロケットが自分の過去を誰にも言わなかった
その過去が明らかになった作品。
自分が生まれた経緯、友達、つらい経験…
上映開始からロケットファンにとっては辛いストーリーでした。
ガーディアンズのメンバーは友達のために戦うのだが、あの嫌なやつだったネビュラの活躍にも心打たれ、あんなに小さかったグルートも!!!
マーベル作品の中では、一番良かったと思えるくらい好きな作品です。
重いガーディアンズ…
ロックをバックに、いつもの様にジェームズガン節が炸裂していますが、全編の雰囲気が重い…
ロケットの過去が重いだけで無く、終盤まで寝たきりでロケットとの掛け合いがほとんど無いせいでしょうか?
クイルはガモーラとの事もあり、終始シリアスモード。クスッと笑えるシーンも多いですが、いつものアホなかけ合いがもっと観たかったです。
俺たちはガーディアンズ・オブ・ギャラクシー!
俺はグルート。
(マーベル・コミックの中でも存在が忘れられるほどマイナーだったのに、映画化されて今やMCU屈指の人気作に。
確かに他の作品とは違う魅力たっぷり。
ヒーロー主人公が一人なのではなく、ならず者、お尋ね者、訳あり連中がひょんな事からチームを組む。当初は減らず口、憎まれ口、バラバラだったが、やがて…言わずもがな。『アントマン』もファミリー色濃いが、こちらは“家族”であり“仲間”。結束力が強くなっていくほど皆のやり取りも絶好調。
幾多の危機も乗り越えてきた。
出会いがあった。マンティスや敵対していたネビュラが仲間に。
別れも…。ピーターの育ての親のヨンドゥ、そして最愛のガモーラ…。
また大きな別れの時が。皆を率いてきた“リーダー”が“別船”に移籍。
よって、彼らとも…。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』第3作目にして、完結編)
俺はグルート。
(一時雷神様が加わっていたが、あちらはあちらで旅立ち。
またまたいつもの面子になったガーディアンズ。
…いや、“いつも通り”ではない。『アベンジャーズ/エンドゲーム』後。『~インフィニティ・ウォー』でサノスがストーンを手に入れる為に娘ガモーラを犠牲にし、今居るガモーラは過去から来た“別人”。ガーディアンズやピーターの事を知らないのは当然なのだけれど…。
それを認めたくないピーター。ガモーラはガモーラ。きっと…。
が、酒に溺れ、宇宙の守護者の仕事や冒険はお預け状態。ガーディアンズの本部の星で燻る日々…。
そんな時、謎の金ピカ男が襲撃。ロケットが瀕死の重傷を負う。
この金ピカ男の目的は、端からロケット。何故、ロケットが狙われた…?
明かされるロケットの過去…。それは、我々の予想を絶するものだった…)
俺はグルート…。
(様々な生命体が共存する『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の世界。
ピーターは元々地球人だが、ガモーラやドラックスのような人間体、ネビュラのような半分サイボーグ。グルートのような樹木型ヒューマノイドもユニークだが、中でも異彩放つのが、ロケット。だって、喋るアライグマ。
宇宙は広いから喋るアライグマが居てもおかしくはない…と自分に納得させていたが、そうではなかった。
ロケットもまた、地球生まれ。
元々は普通のアライグマだった。だがある者に捕まり、生体改造され、今の姿に…。
この時ロケットはまだ子供で、怖くて、痛くて、怯える毎日…。
そんな彼を勇気付けたのは、同じく囚われ、生体改造された動物たち。中でもメスカワウソ。
彼らとの触れ合いが、唯一の心の拠り所だった。
夢を語り合う。いつか船に乗って、美しく青い空へ自由に…。
“番号”で呼ばれていた彼ら。各々名前を付ける。夢への憧れから“ロケット”としたのもこの時。
極めて高い知能を持つロケット。“創造主”からも寵愛されていたが…。
しかし、結局彼らは“実験台”。
“創造主”の意思一つで理由され、用ナシとなれば…。
彼らに、あまりにも悲劇的な別れが…)
俺はグルート。
(ロケットにこんな過去があったとは…!
