星空のむこうの国

劇場公開日:

星空のむこうの国

解説

「七瀬ふたたび」などで知られる小中和哉監督が1986年に手がけた劇場長編デビュー作を、「蜜蜂と遠雷」などで注目される鈴鹿央士を主演に迎えてセルフリメイクしたSF青春ラブストーリー。作家で脚本家の小林弘利が原作・脚本を手がけ、パラレルワールドに迷い込んだ少年の恋の行方を描く。高校生の昭雄は、2カ月間ずっと同じ美少女の夢を見続けていた。そんなある日、昭雄の前にその少女・理沙が現れる。理沙はある約束を果たすため、もうひとつの世界線に生きる昭雄のことを呼び続けており、そんな彼女の純粋な思いが昭雄を呼び寄せたのだ。33年に1度のシリウス流星群の接近を前に、まっすぐに惹かれ合う昭雄と理沙だったが……。

2021年製作/93分/G/日本
配給:エイベックス・ピクチャーズ
劇場公開日:2021年7月16日

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4
  • 画像5
  • 画像6
  • 画像7
  • 画像8
  • 画像9
  • 画像10
  • 画像11
  • 画像12

(C)2021「星空のむこうの国」製作委員会

映画レビュー

4.0通勤でこの千葉市の懸垂型モノレールを使っていた

2024年3月3日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 2件)
マサシ

3.5ノスタルジックなジュブナイル作品

2021年8月1日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

アオハル+パラレルワールドというジュブナイルの、今日ではメジャーなテーマを扱った1980年代の作品のリメイク版。ノスタルジックで手作り感があって優しい作品だった。
画面一杯の星空と流れ星と、主人公達の今を生きる必死な姿。
見終わったあと、季節は違うのだけれど、好きな人と花火大会や夜祭に行った後のような気分になった。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
SpicaM

2.5チープなCGが目に余る

2021年7月21日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

単純

寝られる

全くと言っていいほど、映画好きからも総スカンを食らっている本作。単館系でもここまで盛り上がりに欠けるのもなかなかない。ただ、まあピュアな人が作った映画って感じ。

個人的には、鈴鹿央士と秋田汐梨を目当てに観に行ったので、その二人の演技を観れただけでかなり満足。寧ろその二人が頑張るしかない映画でもあるので、期待値は超えたといったところ。また、lolの佐藤友祐が意外な収穫。上手に作品の逸脱を防いでいた。ほぼ役者が空気を頑張って作って、編集でおじゃんにする感じ。

内容はというと、セルフリメイクだけあって割としっかりしている。実にピュアな感情で作られたのだろうと思える、疑念の少ないドラマ。役者冥利に尽きる空気感に結構ジンとくるが、描写で冷めに冷めまくる。SFらしいポイントを押さえた上でパラレルワールドの可視化を努めているが、肝心の描写が卒業制作レベルで、今どきここまで安っぽいモノも中々見れない。また、引き延ばして作った感じも多数見られ、よっこいしょが聞こえてきそうなほど色々描かれたシナリオは少しダルい。80分切っても良かったと思う。過去の栄光にすがって自慰行為をしたような映画で残念。

何度でも言うが、役者はいい。それを観るためが動機ならいいと思う。ただ、CGをぬるめに使えば冷めることぐらい分かっていて欲しかった。今やCGは違和感なく作られる時代。かなりマンパワーで乗り切ろうとした編集にため息と失念をする作品。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
たいよーさん。

もう一つの地球に自分の居場所はない

2021年7月21日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

重病人を連れ出して自分は元の世界に戻る話

なんでも監督の30年前の作品のセルフリメイク作品だそうで、その前作を見てないわけなですが、時間もあったのでなんとなく鑑賞してみました。

大林宣彦監督の作風を意識しているのかな?それとも30年前の作品がこんな演出だったのかな?

とにかく古いというかセンスが独特と言うか、合わない人には合わない作風でしたね。
自分は大林監督作品すきなので、申し訳ないが本作はその劣化コピーだなと思ってしまった。

セルフリメイクのした意図は知らないけれど、正直もっと現代風にした方が観客受けしたのでは?
すくなくとも小中和哉監督のファンでも何でも無い自分は見てて辛かった。
面白いと思えるシーンが一切ないし演技も微妙、一体この作品は誰のためにそして誰向けに作ってるんだろうか。

作りたいものを自由に作っていいし劇場で見る映画を選ぶのも自由だけれど、自分に合わない作品を見た時のやるせなさときたら…
いや、予告編からして全く魅力を感じなかったし、そんな感情を持つ映画をわざわざ見た自分が100%悪いんだけれども、ひさしぶりにガッカリ映画体験でした。

アニメ映画たったらまだ見れたかもな~
ストーリーとかは青春SF?世界系?なので新海誠の影響与えてそうな気もするし物語自体は嫌いではないのだけれど、如何せん実写でやるには物語の強度が足りない気がしました。
リアリティも納得もまったくできない、それこそ監督の中だけ完結した話感がありありとしていて、付いていけない。

「自分の作品なんだしやりたい事やって何が悪い」って言われたらそれまでの事だし、私自身もその言い分は全面的に賛成。ただ私には合わない作品でした。

面白い、面白くないの尺度に捕らわれずこれからも色んな映画を見ていきたいですね。

----------------------------------------------------------------------
劇中セリフより

「流星群がなんだって言うんだ」

命に代えて見たい景色、命に代えて過ごしたい時間は本人しか決められない。
自分にとって一番大事なことに他人の理解を得る必要はない。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
フリント
関連DVD・ブルーレイ情報をもっと見る