マーベルズのレビュー・感想・評価
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何度も観たくなる映画ではない
1時間45分の映画なのに、何だかとても長く感じました。
刺さったのは猫の絡むシーンだけ。
所々に面白いカットはあったものの、
ストーリー展開がちぐはくで何を何のためにやっているのか
非常に分かりにくく楽しめませんでした。
致命的なのは配信を観ていないと世界観を共有しにくいこと。
Disey+への誘導戦略ではなく、
きちんと映画で繋げていけばファンの取りこぼしはなかったと思います。
戦略ミスとしか言いようがありません。
ダー・ベンの魅力のなさは語る必要がないでしょう。
バングルを2つ着装してダーベンは滅びたのに、
何故ミズ・マーベルは何ともなかったのでしょうか。
キャプテン・マーベルが死にかけた太陽に突っ込んで
何故太陽が復活したのでしょうか。
ストーリーの根幹に結び付く部分がご都合主義になってしまったので、
一気にしらけました。
ニックもただの猫おじさんの扱いで終わったのでいる意味ないし。。。
シークレット・インベージョンのトラウマはどうしたのでしょう。
お約束の最後の映像もワクワク感には結び付きませんでした。
カマラがニックの真似をしてもね。
ビーストが出てきても。。。
わりと楽しみにしていたのでとても残念です。
目的が見えないまま進む物語
キャプテン・マーベル、キャプテンランボー、ミズ・マーベルのチームアップを描いた作品。…で、それ以上に形容しようがない。なんか中身がすごくボケてて、何のために何をしているのかわかりにくいからだ。
彼女らがひょんなことから入れ替わってしまい、その原因となる力が世界を滅ぼすことに気づき、どうにか止めようとする…というのがプロットなのだが、合間合間に入るエピソードがよくわからない。しかも嫌なのが、「よくわからない」以外に形容しようがない点だ。あるいは「あれは何だったの?」でもいいか。
幕間的なエピソードがよくわからないのは百歩譲って良いとして、マーベルズのやることもよくわからないのが致命的。
海の惑星において、なぜキャプテン・マーベルが自信満々だったのにミズ・マーベルは撤退を選択したのか?その後、キャプテン・マーベルが自身の罪を告白したのはなんだったのか?そしてその罪の償い方があまりに雑になのはなぜ?皆で敵のボスをボコボコにした後のプランはなかったのか?
など、絵面優先で行動原理が不明に見えるシーンが多い。
じゃあ絵面が良かったかと言うと、ネコパニックくらいしか印象的なシーンがなかったため、前作の方がずっと良かったと思う。全体的に可もなく不可もなく…といったところか。
一見さんお断りの店に入った一見さんの気分
MCUは全員顔見せ興行のアベンジャーズ系はサノス登場前に脱落。当然、前作「キャプテンマーベル」も未見。でも、他のMCUはその後もちらほら観ててそこそこ楽しめたんで行ってみた。
流石に主役はってる学校の先生みたいな下駄顔のお姉さんについては少し予習していったのでなんとかなったけど、配信作品から来てる他の2人は「こいつらなんなの?」しかありません。配信オンリーの作品のキャラを劇場作品に引っ張ってくるのは商魂逞しすぎでは?ディズニーさん。
能力を使うとメンバーが入れ替わるっていう呪術廻戦の東堂の不義遊戯ばりの変化球は、キックかパンチかかめはめ波の単調戦闘シーンに変化を入れたかったんでしょうがあまり効果は感じなかった。
無理矢理の必然性でネコを大量投入した後半は、もうチャンネル登録伸び悩みのユーチューバーの最後のネコ頼みみたいでMCUの黄昏が感じられます。
あざといとは思いながらネコに星3つ。
いんでないかい
いつも一緒に鑑賞に行っていたマベトモにも見放され、今回は一人で鑑賞。
期待値ゼロで挑んだが、そのせいか否か意外にも私的には好評価。
チェーン店ラーメン屋の限定フェア商品くらい美味い。
これで餃子とチャーハンがついてくるんだから文句ないだろう(え、何の話?)
アレとこれのクダリを絡めて、こいつ出しても、多分MCUファンしか観てないだろうからみんなついてこれるよね?っていうサービスも散りばめられ、よく煮込まれた鶏出汁の旨味もグー!(だから何の話って)
そしてエンディングら辺の続き気になるよねっていう演出もたまらんね!