これまではあらゆるハイテクに通じ、口悪く暴れん坊。
そんな彼から想像も出来ない壮絶過去。『1』でそれとなく言及していたとは言え…。
思い出したくないほど、暗く、重く、悲しく…。
だが、彼らの事を忘れはしなかった。今の仲間の事も。
重傷を負い、生死をさ迷うロケットの姿は見ていて痛々しい。
そんな彼を是が非でも救おうとするガーディアンズ。
もう二度と、大切な存在を失いたくない。
いつも憎まれ口叩き合うピーターとロケット。
しかし、いざ相手がピンチになれば…。
ロケットだけじゃない。誰一人欠ける事など出来ない。
それが、彼ら“ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー”なのだ)
俺はグルート!
(ロケット中心の今回だが、勿論単にそれだけじゃない。チーム一人一人もしっかりと。
話は、ロケットを救おうとするガーディアンズの闘いと冒険、瀕死のロケットが走馬灯(?)で見る過去が交錯。
ロケットの過去パートはシリーズ史上最もシリアスだが、ガーディアンズのパートはちゃんといつものスリルやアクションやユーモアたっぷり。変に路線変更や極端にシリアスになったりせず、そこが『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の素晴らしい所。
ピーターは喧嘩相手のロケットが伏せってはいても、ネビュラ、マンティス、ドラックスらと絶妙な掛け合い。
ドラックスは突っ込まれ役、ガモーラが居ない分ネビュラの姉御肌が増した。
ピーターとマンティスが異母兄妹…!? ディズニープラスの配信ドラマ『~ホリデー・スペシャル』で明らかになったとか。(未見)
グルートは相棒不在で寂しそうだけど、やっぱり頼りになる!
そして、ピーターとガモーラの新たな恋路…。
亡き主の口笛矢を引き継いだクラグリンや超能力犬ら、変わらずのキャラの宝庫!)
俺はグルート。
(ライバルチームの悪党軍団を過激に率いたからか、今回はこれまでよりちと過激&イケイケなアクション。
ノリノリな音楽チョイスも勿論。
アッと驚くような未知の宇宙世界。生体のようは星がキモッ…。地球そっきりの“カウンター・アース”と住人たちが(笑)。ユニーク過ぎるキャラやクリーチャーたち。
シリアスとアクションと世界観とユーモアと音楽の見事な融合バランス。
ジェームズ・ガンの才とセンスは古巣に戻っても尚炸裂)
俺はグルート!(怒)
(シリーズ完結を飾る今回の敵は、はっきり言ってサノスほど強敵ではない。
でもサノスは凶悪であっても己の信念やカリスマ性があったのに対し、今回の敵はムカつき度ではMCU屈指。
ハイ・エボリューショナリー。自らを“創造主”や“神”と自負し、この宇宙を創り直そうとする。
遺伝子操作に長けたマッド・サイエンティストでもあり、ロケットらを創り出したのも彼。
性格は傲慢。今また、ロケットを狙い、捕らえようとする。弱き者の身体や命を弄び、不要になったら命一つどころか星丸々一つ消し去ろうともする。
映画あるある。自らを高尚な存在と言う輩に限って、愚かで惨めな最期。
ガーディアンズがそんな畜生野郎を、文字通り“叩きのめす”。
やれ!やっちまえ!ここはスカッとした!
あ、そうそう。もう一人。例の金ピカ男。どんな強敵かと思ったら、前作の敵ボス(ソヴリン人女王)がガーディアンズ討伐の為造り出した人造人間。原作コミックの人気キャラらしいが、居ても居なくても良かったような…? 最後はちゃっかり…原作通りなのかな?)
俺はグルート。
(これまでは危機や脅威と闘ってきたガーディアンズだが、今回は“命を救った”。
仲間の命、弱き者の命…。畜生野郎から。
クレイジーだけど、頼もしくて心優しい、“守護者”なのだ。
宇宙に彼らが居る限り。護り続けられる。
…否。
それぞれの終着。新たな歩み、人生、旅立ち…。
故郷へ、父親として、新たなチームを率いて。
何も今生の別れではない。
いつかまたきっと。集う時がやって来る。
宇宙にノリノリの地球音楽を轟かせ、守護者として)
俺たちは“ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー”!
