劇場公開日 2021年8月21日

「コメディとシリアスが入り混じった世界」シュシュシュの娘(こ) 菜野 灯さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5コメディとシリアスが入り混じった世界

2021年9月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

入江監督といえば「埼玉のラッパー」、それがとてもよかったので、同監督作品であるから観てみようと思った。
入江監督のワールドらしい、埼玉の地方の町で展開されるコメディタッチとシリアスさが混ざりあったような世界。テンポもよかった。地方の町のロケの風情あってこその雰囲気。
存在感のない、市役所に勤める地味な女子が化けていく様を描いていて、ラストはスカッとするような展開でよかった。

菜野 灯