猫のことは敢えて言いますまい。
ま、よかったよ!ごちそうさまー!
MCUで女子会
やはり『アベンジャーズ/エンドゲーム』までが最高潮だったのか、徐々にヒーロー映画離れや下火を肌でも感じる。今年に限って言うと…
『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』は好評だったものの、DCはことごとく撃沈。『ザ・フラッシュ』は個人的には良かったが、興行・批評共に期待外れ。『ブルービートル』に至っては日本未公開…。『アクアマン2』が控えているが…?
さて、MCUは…?
『アントマン&ワスプ:クアントマニア』は賛否、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』は好評。配信ドラマシリーズは賛否。変わらず意欲的に作品を発表し続けているが、かつてよりかは精彩に欠ける印象。
そんな中、『キャプテン・マーベル』続編。続編と言っても直接の続きではなく、MCU連作の続き。
あの『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』『~エンドゲーム』の絶体絶命の中、救世主となった宇宙最強女子(スーパーヒーロー)、今回もヒーロー映画全ての救世主となるか…?
尺はMCU最短の105分。近年のMCU作品の中でも最も娯楽に徹していた印象。
今回のウリは、3人の女性ヒーローの共闘。…いや、入れ替わり。
キャプテン・マーベル、ミズ・マーベル、キャプテン・ランボーがある現象によりパワーを同時に発動させる事によって、“私たち、入れ替わってる~!?”。
キャプテン・マーベルは説明不要として、
ミズ・マーベル。本名カマラ・カーン。アベンジャーズ・オタクの女子高生で、キャプテン・マーベルの大ファン。祖母から貰った謎の腕輪で光を実体化する能力を持つ。
キャプテン・ランボー。本名モニカ・ランボー。キャプテン・マーベルことキャロルのかつての親友マリアの娘。今はフューリーの下でエージェントとなり、身に付けた超パワーはあらゆるエネルギーを知覚し操作する能力を持つ。
3人の内2人でもパワーを発動させると、平常時でもバトル時でも入れ替わる。入れ替わると言っても身体ではなく、場所。一方が今いる場所から瞬時にこちらへ、もう一方も今いる場所からあちらへ。
本人たちの意思に関係なく交錯するかの如く入れ替わるのだから、もう面倒。特にバトル時なんかは。お願いだからそっちでパワー使わないでよ!
なので自ずと即席チームを組んで共闘。言わずもがなキャプテン・マーベルはチームプレーが苦手で仏頂面。カマラはオタク心丸出し、モニカはキャロルへ確執あり。
3人のやり取りや友情。最初は足並み揃わないが次第に連係していく様はヒーロー映画あるある。入れ替わり訓練シーンは何かきゃぴきゃぴ楽しい女子会みたい。キャロルも普通に女の子してんじゃん。
前作以上にブリー・ラーソンの美貌が映えてたね。彼女はクール担当。
モニカ役のテヨナ・パリス。彼女は真面目担当。
儲け役はカマラ。イマン・ヴェラーニのユーモアとナチュラルさが立っていた。
初期は威厳あったフューリーもすっかりお茶目なキャラに。サミュエルの素かな…? 彼とこれまた愉快なカマラの家族の掛け合いも和気あいあい。
それから、宇宙最強にして最可愛の猫ちゃん、グース。猫ちゃんたちを使っての宇宙基地脱出法はウケたね。
突然ミュージカル。MCU初のミュージカル…!? 会話は全て歌って踊る“ミュージカル惑星”は個人的にツボ。にしてもキャプテン・マーベルが○○してたなんてびっくり!?
