劇場公開日 2021年8月20日

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ドライブ・マイ・カーのレビュー・感想・評価

全581件中、41~60件目を表示

4.0映画と演劇が混ざった長編

2023年1月7日
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鑑賞方法:VOD

もう少し要約して時短しても良かったかな。内容は演劇仕立ての場面やら、ドライブやら、あっちこっちに跳び跳ねた感じで少し疲れた。二度見しないと深みがわからないと思った。

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優翔太郎

2.0難しい&長丁場

2023年1月3日
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鑑賞方法:VOD

知的

難しい

劇中のメインに出てくる「ワーニャ叔父さん」の話を全く知らないのと、舞台にも興味が無いので、舞台で使うセリフなのか?日常会話なのか?中々理解が難しい。。。夢か現実か曖昧な感じを描くのが上手い村上春樹ワールド全開!どのキャストにも感情移入できない。私には難しすぎた。

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コマキ

4.0自分と向き合うことの大切さ

2022年12月22日
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鑑賞方法:VOD

広島の地で妻を亡くした悲しみを乗り越える
演劇俳優の話。

長尺と思わせない、展開のある作品でした。
広島住みの僕にとってはどこも知ってる場所で
全然飽きなかったってのもありますけど。

タイトル的にロードムービーなのかと
思いましたが全然違いました!
運転手をはじめとした周りの人物との会話の中で
知らなかった妻のことを知ったりしていきます。

他人を知るには自分を知ること、
真実から目をそらさず逃げない、
ってことを学びました。
どちらもなかなかグサリものでした。

タバコシーンが多いので
喫煙者のかたは吸いだめして観てください、
3時間もあるので。

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マスノブ

3.0村上春樹をまだ理解できていない自分を実感

2022年12月18日
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高槻に何度も裏切られながらも向き合う家福さんのすごさを感じた作品でした。自分だったら相当しんどいなと思います。

正直、「なぜその行動をとったのか?」がまだ自分にはわからない場面がいくつかありました。村上春樹さんを好きな方にはわかるのでしょうか。

家福さんが泊まっていた宿からの景色が素敵でした。

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おはな

4.0美しい

2022年12月18日
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村上春樹なんて読んだこともなけりゃ興味もないが
引き込まれる。

色々と違和感があるけど、引き込まれる。

なんやかんやでも引き込まれる映画は良い。

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TKR

3.5春樹と滝口監督でアカデミー

2022年12月12日
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アカデミーで受賞をされた日本の作品と知った上で鑑賞。もっと揺さぶりをかけられる作品かなと想像していたのだが、こういった作品が評価されたとは知らず、意外だった。アカデミーで。

村上春樹の色が強いキャラクターに性描写、そして多言語の劇と、アカデミー賞受賞だからと映画館に行って気まずくなった人は結構いるのではないか。北海道を目指したときは、なんか、きたーっと思ってしまった。この作品が好きかは、村上春樹の作品が好きかにも寄るのかと思う。だから世界的にも評価をされても自分は3.5の評価なのかな。素敵だし美しいけど、何度も見返したいかは別かな。過去のしがらみからの解放、自分はそんなテーマを感じました。

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Raita Maipen

2.0どこまでいっても村上春樹

2022年11月29日
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むかし ノルウェイの森 ねじまき鳥クロニクル スプートニクの恋人 他にも
いくつか読んだか思い出せん

ほとんど内容を覚えていない それほど印象に残らない なんで世界的に評価されてるのか理解できない作家のひとり

これも、まあ西島秀俊は好きな役者だし
カンヌで認められたのならと期待せずに観てはみた

まあ、期待しない域をはるかに下回るつまらなさ のっけからなにいってんだこの奥さん?というとっつきにくいセリフに始まり、映像はホラーかというくらい陰鬱で暗くなんか不吉な雰囲気に満ちている

題名からしてロードムービーかと思ったらまるで違ってとにかく鼻につく場面のオンパレードだし、セリフの言いまわしが
~だった。~だった。の小説ならともかく、映像にすると不自然極まりない話し方で
それが村上春樹らしいんだと思ったとしても映画なら、変えろよバカなのこれの監督?と思いましたね