これだよ……これが見たかったんだ
MCU三部作の3作目はそれまでの集大成として重要なポジションかつ丁寧な作りが求められるゆえに、ほかの単発作品よりも超えるハードルが高いことで有名です。
今作のGofGはそのハードルを見事クリアしてくれました。
Gの本題は三部作の根底を変わることなく流れています。
つまり、「家族とはなにか?」
血の繋がりも生まれも経歴もなにひとつ違う生き物たちがちぐはぐなグループを作り、少しずつ関係性が変化していきます。2作目vol.2にて実父がエゴというクソ野郎であることを知り、養父ヨンドゥの愛と偉大さに涙したクイルが、ガモーラと結ばれたと思ったのもつかの間、最悪のクソッタレサノスに奪われてしまいます。
クイルの前に再び姿を現したガモーラは、別の時間軸から来たガモーラで、クイルとの思い出も絆もなにひとつ持たない別人でした。そのせいでクイルは酒浸りの日々を送ります。
今作vol.3は、その酒カスクイル……ではなく、ロケットにスポットがあたります。ロケットはガチのクソカス野郎に身体を作りかえられた実験体で、地獄のような星から命からがら逃げ出し、そこから紆余曲折経てガーディアンズになったのですが、クソカス野郎はロケットの頭脳欲しさにしつこく狙ってきます。ロケットは相手の攻撃によって瀕死の重体に陥ります。ガーディアンズたちは協力しあい、なんとか助けようとするのですが……
詳しくは見てきてもらうとして、私はMVPをネビュラに贈りたい。彼女がいなければロケットは死んでたし、チームはバラバラだったでしょう。なにより、戦うことしか知らなかった(教えて貰えなかった)ネビュラが、仲間のために死に物狂いで頑張る姿に目頭が熱くなりました。
ネビュラかわいいよネビュラ。
大好き。
いい映画でした。あらたなガーディアンズの旅立ちを、拍手とともに祝います。
前知識無しに見てしまいました。。
なんとなく面白いのかな〜というだけで、
続編?とかあまり気にしないで見てしまい。。
アライグマが怪我してベッドに寝かせられている場面と敵地に乗り込むとこと、動物人間達の街?までは見たんですが、その後、気づいたらもうお揃いの制服着て闘っていて(汗)
なんともアライグマやその他の動物達の実験ぶりが悲しかったです。足が車輪になったセイウチ(かオットセイ?)とかが可哀想すぎて。
アライグマは自分の呼び名について「ラクーンじゃない!」と否定していて何故だろうと思ってましたが、野生状態のまま、知能とかあれこれいじられてない仲間を見て「生息地 北米 通称ラクーン」のプレートを見て初めて自分が元々野生動物だったと知る?あるいはラクーンという名前が種族名だと初めて知るところはなんだか切なかったです。
*****
仲間達がアライグマを救い出す一番の肝となりそうなシーンをまるまる寝過ごしてしまったので、この作品の醍醐味とか全然分からずじまいになったのは残念でしたが、
最初にこちらのグループを襲った青年、最後に助けてあげて「やり直せばいいのさ」と伝え、この青年は驚きとともに改心して
「元敵なのにあれこれあって仲間となる」
というジャンプ漫画の王道みたいな展開になったのは良かったです。
*****
宇宙空間に取り残され冷凍状態になったクルーを助けられたのはこの青年しかいなかったようだし。元敵の青年を助けていなかったら、木の妖精?みたいなメンバーが腕の枝を伸ばしても凍って届かなかったので、
ありがちな胸アツ展開でも、敵を許すことが場合によっては良い結果に繋がって良かったんですが。。
ちょっと腑に落ちなかったのは冷凍状態になったら血液とか凍ったんだし宇宙空間で凍ったら絶対零度で即死じゃないのかな?と思いましたが、生還出来る世界なんですね。。コールドスリープとかとも違う冷凍だったと思ったんですが、これは有りなのかな??
とりあえずチームからは何名か抜けることになったようですが、アライグマが新しいチームリーダー、船長?になり、この元敵の青年が改めて仲間入りして多分強い攻撃力を持つ頼もしい味方の1人になったのは良かったです。
次はアライグマ船長の新生チームで活躍かな??
本当にラスト?
面白かった〜!
アクションは言わずもがな。
掛け合いも音楽もノリが良くて好き!