以上、楽しさや面白さはあった。…けど、
モニカもカマラも初登場のキャラではない。
モニカは前作にも登場。演者は別だが。彼女が超パワーを身に付けた経緯は『ワンダヴィジョン』で描かれ、その後。
カマラはそのまま『ミズ・マーベル』からの登場。本作、『キャプテン・マーベル』の続編でもあり『ミズ・マーベル』の続編でもあるという。
フューリーについても『シークレット・インベージョン』の後。
つまり本作、MCU映画シリーズより配信ドラマとの関連が濃い。全く分からない事はないけど、ちょっと入り込みにくい。
特に序盤なんか状況や設定やキャラ描写の説明ナシにポンポンポンポン話が進み入れ替わるもんだから、少々置いてきぼり感…。
敵に関しても。今回の敵ダー・ベンはキャプテン・マーベルを“破壊者”と呼び恨みを持つ。序盤、その説明描写はナシ。話が進むにつれ恨みの理由も明らかに。『キャプテン・マーベル』前作と関係あり。見ていく内に思い出したけど、これも初見だときつい。
『キャプテン・マーベル』前作も序盤は「?」「?」だったが展開していく内に繋がっていく面白さあったが、一応今回もそんな感じだが、前作より巧みさには欠けた。
入れ替わりも設定のユニークさだけで結局的に巧く活かし切れず。最後はただ単に共闘アクション。
今回のキーアイテムの“腕輪”と危機。何だか話もとっちらかって忙しく、劇中の台詞を借りるなら“こんがらがってる”印象。
ダー・ベンが持つもう片方の腕輪でキャプテン・マーベルの力を吸収して自分に増幅させる厄介な敵だが、それほど強敵感や脅威は感じられず。
ストーリー面もアクション面もビジュアル面も監督ニア・ダコスタは秀でたものを発揮出来ず。
女性主役で、それぞれ白人、黒人、ムスリム人。敵も有色人種の女性。昨今のディズニーのお馴染みの“アレ”。
つまらなくはなかったけど、これまでの安心安定MCUにしては…。気楽に見れるけど全体的に軽く印象も薄めで、暫くしたら内容忘れちゃいそうな…。
キャプテン・マーベルも今回ばかりは救世主になれなかった…?
ヒーロー映画もこのまま終焉を迎えてしまうのか…?
いや、新生“DCEU”始動。
MCUも来年の『キャプテン・アメリカ』新作に始まり、悪党チームの『サンダーボルツ』、『ブレイド』『ファンタスティック・フォー』のリブート、『アベンジャーズ』新作2部作と強力ラインナップ。他にも多数。
そして今回のポストクレジット。あのヒーロー映画といよいよ…!? ここが一番テンション上がったかも。
今は苦境であっても、ヒーローは窮地を乗り越えるもの。
“マーベルズ”もまた戻ってくる。
なんか、こう、もうちょっと、もう一息
MCUは好きだけど、正直ドラマまで全部見るのはしんどい。
ワンダヴィジョンあたりで脱落してしまったので、ミズマーベルちゃんのこと知らない。
でもわかりやすいキャラなので特に違和感はなかったのですが。
ですが。今までの作品数やキャラが多すぎて、緑のなんとか星人とか惑星ハラのこととか、非常にうろ覚えでなぁぁぁぁぁぁぁぁんとなくの感覚で見るしかない感じ。
それでも楽しめるのがMCUのいいところなんですが。
それでももうちょっと、新鮮な驚きとか、目新しさとか、そういうのが欲しかったなあ。
それと今後はドラマ見てないとついて行けない予感。ドラマまで全部見るのはさすがに無理よ!
ディズニー+のドラマ観てないと、キャロルとニック以外誰!?ってなるね^^;
金曜レイトショー『マーベルズ』
当初は、キャプテンマーベル2として制作予定も・・・
配信ドラマで登場の2人とユニット組んでの作品となり・・・
ディズニープラス観てないと、キャプテンマーベルとニックフューリー以外"誰!?"ってなるのは確実!
連ドラ観ずにいきなり劇場版や最近の仮面ライダー観ずに、年末の劇場版観ても登場人物の関係性分からないのと同じ感覚かな!?
