「ジョン・ライドンa.k.a.ジョニー・ロットン」The Public Image Is Rotten ザ・パブリック・イメージ・イズ・ロットン 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ジョン・ライドンa.k.a.ジョニー・ロットン

2021年8月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

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初期Punkの大物ドン・レッツからピストルズのドキュメント映画「THEGREATROCK'NROLLSWINDLE」を撮ったPunkな映像作家ジュリアン・テンプル、信用できる御意見番的存在なSonicYouthのサーストン・ムーアに最近じゃこの手の映画に引っ張りだこなレッチリのフリーやBeastieBoys、Mobyなどビル・ラズウェルは静止画!?

エンディングロールではイアン・マッケイやジョン・ウォーターズまで登場、TheSlitsのアリ・アップに触れる場面や母親に奥さんと感傷的になるジョン・ライドンの姿に戸惑いながらも興味深く。

SexPistolsと出会いPunkに目覚めた中一の自分が本作を観たら幻滅し落胆していたかもしれない、まだPublicImageLtdすら知らなかった自分、今やひたすら1stだけ聴いている、シド・ヴィシャスが生きていたら今現在の姿を想像するとゾッとしてしまう、ジョニー・ロットンはジョン・ライドンではないがジョン・ライドンはジョニー・ロットンだった、生き恥晒しながらのイメージがありながらも偉大な人物であるのは確かな事実。

万年 東一