「全く碌でもない国…アメリカ」モーリタニアン 黒塗りの記録 skeptikal999さんの映画レビュー(感想・評価)
全く碌でもない国…アメリカ
犯罪者と最初から決めつけ、偽りの罪を自供するまで拷問し続ける。
日本の警察が犯してきた冤罪事件と全く同じ構造。
脅迫、暴行、暴言、長時間にわたる尋問と無理な姿勢の強制、強烈な大音響や寒さで眠らせない、食事を摂らせない、遮音と遮光、強かんなどなど。
エンディングに、CIAも国防総省も非を認めず、拷問に関する謝罪もしていないとあった。
製作がアメリカでなく、イギリスというのもそういう事情からか。
こうした一連の罪業により、しばしば世界各国から怨嗟の対象になっていることの自覚がないようだ。
元アメリカ合衆国国防長官・ドナルド・ラムズフェルドはそもそもろくでなしだが、裁判が結審したにも拘らず、その後七年もの間収容所に拘束し続けた元アメリカ合衆国大統領・バラク・オバマも善人面した、どうしようもないクソ野郎だ。
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