悲劇のヴィランも強いのに存在感薄く勿体無い気もしますが・・・
物語は、単純でスピーディで上映時間も短いのでサクッと観れるので、そんなの気にしないって方は大丈夫です。
マーベル含むアメコミ系映画好きなら配信系観ずに、映画観ても把握出来ないのもあるのか、コロナ前のMCU初日の客入りと比べると鑑賞者少ない。
それプラス通常の映画代金高すぎるのか、ここ最近のシネコン人口激減。。。。
テンポはよい。だがね〜
今までのmarvel作品に比べて上映時間が短い本作品ですが、グダグダ感がないので良かった思う。
ただ今までと比べてかなりDisney感が出てるのが、個人的には嫌かなぁ
あと、ドラマシリーズを観ている前提での作りがあるので、なんだかなぁ〜。
以下、思った事など。
•カマラ(ミズマーベル)が微妙に鬱陶しい。
憧れのキャプテンマーベルに会えてテンションが上がってるのはわかるが、あの絡み方は観てると鬱陶しい(後半はそうでもなかったが)例えるなら現場で作業中などに無駄に絡んでくる小学生かな。この前もおったわw
•ドラマの知識が必要
先にも書いたがmarvelシリーズ初見さんお断りって感じがしてきた。エンドゲーム以前の作品は前作を少し観てればより楽しめる。観てなくても楽しめるって感じだったけど、最近はドラマシリーズ観てね〜それの延長上の話だから〜って感じが強い。少し前のドクターストレンジなんてもろにそうだったし。マーベルズもドラマのワンダヴィジョン観てないとわからないし誰、何ってなるし、ミズ•マーベルも観てないと誰ってなる(最後のホークアイネタなんして知らん人がみたらわからんぜ)ドラマ全部見るの辛いの。
•Disney色が強くなってきた。
Disney色が強くなってきた。歌で会話のシーンなんてモロにDisneyやん。ダンヴァースさん、ドレス着て踊ってますやん。ミュージカル映画か。あと王子バイリンガルの設定はこの後絶対面倒だからいれたやろw
•猫(フラーケンだったけ)くだりは良かったと思う。
ステーション中に謎の物体が大量に発生したってシーンはなんとなく猫の卵(自分でも何言ってるかわからんが)ってのはすぐに予想がついた。だかそれを脱出に使うのはよめなかったよw
•X-MENいよいよ参入か?
最後にX-MENが出てきたので、そろそろ絡むのかと思ってしまった。ビーストさんあいかわらず青いね。
•マルチバースネタは世界が広がりすぎるのでは
X-MENが参入してくるのは嬉しいが、どんどん広げていくとかなり壮大な世界観になって、観客も大変。風呂敷回収できるかw
以上
風呂敷を広げすぎて、未回収のまま終わらん事を祈っております(エターナルズ とか)まぁ、個人的にはヴェノムともしっかり絡んでほしいわ。
やっぱり映画館で観ると面白い。
おそらくディズニープラスに1年と待たずに、
サブスク解禁されるだろうが、
映画館で観るというストーリーに意味がある。
直近はマーベルが少しずつ勢いが落ちているのは
事実だろう。みんな死んじゃったし。
しかし、それは私たち観客も、観る体制が出来ているか?
今日も映画館で観ていた人の内、
1人じゃない程度携帯をいじりながらみる人もいた。
それだと映画の楽しみ半減するぞ。
家で観ろよ。
という意見を最初に書いてしまいましたが、
本映画の内容は、
ガールズチーム感満載で面白かったです。
下記が感想。
・「チャーリーズエンジェル」を彷彿とさせる美人トリオの展開が熱い。
・グースがキャロルの相棒として冒頭から強めに出てるなと思っていたら、まさかの出産
→もしかしたら、女性像と掛けているのかも。
・最後のモニカのシーンは泣いたが、エンディングではX-MENのユニバースに入った
→X-MENチームはマルチバースとしては、めちゃくちゃ使いやすいなと思った。そして、やっぱりデッドプールがめちゃくちゃ楽しみになった
・入れ替わりアクションは最低限見れて良かったが、我々は東堂葵のブギウギを知っているだけに、少し物足りなさは感じた。
・キャロルのプリンセスシーンは素敵すぎて似合いすぎた。プリンスも例の韓国俳優が割とガッツリ出てきて面白い。あのまま「ナトゥー」ばりのダンスシーンに入るかと思い、ワクワクした。結論、本編くらいのサイズで良いかと思う。
取り残されてもそれなりに楽しめた
「ハリウッド映画の終焉」(集英社新書)という本を読んだのだが、その中で「スーパーヒーロー映画がもたらした荒廃」という章がある。#MeToo運動とコロナ禍がマーベルの映画にどのような影響を与えたのかという内容。ディズニーの傘下に入ったマーベルが、Disney+でドラマを連発させることで映画についていけなくなる観客を多数生んでしまうのではないかということが書いてあった。Disney+が中国では観られないので大きな市場である中国のファンがいつかハリウッド映画を観られるようになったときついていけなくなって離れてしまうのでは?という懸念だった。
本作を観てこの本の内容を思い出してしまった。マーベルの映画はほとんど観てきているのに、ドラマを観ていないためについていけない部分があるのだ。そうだよな、自分も取り残されている側なんだよなと実感した。しかも、ポリコレ問題も深化(主人公が女性で人種も多様)させているし、世代交代や代替りの問題も受け入れていかなければならない。この「マーベルズ」は、そんなことを観客に突きつける映画だ。私達はこれからもこんな感じで映画作っていくけど、どうする?ついてくる?と。
今まで、細かいところも理解した上で、そんな展開がくる!?とかあのセリフの重み!とか感じていたが、そんな細かいところはスルーしてなんとなく理解すればいいかと割り切るのか。それともディズニーの思惑通り、Disney+に課金し多大な時間をかけてドラマも追い続けていくのか。いや、まだ結論は出ない。何かの決断をしなければ前者の道を選ぶしかないのだが。
本作は、3人の入れ替わりの戦闘シーンや、猫たちの大量発生はかっこよくて笑えるものだった。それなりに楽しめたのも確かなんだよな。今後の展開の方向性も悪くないし。それだけに迷ってしまう。
サイドストーリー的なマーベル
地球🌏が絡んでいないので危機感が今ひとつ。既存シリーズと比較すると相当なパワー不足でした。力を使い度に入れ替わる目まぐるしさが強調されて何をどこでやっているのか理解不能に。演出としてはNEWでも伝わりにくい。展開に深みがなく猫ちゃん🐈がヒーローを横取りか?