西島秀俊は淡々と抑揚なくしゃべる役が多く、淡々と進む村上作品にはあってるかな
岡田将生は珍しい役どころと思った
女優はあまり印象に残らなかった

やっぱりなんかな。村上春樹だから、さらに海外でも評価されたからこんなに高評価な部分もあろうが、よくよく考えてまず、面白いですか?と問いたい
理解できないお前が未熟なのさ、と鼻で笑われそうだが 別にじゅあ笑ってくれと言うですよ
つまらないものはつまらない そこは単純に考えるこのオレよ

ノルウェイの森も映画になってたんだ
まあ、全く観るきしないがね

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守銭奴見習い

4.5最初の30分は絶望の展開だった。 なんだこれは。むくわれなさすぎる...

2022年11月20日
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最初の30分は絶望の展開だった。
なんだこれは。むくわれなさすぎる。ここからどんな展開になるんだ。と序盤は重い気持ちになった。

終盤、「大丈夫」「私たちは大丈夫」この言葉で救われたのは家福自身だったんだろう。
「男が付け髭を外す映画」とプロの方がレビューされている。まさにその通りだと思った。

古典文学や演劇に造詣が深ければさらに楽しめたんだろうな。

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あぶる

3.5難しい・・・

2022年11月13日
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第74回カンヌ国際映画祭で脚本賞、第79回ゴールデングローブ賞では非英語映画賞(旧外国語映画賞)、第94回アカデミー賞で国際長編映画賞を受賞。

家福悠介と家福音夫婦の物語、渡利みさき、そして劇中劇の『ワーニャ伯父さん』と、複数の物語が混ざり合った作品で、ちょっと難しく感じます。

ここからちょっと辛口。岡田将生、要りました?ハッキリ言って、西島秀俊や三浦透子の演技に比べると、素人と言っても良いような演技に感じてしまいました。でも、彼の演じた人物は、家福悠介の妻音への気持ちと、そして、広島国際演劇祭で家福悠介は舞台復帰せざるを得なくなる設定のために、必要な役ではあったんですけどねぇ。でもな、と思いました。

あともう一つ、こちらは素直な感想。劇中劇の『ワーニャ伯父さん』ですが、ああいう多言語での上演ってあるんですね??めっちゃ不思議な感じがしました。

最後、家福悠介は再生できたんですかね?それと、渡利みさき。彼女は、どうした??

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勝手な評論家

3.0僕の思う村上春樹

2022年11月10日
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始まりから、
うわぁ村上春樹っぼい!と笑ってしまった。
ハルキストでもないので、2作しか読んでないのだけど、
僕のイメージは
水色、タバコ、オ○ニーで
まんまそのままだなと思いました。

文学的な理解度で言うと、表面で起こってる事しか
理解出来てないので、
このキャラはなんのために?
なぜこう言う設定で演出なのかは分からないのだけど、
ただ、作りが面白くて
音が残した謎の部分や岡田将生くんのキャラが
ミステリーぽくもあり、
かなり早い段階で置いてけぼりを喰らうのだろうなと
思ってたけど、最後まで面白く見れました。

薄い理解の僕でも、
実はこう言う関係なんじゃないだろうか?
あのセリフはこう言う意味なんじゃ?
と考察するのも楽しかった。

残された人間は亡くなった人の事を
完璧に理解する事は出来ず、
忘れる事も出来ず引き摺って前に進んで行くしかない
と捉えたので、
雰囲気だけ掴んで謎は謎のままで良いか。
と言う感じで見れました。

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奥嶋ひろまさ

4.0前半:違和感、中盤から、挽回

2022年11月10日
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【鑑賞のきっかけ】
カンヌ国際映画祭や米国・アカデミーなどで数々の賞を受賞した本作品は、鑑賞候補となっていたのですが、永らく未見でした。
動画配信のコンテンツの中に本作品を発見し、鑑賞してみることに。