なのに!マーベル大集合映画は観てなかったので、ガモーラ…ガモーラ!?ってなった。よくある、大人の事情で出演できんかった?いやでもポスターにがっつり載ってたな?と序盤は「???」でした。
ただ観ている内にとりあえずなるほど?って受け止めた。
アダム、少しおバカさん感が滲み出てて憎みきれない。大して活躍はしなかったけど…序盤だけでしたね…
でもラスト、ガーディアンズの一員としてあの強さは頼もしいなとは思った。ドラックスやグルートと仲良くあってくれ。
敵ボスは視界に入ってないと重力で抑え続けるのは無理なのか?ピーターとグルートを折角抑え付けたのに結局自由になってて暴れられてて、不完全だな???ってなった。
ピーターとガモーラはガーディアンズシリーズの1、2作目の濃い時間があったからこそ恋人になったけど、その部分を経験してないならまた別の人なのか。それもそうか、でも寂しいなぁ。
また新たに接していったらお互い恋してくれると思うけど、それはもうないんかなぁ…ラストって言ってるもんなぁ…そんなまさか、終わる終わる詐欺な訳ないもんなぁ……………………
続編期待したい!
スター・ロードは戻ってくるんでしょう
ジェームズガン監督ありがとう。
ガーディアンズとのお別れの作品。事前の情報で、かなり寂しい内容になるって聞いてたら、出鼻から悲しい音楽でもう泣きそうでした。ロケットが命を落とすという事前情報があったけど。最終的に、みんなが救われた。良かった。ジェームズガン監督自身がこの作品を大事にしてるんだなと伝わってきました。ファンとしてもありがとうしかないです。
ガン監督が「1秒もムダにしない」と言ってましたが、2時間半の上映時間、本当に瞬きする度に大アクションが繰り広げられる展開の速さはさすがでした。カラフルな色作りは、過去作同様最高でした。
1番好きなシーンは、後半の方のRUN DMCの音楽に乗っかって船内で派手に戦うシーンです。流れるような体の動きでみんなが華麗に戦うシーン、ずっと見てたかったです。
素晴らしい結末
ネビュラがロケットが回復したときの表情?[涙流してたのかな? ]が、1番印象に残った。
良かった!過去が残酷なだけにいい仲間に恵まれて😢
新生ガーディアンズ楽しみにしてます!
本当にこれで最後なのだろうか?
【この作品レビューは、ネタバレを避けつつあらすじに触れています。鑑賞予定のある方で気になる方は、鑑賞後にお読みください。】
アベンジャーズの一員として世界を救った《ガーディアンズ》の第3作目にして、最後にして最大のお祭り騒ぎを標榜する作品。本当にこれで最後なのだろうか?
物語は、サノスとの戦いで最愛の恋人ガモーラ(ゾーイ・サルダナ)を失ったショックから立ち直れないガーディアンズのリーダーであるピーター・クイル(クリス・プラット)は、本拠地にしている人口の惑星「ノーウェア」で酒浸りの毎日を送っていました。そこへソヴリン人の女王アイーシャの息子であるアダム・ウォーロック(ウィル・ポールター)が、「ノーウェア」を襲撃させて、大暴れします。ガーディアンズの面々も抗戦するものの、歯が立たず、アライグマのロケット(声・ブラッドリー・クーパー)は深手を負ってしまうのです。
ロケットには、外部から身体に干渉しようとするとロケット自身を殺してしまう機能が備えられていました。ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーは、そのロックを解除するためのコードを手にいれるため、ロケットを遺伝子操作によって生み出したハイ・エボリューショナリー(チュクウディ・イウジ)が本拠としていているカウンター・アース(地球をコピーしたようなそっくりな星)へと乗り込んでいったのです。
ハイ・エボリューショナリーは、銀河を完璧な世界に作り変えようとし、全ての生物を強制的に進化させて「特別な種族」にしようとする神の真似事をしている科学者でした。 アライグマだったロケットは幼い頃に改造を受けて天才的な頭脳を得たのですが、ハイ・エボリューショナリーは脱走したロケットの頭脳だけを取り戻そうとアダム・ウォーロックを送り込んだのでした。
-
ピーター・クイルはガーディアンズを率いて、チームが解散するかもしれない危険な任務に挑むこととなります。