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おもしろいけど、劇場未公開作品との絡みはつらい…
MCU作品ということで無条件に鑑賞決定。久しぶりのIMAX3Dで堪能してきました。3D感はそれほどでもなかったですが、やはりこの手の作品はIMAXとの相性がいいです。
ストーリーは、キャプテン・マーベルことキャロル、ミズ・マーベルことカマラ、S.W.O.R.Dエージェントのモニカの3人が、パワーを使うたびに入れ替わってしまうという不思議な現象が起き、これには量子バングルの片方を手に入れたダー・ベンが不安定なジャンプポイントを作り出したこと、もう片方をカマラが持っていることが関係しているらしく、キャロルたちはチームを結成してダー・ベンに挑むというもの。その中に、キャロルの苦悩、モニカとの関係修復、カマラの正式参戦などの要素を盛り込み、物語に奥行を与えています。
…と記してみたものの、正直言ってもう序盤からわけがわかりませんでした。前作は鑑賞済みにもかかわらず、ほぼほぼ忘れてしまった自分が悪いのですが、他作品との関連を思わせる部分が多かったのも原因の一つです。特に、「ミズ・マーベル」「ワンダヴィジョン」を未鑑賞の自分には、本作はかなり敷居が高かったです。それでもまあなんとかストーリーの大筋は理解できたような気がしますが、さすがに劇場未公開作品を絡めるのはやめてほしいです。
そんなわけで、細かいことは気にせず、目の前の映像を楽しむことだけに切り替えれば、最後まで楽しく鑑賞できます。特に本作の見どころともいえる、予告で何度も観た3人の入れ替わりはおもしろかったです。その理屈は1ミリも理解できませんでしたが、映像表現だけは秀逸です。当初は入れ替わりに戸惑っていた3人が、その原因を理解し、チームを結成するまでの流れも、テンポよく描かれています。そんな3人が入れ替わりを逆手にとろうとトレーニングするシーンは、なかなか微笑ましくてよかったです。
さて、ラストでは次なるチームへの布石が打たれます。これは「ホークアイ」絡みでしょうか。今後もさらに広がり続ける世界観についていけるか、もはや期待より不安の方が大きくなりそうです。
主なキャストは、ブリー・ラーソン、イマン・ベラーニ、テヨナ・パリスで、三者三様の活躍と個性が光ります。脇を固めるのは、ゾウイ・アシュトン、パク・ソジュン、サミュエル・L・ジャクソンらで、それぞれに存在感を発揮しています。
女性ヒーロー達の活躍
最初の10分??で、前作のキャプテン・マーベルを復習しておくべきでした。
マーベルコミック原作の映画なので当然ですが、ストーリーがとてもアメコミぽいかったです。
歌あり、踊りありでインド映画テイストもあり、パク・ソジュンも出て、可愛いネコも活躍します。
残虐シーンもほとんどなく、バトルも軽めですので、女性にもおすすめです。
3人の女性ヒーローの中で、カマラ・カーンが子供体型でテーンエイジャーぽく言動も可愛いらしく自然でした。
その分キャプテン・マーベル嬢のフォルムが、バキバキで女優魂に溢れていました。
しつこいですが、可愛いネコ、ネコ、ネコでした。
テレビシリーズ前提
まぁここ最近のマーベル作品はほとんどなんだけど、本当にやめてほしい。
テレビドラマを裏ストーリー、補足的にするなら良いんだけど、映画本編にキャラ説明がないので、ドラマ見てないとどんなキャラなのかさっぱり。
他の作品と比べてもこれが顕著に出ている。
映画の内容としても、正直そんなに面白くない。キャプテンマーベルが強すぎるというのもあるか。
んー、でもやっぱり話が微妙なんだよな。
