「僕たちがヒュービーから学ぶべきことはある！ハロウィンの夜に精神病院...」ヒュービーのハロウィーン　よしさんの映画レビュー（感想・評価）

僕たちがヒュービーから学ぶべきことはある！ハロウィンの夜に精神病院から抜け出すのはなにもマイケル・マイヤーズだけじゃない！主演アダム・サンドラー × 監督スティーヴン・ブリル × 脚本ティム・ハーリヒー = 安定のアダム・サンドラーによるコメディ作品陣。ただ従来のアダム・サンドラー作品と違って、全く笑えないドギツいだけの下ネタが鳴りを潜めているおかげで見やすさはある。個人的に爆笑はしなかったし面白いかはさておき肩張らずに気楽に見ていられることは確かなファミリー映画的佇まい。
驚くほど多機能な、まさしく魔法瓶を持ったアダム・サンドラーは少年の心を持った超ビビりで、多種多彩な下ネタ満載のTシャツを着ているママと同居している。そんな愛すべきハロウィン大好き中年男ヒュービーはレイ・リオッタなどセーラムの町中の人々にからかわれている。ブービーと呼ばれ蔑まれ笑い物！子どもたちの標的にされているけど自転車に乗りながらも避けるのが上手い。ヤリマン=失敗した。そんな中、次々と消えていく人々。クセのある登場人物たちが出てくるけど、そこまで笑えない。
スティーヴ・ブシェミにケヴィン・ジェームズと、相変わらずアダム・サンドラー組とも言えそうな鉄板の仲良し面子も出ている。そんな主人公が昔からずっと想いを寄せているのが同級生の花で、今では沢山の養子を取っている、『モダン・ファミリー』の母クレア役でお馴染みのジュリー・ボーウェン。まさかのシャキール・オニールも！くだらないイジメっ子どもは即刻ノックアウト、けど見捨てて殺すほどではない？様々なコスプレも楽しめる。フランケンシュタイン！

P.S. この主人公、ジム・キャリーとかにしてほしかった気もする。
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