本作は、ロケットの物語になることは予告されていました。予告通り、ロケットの誕生の過去が明かされることと、ロケットの命を救うための闘いが交差していく展開となりました。意外にもロケット本人は劇中のほとんどの時間を意識不明の状態で過ごすことになるのです。これまでやさぐれキャラとして、感動シーンとはほど遠い存在でしたが、本作では彼の意外な側面が描かれて、凄くエモーショナルなシーンたっぷりの仕上がりとなりました。
先ずはロケットが不在という状況の中で、普段対立しがちなメンバー同志が、ロケットを救いたい一心で、ぶつかり合いながらも珍しく一致団結して闘うところ。メンバー同志の絆の強さを感じさせてくれました。
特にピーターのロケットの蘇生を試みる熱い思い、「死なせない」と心臓マッサージを諦めない姿は涙なしで見ることはできませんでした。
ロケットの復活を願ってネビュラ(カレン・ギラン)が涙を流すシーンも非常に感動的でした。何しろ彼女はサノスの指パッチンで消えた後の5年間、ロケットと共に時間を過ごしていたのです。既に一度義姉であるガモーラを失っているネビュラは、心の中ではロケットのことが心配で仕方がなかったのでしょう。
死の境を彷徨っているロケットは、イタチでロケットの恋人だったライラ(声・リンダ・カーデリーニ)、セイウチのティーフ、ウサギのフロアと再会を果たすシーンも感動的でした。4人は全てハイ・エボリューショナリーが生み出したもので、ロケット以外の3人は用済みとなり廃棄されてしまったのです。
劇中ロケットが叫ぶ、「俺は作られるように頼んだわけじゃない! 引き裂かれたり、何度も元に戻したりして、小さなモンスターになるように頼んだわけでもない。」の台詞には、ロケットの哀愁たっぷりで、グッときました。
死を受け入れようとするロケットに、「まだなすべきことがある」と説得するライラ。 彼女は、「生まれてきたこと自体は頼んでもないわけだけで、不本意な出来事だったかもしれなかったかもしけないけど、それは皆同じこと。だからこそ何のために生きればいいのか分からない者を導いてあげる存在が必要なのよ。」と告げて、その役割を担うのがロケットなのだと諭すのでした。
そしてハイ・エボリューショナリーの基地で、脱出しようとしたロケットが思わず、多くの動物たちが閉じ込められていた檻の前で足を止めてしまうシーンは、彼の過去に追わされた心の痛みから滲み溢れる優しさをたっぷり感じさせるものとなりました。
ロケットが思わず足を止めたのは、アライグマの赤ちゃんが多数監禁されている檻の前。ロケットは食い入るように赤ちゃんたちを見つめ、過去の自分と重ねて、涙するのですあのやさぐれキャラとは、全く別人のようなロケットでした。
実はロケットは、アライグマを知らなかったことから、自分は「アライグマじゃない」と否定してきたのです。赤ちゃんたちのケージに、「北米のアライグマ」という表記があったことから、ロボットも初めて自分がアライグマという種であったのだということを認識するわけです。赤ちゃんにロケットが手を差し伸べるシーンは、一段と感動的でした。
さて、ドラマは、ピーターが地球に久々に帰省し、疎遠にしていた祖父と再会します。激戦が続いた物語の終わりにしては、凄く穏やかな終わり方でした。ちなみにクイルの実家はミズーリ州に設定されています。ここはジェームズ・ガン監督の出身地でもあるのです。監督は、シリーズを止めて、一休みしたかったのかもしれません。
そしてガーディアンズは、去って行くメンバーだけでなく新メンバーが加入し、新たな体制に。何がこれで終わりなのか。「ガーディアンズは戻ってくる」とはいわないものの、やる気満々じぁありませんかねぇ~!きっとアベンジャーシリーズが再起動してピンチに陥ったとき、「スター・ロード」として彼らは帰ってくることでしょう。
期待を裏切らない!!面白かった頃のMCU!
過去二作とも面白かったのですが、今回もとても面白く楽しい映画でした。
ロケットの生い立ち、新ガモーラとクイールの関係がメインで進行する中で、いつも通り笑えるシーンもあり感動するシーンもありで、やはりガーディアンズは最高です!
MCUがエンドゲーム後、ドラマ展開や映画自体が面白くなくなってる印象がありましたが(スパイダーマンを除く)、今回のガーディアンズオブギャラクシーでエンドゲーム以前のMCUを久しぶりに観れた気分です!
ただ今回の映画もそこまで影響は無いレベルですが、ドラマを観た方がより楽しめると思います。
スター・ロードも帰ってくるみたいですし、
新生ガーディアンズの今後が楽しみです!
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