【率直な感想】
<冒頭は、違和感>
予備知識は入れないように鑑賞する私にとって、冒頭からのシーンは、違和感のあるものでした。
主人公の舞台俳優・福家(西島秀俊)と妻の音(霧島れいか)の性描写が続く。
しかも、音は、性行為の際に、物語を福家に語る。
福家は、赤い愛車を運転する際の習慣として、音が演劇のセリフを録音したテープを流す。
それは、相手のセリフの時間が無言になっていて、福家は、音が無言の間に、自ら覚えたセリフを吐いて、練習をする。
この冒頭には、興味を感じず、その後の展開に不安を感じてしまいました。
その後、音は突然死。
場面は、変わって「2年後」。
赤い愛車を運転しながら、相変わらず、音のセリフのテープを流す福家。
ここで、タイトルは映りませんが、スタッフの名前が表示されていく。
いよいよ、本編に移るのだ、と思った瞬間。
始まってから、40分くらいのところでした。

<その後の展開には引き込まれた>
本編に入ると、性描写はなくなります。
福家が車で向かった先は、広島。
演劇祭の演出を任されていたのです。
オーディションを含めて、2か月の滞在のため、劇場から1時間くらいの場所に宿が準備されていました。
ここで、宿との車での往復のための専属のドライバーとして紹介されたのが、本作品のキーパーソンの一人、みさき(三浦透子)でした。
さらにもうひとり、オーディションに合格した俳優・高槻(岡田将生)が登場し、本作品の三役が揃います。
ここからの展開は、これ以上話すとネタバレになるので記載しませんが、大きな起伏のある展開はないものの、登場人物それぞれのキャラクターの描き方が巧みで、長さを感じさせない物語となっていて、当初の不安は払拭されました。

<赤い車の正体>
物語後半で、私は衝撃を受けました。
あの不安を感じた、冒頭の性描写の続くシーンには、本作品の重要なテーマが隠されていたことが、判明します。
その内容は明かせませんが、鑑賞後、調べていて、なるほど、と思ったことがあります。
題名の「Drive My Car」には、スラングで、「性的関係をもつ」という意味があるのだそうです。
それならば、「性描写」があって当然、というか、ないと、この題名を付けた意味がないですよね。
また、性行為は本来、子孫繁栄のためのものであり、「生」を意味しているとも言える。
一方、本作品には、音を始め、多くの「死」が描かれる。
つまり、本作品は、「生と死」という人間にとって重要なテーマを描いたものと言えるような気がします。

さらに。
後半では、赤い車に、福家、みさき、高槻の三人が乗り込んで走行するシーンが出てきます。
ここで、赤の他人であった三人のそれぞれの「人生」が交錯するのです。
自動車は、密閉された空間の中に、それぞれの「人生」も積んで走行するもの、と捉えることもできるのではないでしょうか。

【全体評価】
冒頭の違和感のある性描写のシーンが、深淵なテーマと転化する物語展開が見事な作品でした。
また、上記では深く触れませんでしたが、「演劇祭」の行方が、物語に花を添える形になっていて、巧みな演出を感じることが出来、数々の受賞も納得の作品でした。

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悶

4.5村上春樹高濃度でありながら

2022年11月5日
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動きの少ないセリフ劇でありながらセリフ外に人間の性や世界の深淵を感じさせる、実はそれこそ村上春樹作品そのものが、すとんと映画になっていてたいそう驚きました。
まさかこんなに良いとは。
車の運動と人間の心の動きだけでこんなに見事な映画になるとは。
ラストの北海道のエモーショナルなシーンに向かい緻密に進められる贅沢な映画でもありました。
見事。

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あした

2.0オスカー受賞に疑問。

2022年11月4日
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『パラサイト』に続くアジア映画が、やらかした第二幕。アカデミー賞の審査は疑問符がつく。村上春樹の不名誉な小説を映画化した、もうひとつの陳腐な映画である。
まったくもって不可解な映画だ。長くて退屈な劇中台詞。シェイクスピアとか。悪い意味で意味不明。

