東京バタフライ

劇場公開日:

東京バタフライ

解説

同じ夢を追いかけた4人の若者たちの人生の再生を描いた人間ドラマ。「進撃の巨人」「甲鉄城のカバネリ」「ヴィンランド・サガ」などで知られるアニメーションスタジオのWIT STUDIOが制作に携わった実写作品の4作目。大学時代にバンドを組んでいた4人。バンドはメジャーデビューが期待されるほどの人気を誇っていたが、デビュー寸前にささいな行き違いで解散してしまった。あれから6年、30代を目前にした彼らは、結婚や仕事、人間関係など、人生の悩みに直面しながら、それぞれの道を歩んでいた。そんな4人が、ふとしたきっかけから再び集まることとなる。シンガーソングライターとして活動する白波多カミン、「魔進戦隊キラメイジャー」の水石亜飛夢、「菊とギロチン」の小林竜樹、「台風家族」の黒住尚生が主人公の4人を演じるほか、松浦祐也や尚玄らが脇を固める。監督は、池松壮亮主演の短編映画「家族の風景」を手がけ、本作が初長編作となる佐近圭太郎。

2020年製作/81分/G/日本
配給:S・D・P
劇場公開日:2020年9月11日

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(C)2020 WIT STUDIO/Tokyo New Cinema

映画レビュー

3.5このバンドを応援したくなる

2020年12月15日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

学生時代バンドを組んでた4人がメジャーデビュー直前に仲間内でもめ、バンドを解散して6年・・・30前にして再会。さてどうなるか、てな話。
元メンバーは1人だけ音楽を続けてるが、他の3人は介護職、和菓子屋、レンタルショップのバイトと音楽から離れてる。
やりきった感が無くてモヤモヤしてるようだ。
主演の白波多カミンの歌が聴きたいし、このバンドを応援したくなる作品。

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りあの

2.0最初はみんな趣味だよね

2020年9月12日
Androidアプリから投稿

単純

幸せ

デビューが決まりレコーディングまで漕ぎつけたものの、Pに歌詞を変えられたことが納得いかないVoが切っ掛けで、音楽的に不和となり解散した4ピースバンドの6年後の話。

6年経って28歳。
みんなが集うこともなくなって、それぞれ音楽に携わっていたり、音楽にしがみついていたり、音楽から離れたり、それどころじゃなかったり。

そういう状況で抱える音楽に対する思いとか、やり残しとかを、みせていく展開で、ちょっと歳はいっているけど、まあ青春だよねというストーリー。

音楽に対する姿勢についての批判的な言い回しとか、やめるやめないの件とか、ちょっとガチガチ過ぎるところがちょっとねぇ…。
結局のところ、だよね。としかならないし。

つまらなくはないけれど、衝撃どころか特に引っかかる程の抑揚も熱い出来事もなく、引っ張りに引っ張ったその曲も、そういう熱い感じのつくりじゃなくありませんか?
登場人物とほぼ同じ経験していれば引っかかるのかもねという感じ。

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Bacchus

4.0誰にでも当てはまる挫折と再生の良作

hさん
2020年9月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

生きていれば挫折は付き物で。絵に描いたようなサクセスストーリーを生きている人は少ないだろう。

本作は挫折から立ち上がり、その先をそれぞれに生きていく4人の姿を描いた作品。
バンドはモチーフであってバンドがテーマの作品ではない。
挫折を味わった事がある人なら誰にでも共感し得るストーリーだ。

個人的には小林竜樹さん演じる修が時間をかけて挫折を受け入れる姿に強く惹かれた。水石亜飛夢さんとの長回しのシーンには感情を強く揺さぶられた。

また、本作にはたくさんの謝罪が出てくる。挫折しない人がいないように無謬の人も存在しない。ともに歩むゆえに傷付けてしまった仲間への謝罪。そして想定外だった、ある大人による真摯な謝罪に胸が熱くなった。

81分に大事なものが詰まった良作。

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h
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