主人公?のミズマーベルが、ようはオタク系キャラなのに、いきなりそこそこ戦えてるし、キャプテンに会った時も割とすんなり受け入れちゃうし。オタクにしては…という印象。
アクションは入れ替わりで戦う発想は面白い。
が、過去の戦闘シーンに比べたらちと弱い。
ストーリーもアクションも微妙という、正直がっかりな作品でした。
マーベルシリーズは、新しい展開になってから、微妙な作品が多いのが気になる。
こっからの巻き返しに期待かな。
クラーケン、主役だな。
ミズ・マーベル見てたらもっと楽しめただろーなー。それでもやっぱりヒロイン3人揃ったらつまらないわけないし。いつもの作品たちよりユーモラスな展開1割マシなのもよい。キャプテンマーベル、って日本では馴染み薄かったと思うけど毎回カッコよくて最高。
コメディー要素が多いので退屈しない。82点
初めてアベンジャーズの作品を映画館で観ましたが楽しめました!半分コメディーですね!子供が楽しめる作品(退屈はしなさそう)といっても良いでしょう。周りの人達は大人の方が多かったですが。
エンドロールの後に映像がまだ流れるので途中退出は禁止です。あれは次回に続く感じなのかなー?
新たなる女性チーム結成・そして次のステージへ…
『アベンジャーズ・エンド・ゲーム』のラストで、最後に遅れてきて、いとも簡単に強敵サノスをぶちのめした、最強戦士キャプテン・マーベルのシリーズ第2弾。本作では、新たに2人の女性を仲間とした3人でチームを組み、敵に立ち向かう物語。VFXを駆使した、時空間が入り乱れる宇宙を舞台にした、壮大なスケールのSFアクション。
キャプテン・マーベルのオタク女子高生・ミズ・マーベルが身に着けていた、祖母から譲り受けたバングルには、力を込めると瞬時に互いが入れ替わってしまう秘密のパワーが隠されていた。そのパワーが解放されたことで、フューリックの元でエージェントとして活躍していたモニカとキャプテン・マーベルが引き寄せられる。
一方で、対になっていたバングルの片方を手に入れたキャプテン・マーベルに過去の恨みをもつダー・ベンは、そのバングルのパワーを活用して、キャプテン・マーベルに復讐を誓い、死闘を繰り広げる。しかし、その恨みについては、キャプテンとベンの双方に言い分があり、それぞれに正当化できる要因や理由がぶつかり合い、ある意味、今のきな臭い世界情勢と重なる設定であるとも感じた。
そして、長くシリーズ化されているマーベル作品の流れが分かったていないと、内容的にはなかなか入り込めないかもしれない。自分も映画は、全て鑑賞しているが、テレビドラマ・シリーズは観てないため、ミズ・マーベルやモニカの立ち位置や役どころが最初掴めずにいて、冒頭の3人が次々と入れ替わり戦闘するシーンの意味がよく分からなかった。
主役のキャプテン・マーベルには、お馴染みの金髪の美しいブリー・ラーソンが演じ、ミズ・マーベルには、ドラマシリーズから引き続き、イマン・ベラーニが務めている。また、モニカ役と敵のダー・ベン役には、お初にお目にかかるテヨナ・パリースとゾウン・アシュトンが演じていた。2人とも個性ある女優であると感じた。
本作は、『アベンジャーズ』亡きあと、マーベル・シネマティック・ユニバースの今後の展開を見据える上で、本編終了後の得意のオマケシーンが、重要なカギとなってくる。本作を『それ』に繋げるパイプ役作品と位置づけることで、更なる壮大なファンタジー・アクションを継続し、結びつけていくマーベル・シネマティック・ユニバースの強かな戦略もうかがえた。
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