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茂輝

4.5演じるということ

2022年11月1日
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鑑賞方法:VOD

すごく多層的で多面的な作品。
車内にしても舞台上にしても構図がばっちり決まってて
どこか閉鎖的というか、居合わせた人だけの空間に見えた。

自分自身の人間性の発露っていうのは対人関係にこそ表れるものであるって感じで
けっきょくひとり一人は違う言語を使うかのように相いれないっていう。

登場人物はむしろ、劇中劇を演じているときの方が生き生きと自然に見えて
この映画作品の、ひいては現実の社会で枠割を演じ続けることのぎこちなさを感じた。

思えば僕自身も男、社会人、夫、父などなどという役割にすっぽりはまってて
そういや本当の自分ってどんなんだっけと。

そういう振り返りというか、気づきを与えてくれた点で、見て良かったと思える作品だった。

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mar

2.5原作に忠実?

2022年10月30日
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好みが分かれる作品だと思う!
無機質な世界観と感情を匂わせない独特な雰囲気。
小説がそのままスクリーンに映されてる感じかな?
作風と長編のダブルパンチ!
上級者向けの映画だと思います!
私にはまだ少し早かったかな、

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エレベーターガール

3.5傷ついた人ほど心が動かされる映画

2022年10月26日
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悲しみが積み重なる、雪がしんしん積もっていくような、大人の映画。

不倫されたショックと、それを隠して普段通りの生活を進めようとする主人公。

妻が亡くなってから、自分の気持ちに正直であれば良かったと後悔する。

自分のせいで死んでしまった、殺してしまったという気持ち。

それは自分だけではない。

大切な自分の車を代わりに運転してくれる若い女性のドライバー。

彼女の運転技術は、悲しい環境が与えてくれたもの。

母親の虐待を受けつつも、母の弱い優しい別人格に支えられて生きてきた。

全ての母親の言動ひっくるめて、彼女は母親として認識していた。

そんな母親を土砂災害で見殺しにした。

彼女は主人公にそれを伝える。

もっと妻に正直であれば良かったと後悔する。

身近な人を亡くされた方は、深く心に突き刺さるのだろう。

傷ついた人が、傷ついた分、感情が動かされる映画なのかもしれない。

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hiro

1.0久々に失敗した

2022年10月24日
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村上春樹が好きでは無かったことを再確認。
時間を返してほしい。身勝手な人の考えを見せ付けられた長い長い時間でした。何も得られないし、早く忘れ去りたい。金がかかっていない事だけが救い。キャストに釣られただけ。

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motohayako

3.0思わせぶりな

2022年10月23日
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なるほど春樹先生か。

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ダビ

3.0小説を読んでるかのような

2022年10月23日
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映画でした。役者さんの演技は良かった

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マルボロマン

3.0人の死を然るべき時にしっかり考えなかった男の生きざまは初秋の枯葉のように哀れだ。

2022年10月21日
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なんともはや退屈な映画だった。誰しも小学生の低学年の頃、死ぬことを考え怯えて眠れぬ日々を過ごすものなのだ。そして、15歳を過ぎれば大概は世の中、厭なことに充ち溢れていると実感する。
そんな思考経験のない人間が中年になって愛するものを失う・・・・凡そ喪失感など感じられないと思う。そんな物語を映画にしてしまえると言うのは、余りにも鈍感と言うしかない。

村上春樹の小説はあまり好きではない。だから、原作も読んではいない。ただ、映画を観ながら3時間もの間、腹を空かせた野良猫のようにイライラが続いてしまった。イラつく原因は自分自身の欠点に結びついている訳だから主人公に自分自身を重ねてしまっているからなのだろう。それでも、間が伸びてしまっている。会話や風景や音楽が、パーフェクト音痴のようでグルーヴしない。
愛にはいろんな形があるわけで、性愛もあれば師弟愛も夫婦愛もある。しかし、すべては「死」から始まっている。それはみんな幸せを望むからだ。こんなことは誰でも知っている。分かり切っていることを映画にするのはとても難しい。

多分、人として生きていくということをみんな知らないだろう?
そんな傲慢さが満ち溢れた映画だった。

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はる